日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

色々あるけど日々を穏やかに感じていく心をそだてること。

色々あるから自分が育っていくのだろうなあ。

今回の旅は私にとってちょっと痛いトラブルだった。


久々に内心揺るがされて、その原因が何かを自分で確かめようとしてその渦にはまって。
今のキャパ以上の課題は受け取る必要もないのに、受け取ろうとしたなー、って振り返る。
ああ、キャパを超えたな、その瞬間はちゃんと感じてたのに、そこを超えてしどろもどろ。
こればかりは積み重ね。そこのラインはちゃんとキャッチして動いていかなきゃなーって実感、笑。

 

前を向いて歩き始めた時、こんな言葉を添えてくれた方がいる。

「前を向いて歩きはじねるとね、自分の道を邪魔しようとする人が現れるんだわ。そっちに引っ張られないように気をつけてね。」と。

 

ああ、これだな。苦笑。

自分の過去のくせに引っ張られ、久々に巻き込まれてしまったな。

でもさ、それを過ぎておもう。

 

そんなイタイ経験をした時、ぐっと自分が大事にしているものが見えてくる。

それを味わい、積み重ねるほどぶれなくなってくる。

最近の私がイタイ経験をした時、それを思い出せるようになったんだよね。

だから後悔をしない。

誰かを責める気も起こらない。

あ、あともうひとつ考えることがある。

自分の学びとそこから見えてくる相手の問題を分けて考える。

きっとこんな課題が相手の中にあるのだろうな、とそっと思う。

 

それぞれが、それぞれのタイミングでそれを超えていくのだろうとおもいながら、自分は自分のペースでこえていく。

 

全てはこれからの自分のために生かされていくことで、全て良し、なんだよなあ。

それが腑に落ちてから私のこころがとってもおだやかになれてね。

誰も責めなくていいって、すごく楽で。

イタイ経験はもっと楽に生きていくためのレッスンだって捉えています。

そう思えるようになった自分を愛しく思う。

それが何よりもの宝物で。

 

今回はダメージでかかったけど、結局のところ、深いところに行く前に、気づかせてくれる何かがあって、いつもの道に戻れたんだろうな。

それがよかったなー、すごいなー、ありがたいなーっておもう。

自分の感覚を大事にしていく力をこうして強めていったら、そんなこともなくなってゆくのだろうな。


それにしても、歩くってとってもイイ。
余計な思考がストップし、身体がすっととおっていく。
旦那さんがいないことで、お互いに助け合いながら。
子どもたちと相談し合いながら、旅した時間は、また、ぐっと信頼関係を深めてくれました。

f:id:yurukkosae:20200915084352j:image


旅の最中のお昼ご飯は基本的にはタッパーにいれたごはん。
食べるものがあるだけでありがたいよね、って感じる経験って大切。
うちにいても、「疲れてるときはご飯とお味噌汁だけで十分だよ。」って言ってくれる子どもたちと旦那さん。その感覚が必要以上のものを作らない生活につながっていくので無駄にしなくて済むんだよね。冷蔵庫がなくても誰も苦にならないのは、そんな感覚の共有もあのだろうな、と思います。
母ちゃんとしてもご飯とお味噌汁だけで十分ありがたいことだって思うから(笑)、そういう感覚を共有できてることがありがたいなと思う。


この日はお醤油ご飯かなーって思っていたら、途中でおかずをゲットすることができました。
小さなひじきの煮物と小さなお漬物。
添加物もないシンプルなおかずは一つ50円。
作ってもらったご飯ってごちそうだよねー。
そんなことも共有できる日々って豊かだなって思う。

f:id:yurukkosae:20200915084126j:image


そんな出会いも楽しかったね。


この旅もいろんな方、もの、にお世話になりました。
ありがとうございます😊

f:id:yurukkosae:20200915084137j:image