優しさを意識してみる。
個人の関係は面白くて、一つ前の記事のようにね、注文頂いたふんどしパンツを相手を思いながらラッピングして送る、その行為に優しさを詰めることができます。
そんなことをしている最中、ジャングルライフを10日だけ共に過ごした友人が最近働き始めたハーブ園で作ったハーブティとクリームを送ってくれました。
自分のやりたいを一つずつ形にする彼女は、ハーブ園でワクワクしながら働いているそうです。
私たちとの出会いがわたしの人生のモチベーション、そう言いながら送ってくれた彼女の優しさと変わらない行動力に優しい気持ちと敬意を抱きました。
お茶といえば、秋にもそんなプレゼントを頂きました。我が家のキッズと徒歩キャンプにいきたいと声をかけてくださった旦那さんのお友達。初対面でしたが、父子でいらっしゃることが決まり、出会った日にお母さんが選んでくださった贈り物を頂きました。
きっと私たちと旅をする最中のご家族の笑顔を想像しながら、私たちの喜ぶものは何かと考えてくださったのでしょう。
なんとも嬉しいオーガニックのお茶たち。
写真を撮り忘れてしまったけど優しいお気持ちが嬉しくて大切に頂きました。
優しさっていただけば頂くほど優しい気持ちになっていくことをこうして経験させていただいています。
わたしの恩師は言います。
「優しさを使い会おうよ。
家族に、仲間に。そうしてそこから広げていこうよ。」
わたしは日々の中で優しさをたくさんいただいています。
そんなわたしに恩師はもう一つメッセージをくれました。
優しさは使えば使うほど優しくなれるから。
頂いた優しさを感じること、自分も優しさを使うことを意識するようになりました。
恩師のおっしゃる通り、優しさを使うとなぜかどなたかが返してくださる気がするのです。
なんとも面白くステキな恩師の言葉の意味が少しだけわかった気がします。
自分を育てるためにわたしがここ数年意識していることがあります。
日頃の家族関係の中で優しい気持ちを使い続けるということは、結構厳しいことだと気付きました。
でも、もしかしたら、家族の中で使えるような自分になれたら、もっとしなやかに優しさを使えるようになるかもしれないとも思ったのです。
家族って、身内だからこその、甘えが出てきてしまうんですよね。
また?!って思ってしまうし、自分のその感情はどこからきたか振り返ることもせずに、刻一刻と成長し続ける相手をちゃんと観察もせずに湧いてきたままに怒ったり。
上の子が生まれた頃の自分を振り返り反省します。
生まれて数ヶ月、昼寝についたその瞬間、旦那さんが仕事から帰り家の鍵を開けたんです。
せっかく寝たのに起きたムスコ。
自分のことで目一杯だったわたしは彼に怒りをむけました。
彼の優しさに気づき謝れたのは7年後でした。生まれたばっかで大変だっと思ったから今日は仕事切り上げて早く帰ってきたんだよね。
毎日多忙な彼がとってくれた思いに気づけたのは7年後でした。
わたしが家族を思ってるのと同じ、旦那さんは彼なりの思い方をしてくれていたのだと。
それからは夫婦での思いをすり合わせることを丁寧にすることにしています。
そうして知った。
わたしが思ってるよりずっと、旦那さんの方が、子どもたちの方が、家族を思っていることがおおい。
そう思うようになって頭ごなしに怒ることが減りました。
いつもどこかで、わたしのことを思ってくれてるんだよね、って理解できるようになったし、わたし自身ができる限り、彼らが思ってくれてることを感じる努力をするようにしています。
「優しさを使い合う。」って、実は家族間でそれをするのが一番難しいのかもしれません。
つい、自分はやってるのに!!って思う癖がついてるから。
相手の状況を想像し優しさを使うこと、家族の中でならいつだって試して感じて、修正して、また試すことができます。
そうして自分が育つスピードが上がって行きます。
自分が責められていた時の癖が未だ顔を出します。
そんな自分にもどかしくなることもあります。
けれどもめげずに自分のペースで優しい人になっていったらいい。
この方向性は一生変わらず向かっていく道だと思うから。
優しさを使う。
社会が変わることを期待するのではなく、まずは自分が変われる様に努力し続けよう、そう思います。
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