誰かに期待するのではなく、自分の力で一つずつ。
インスタより引用してます。
冬支度、冬支度、冬支度の日々が続いております。
おじいちゃんたちの共同の畑にできた大根を、保存するために移動。キャベツと白菜も続きますよー😆。
しばれる手でさむさをこらえながら頑張りました。
まずは大根に半日。
畑から引っこ抜いて軽トラで運んで葉っぱを切って。
娘も手伝ってくれてみんなで。
半分はムロに、半分は雪下大根にするために穴を掘って植えました。
ムロに入れるためにケースに入れてから、おじいちゃんがユンボで持ってきてくれた土をかぶせて。
ネズミが入らないようにムロの入り口も直さなきゃなー。
山にいると生き延びるための対等な戦いがあります。
私たちの知恵に負けずとも劣らずの彼らの本能があることを感じています。
雪下大根も作ります。
これ、穴を掘るだけでかなり大変なのです。
農家さんはユンボで30センチくらい(寒さに合わせて)掘ってはそこにいっぽんずつ並べて土をかぶせていく作業を繰り返して保存して、出荷していくそうです。
一本100円で売られちゃ割合わないよね。。
利益はもっと低いもの。
自分たちでその現実を体感し、思います。
オーガニックがいいとか、無農薬がいいとか、それを願うならば、まずはそんな現場の実情を少しでも知って、背景を想像できるようになること、そうして自分はどんな消費活動をしていけばいいのかを考えること、それをしていく必要があるんだろうなと感じています。
農家さんのご苦労はわたしたちが自分たちの分だけ育ててるこの苦労からは想像し得ないものだと思います。
でもね、わたしが知ってるだけでも伝えたいと思いながら綴っています。
農家さんというお仕事は私たちの生きる基本である食を担ってくれてるとても大きなお仕事。
食べ物を得るということの大変さや大きさを知るってとても大切なことだと最近つくづく感じています。
お金を植えたら実になるわけではなく、タネから実になるということはたくさんの手間や愛、観察を必要としており、そこには人が生きていく上でも大切な要素がたくさんある。
きっと人は土から離れてはいけなんだろうなあ、なんとなくそんな気がしています。
人も動物ですしね。
わたしの解釈ではありますが、そこのところを理解し始めたら、子どもたちへの愛の注ぎ方とか、他人さんを尊重することとか、気持ちよく生きるためのことを学ぶ要素もここに詰まってるようにおもってならないのです。
そうして考え始めたら、慣行栽培は悪い、ってことではなく、それを使わざるを得ない農家さんの身体を思うようになってね。
出荷するのとは別に自家用の野菜を薬を使わず作ってるという農家さんもいらっしゃると聞きます。
それでも、出荷するように使用した農薬を吸ってしまうことがたくさんあるんだろうな、と思うと、日本全体が農薬を減らしていけたらいいんじゃないかな、と願うのです。
ゆっくりゆっくりかわったゆく。
みんながいきなりオーガニックを買い始めて、今まで支えてくださっていた彼らが苦しむのも違うと思うし、無理なくゆっくり。
そこに向けて、私たち一般の人が農を知る、そんなことが進んでいったらいいなとわたしは思います。
そうしたら誰か一部の人だけが苦しむこともないのでしょうから。
野菜を育てるということも、それを保存するということもとても大変なことです。
でも食べる喜びは生きる喜びで、それを自分の力も使って感じることができる今の暮らしにわたしは希望を持っています。
なんで日本は農薬大国なのだろう。
なぜ日本は安くないと売れないのだろう。
否定したくなったこともあったけど、現場を知って、気づいたことがある。
多分、化学肥料や農薬を使ったから、大量の作れるようになり、私たちの祖先は飢餓から救われたのだろうと。
身体を壊すほどの労働から救われたのだろうと。
必要な時代があった。
そうおもうと、まずは農薬や化成肥料に感謝する必要があるよね。怒る必要もない。
でもそれによって起こった弊害も今は目に見えていて。
これからどうしていったらいいか、を考えてみる。
一つずつ自分に落として考えてみる。
何かを否定したり、変わっていくのを期待するより先に自分に何ができるかを考えてみる。
優しい世の中になって行くようにまずは自分が優しくあれるよう、精進していきたいな。
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