日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

たびに出ることになりまして。3日目。

朝からテントを片付けて出発。
半分はバス乗って、残りの10キロは歩いて。
昨日から痛み始めた膝の裏、ちょっと疲れたかなー。
でもこどもたちのよろこぶかおみたくて、まだリタイアしたくないのです。


篠津湖から南幌に向かいます。
昨日の朝から太陽光が機能しないので、充電器をゲットすることに。公衆電話もなかなかないので、この先の万が一に対応できないのはちと厳しいかな、と。


そのついでの子供たち、お小遣いでおやつをゲット。ナッツを片手に歩く道。

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今日も延々と小麦畑。


休憩は農道のすみか橋のたもと。お弁当も通り過ぎる軽トラを見ながら。

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途中で出会ったこと。


農小屋の吹き替えをする農家さん。

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雪国で屋根の吹き替えは必須。我が家も一年に2回、自分たちでぬりなおしていますが、この高さのものを塗り直すリアルに驚き。自分より大きなボッコを操る大変さ。3人いらして一人は多分おばあちゃん。
農家さんの裏のご苦労。これで大根一本100円はないよなあ、、、自分で畑を始めてから思うことがまた胸を過ぎる。。


ひえが混ざった小麦畑と綺麗に小麦だけの小麦畑。

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多分、ひえが混ざった畑は、低農薬なのだと思います。これを雑草と分別してどう収穫していくんだろう。
大豆の畑には大豆だけ死なない農薬を、アスパラの畑にはアスパラだけ死なない農薬を使うっていうけど、そのリアルを知ります。


農薬散布中の畑を歩いた時は風で待ってくるので3人で、駆け抜ける。
でも、人様のお野菜を作るのは本当に大変で、あんなに綺麗に、大きく育ったものをお店に並べるには農薬と化学肥料が必要だということも私たちは知ってる。


「薬が必要な時代もあった。でもこれからはどうありたいか。」
私達消費者の意識の問題なんだろうな。


くわのみ!!
畑の雑木林の隅にたくさんのくわのみ発見に子供達大喜び。
すこし分けてもらってたべながらあるく。

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四方八方、地平線のように小麦畑が広がる。
その中に出てきた大きな橋。
多分、多分、ここを渡れば、今日の寝床まで残り三分の1!!


今日のルートは昨日以上に見渡す限りの小麦畑。
だって地平線ですから!!


つづく。。