子どものペースに落として暮らしを営んでみることから得られること。
子どもたちによりそいたい。
虐待母をやめてずっと考えてきたことです。
それと同時にわたしにはたくさんの素敵な先輩がいました。
そんな先輩たちのそばで自分もそうなっていきたいと切磋琢磨することに決めたから。気づいたらそうなっていたんですよね。
とは言いましても、まだまだ待てない自分が顔を出します。
それでもね、今の自分はこうおもうのです。
それでもいい、自分が大切に思うことを自分の生活ペースに合わせられるように、取り入れられるようになるために時間をかけて行ったらいい。
子どもたちを待っているつもりで、待ってるのは自分のことなのです。
どんな自分になりたいか、憧れる先輩を日々真似して、うまくいかなくて、自分のペースに置き換えて試して自分のものにしていく。
そうなる頃には、そうしたいと願ってきた所作が自然に自分から溢れるようになっていくんだとしりました。
一つ一つ丁寧に、自分の行為を見直し、やりたい方向に向かって作って行く。
子どものペースでものを見て行く感覚がついて初めて、変わって行く自分を感じられたような気がします。
子どもが変わって行くのは自然なこと。
憧れる人がいて、真似してみて、自分らしさの中のそれをうまいこと取り込んでいく。
素直な子どもたちの吸収力の早いこと。
インスタにもあげましたが、我が家の11年ものの洗濯機が壊れてね、新しい子がやってきてくれました。
「親は1番の先生だから。」
私たちの愛するライフラインのない村のオーナーさんは言います。
「親が子どものペースに落として、暮らしを一緒に営んでいく。
そこには興味も学びもタクさん詰まっているから。その時間はかけがえのないものだから。」
と。
うちの旦那さんは子どものペースに合わせるのが苦手でした。
全然進まない、と。
けれどもそこに滞在しているうちに、オーナーさんを見ながら少しずつ、子どもたちの興味に寄り添っていってくれるようになりました。
旦那さんなりに、相当努力してくれたんだと思います。
旦那さんがうちにいてくれて、彼しかできない仕事を子どもたちに伝えてくれる。
その経緯と時間と、積み重ねた信頼関係はとてつもなくかけがえのないもので、わたしはとっても感謝をしています。
今回は洗濯機をムスコとつけてくれることに。
息子がつけてくれるまで、待ってるからねー。
と、旦那さんと待っていましたら、パパと一緒にやってくれました。
「頼りになるなあ。」
旦那さんから出た本音です。
息子が興味を持って動いてくれたんですよね。
今までの積み重ねだと思います。
今までの知識と、経験と、行動力と、勘と感覚。
どれを外してもできないことをバランス良く使って取り付けてくれました。
すごいなあと思います。
彼の持った力。
積み重ねてきたもの。
絶大なる信頼をまた積み上げたムスコに敬意と感謝です。
息子がつけてたれた洗濯機があるおかげで生活が回るんだと思うと毎日、感謝が募ります。
そう、得をしたのは大人の方。
敬意を持ちながら共に暮らせるってとてもここちいいことです。
いてくれてありがとう、助けてくれてありがとう。
その思いを共に暮らす時間の中で幾つになっても積み重ねていけます。
寄り添ってくれた旦那さんへも感謝。
我が家は旦那さんがいてめんどくさいってことはありません。
こうして共にこどもとすごせるかけがいのないじかんをしってるから。
一緒にいてくれてありがとう、そう感じています。
子どものペースに落とすということは、わたしにとって、子どもに付き合ってやってる、という感覚ではないんです。。
そこから学べることと、そこから感じられる新しい感覚がわたしの日々を豊かにしてくれています。
わたしにとって三本指に入るくらい大切なことなのです。
だから、できる限り、子どものペースに落としたいってわたしは思っています。
せっかく我が家にきてくれたのだから、尊い時間と関係を積み重ねていきたい。
「子どものペースに落として暮らす」
我が家の豊かさはそうする中で増えていっています。
ありがたいことです。