日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

弾丸徒歩キャンプ 第三弾。

息子の希望でまたも弾丸徒歩キャンプ。


11キロの道のりを歩く。
車で行ったら20分。
子供と歩いたら3時間半。


子供たちと相談して、前回行った時に親切にしていただいた方にお礼を伝えたくて、その日の朝つくりあげたばかりのいちごのエコバックをカバンにいくつかつけて。前回の場所をめぐる。


途中で農家さんが声かけてくれたり、道々の出会いが楽しい。
そして11キロを完歩。

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玉ねぎのコンテナを見上げる。

先日ムスメとたまネギ掘りをしたんだよね。

でもこちらは広大な畑。

どうやって掘ったのかな、どうやって集めたのかな?

彼らの中での疑問が興味となる。

そして農家さんのしごと量がすごいなあって話になるんだ。

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水を抜いた田んぼはしゃらしゃらと乾いた稲の音がする。

へえ、収穫前に乾燥させるんだ。

そうして自分たちのもとにくるという事を知る。

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こうして歩いてみて思う。
自分の力でたどり着けた経験は、自分で解決できるという安心感と希望に繋がっていく。
そして身体で覚えたことは自然に精神や思考にもつながっていくのだと。


10キロちかい荷物を持っての歩きは、5キロを過ぎてから、試練に変わる、笑。
でもバスもないしゴールを目指すしかないのだ、笑。

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ついたねー、すごいねー。
そうお互いに言いあいながら達成感に浸る。
そして腹減っておむすびと途中のキムチ屋さんで買ったキムチを広げてたら、キムチやさんのおかみさんに声をかけられびっくり。

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なんと、私たちのために、お惣菜の差し入れを届けてくれてね。
手作りの卵焼きとコロッケ、それにぶどう。


身体を張ってえたありがたい出会いにいつも胸があたたかさでいっぱいになるんだよね。


徒歩旅をしてると、よくやるねえ、なんて飴ちゃんくれながら皆笑顔になってくれる。
それがまた嬉しくて私はこの旅が好き。
ムスコとムスメはどう味わってるんだろうな。


ムスメはパパと留守番でもいいんだからねーっていうんだけど、彼女もいくとついてくる。


徒歩ダーからスタートして私たちの旅。
来年はチャリダーもやってみようね、こどもたち!
そしていつかムスコはライダーをしたいそうだ。


目的地につくまでの旅も楽しむ。
今ここにある人生を楽しみながらできることをして生きていこうと思う。

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