日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

海の中の温泉♬

恵山への道すがら、動物注意の黄色い看板が沢山。


「うま、注意だって。」って旦那さん。
「うんうん、ここら辺もクマでるよねえ。」とわたし。


「クマじゃなくてウマってかいてあるんだけど。」
「んん??」


ここら辺牧場もないんだけど何でウマなんだろ。
どなたか知ってる方いらっしゃいませんか??
あんまに沢山黄色看板があるってことは本当に注意してね、ってことなんだろうし、恵山の不思議。
函館競馬場があるのでそのために馬を育ててるとかかなー!?


ついたついた恵山海浜公園、夕方5時。
我が家の愛車は4人乗りのk。
完全なアウトドア装備でまともにキャンプにいくのはもともと到底無理だと思ってたので、徒歩キャンの装備、プラスカセットコンロ。


2人用テントで2人寝て、2人は車中泊の予定だったし、キャンプ場いっぱいだったらテントはくよていだった2人は車中でウトとしつつ、夜中にとなりの道の駅隅のベンチで寝袋野宿ね、ってそうていしてた、😆。


でも恵山に着いたら想定外の小雨だったよ、笑笑。
キャンプ場もがら空きで今夜の寝床ゲット。
今日は車だからテントが濡れても楽勝♬


夕飯はうちのはたけからもいできたきゅうりとズッキーニととうきびとトマト。お米も持参。
野菜の消費が追いつかず夕飯は結局野菜のみ。
わずかな豊かな畑の時期。
肉も買わずにいつものように野菜を茹でて夕飯が終わりました、😆。
ほんと、キャンプは暮らしの延長になったなー、笑。
子供達はとなりの自転車ソロキャンのおじちゃんに遊んでもらって、そのあとは夜中のアスレチックで9時まで。
それがキャンプに来た醍醐味よね。
がっつりつきあってテントで爆睡。


次の日の朝も野菜消費のために、コンビニで買ったトマトジュースで野菜を煮込んでわずかなコメでリゾット。


そして朝も早よから撤収して向かった先は息子の興味の、水無温泉。
こちら干潮時にだけ入れる温泉なんです。
この日は午前中のみ入浴可能。
どんなとこなのか想像できず向かったらおもしろかった。

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私たちの生きる地球にはたくさんの不思議があり、それに触れることのできる奇跡と神秘。
そこからわいてくる温泉がじわじわと溜まり始め、カニがゆだって赤くなって浮いてたり、昆布もはいってて、私たちお出汁の中で遊んでるね、って笑いながら。
息子は岩の間に隠れる蟹でずっと遊んでて娘はプカプカ浮いてて。
岩肌にこびりついた海藻のおかげで鬼のように滑る!
ムスメに助けて、って言われるけど、自分の身しか守れないから、それぞれ自衛してくださーいと叫ぶ😆。
背を低くして歩いた方が安定するよ、そう声をかけるも歩いてどっしりと岩でできた高い縁石で転んだムスメ、下手すれば縁石から落ちるし頭ぶつけるだろうし、大怪我だなっておもったけど、上手に鞠のように転んだ、すげー、流石の運動神経って思う😆。まあ、なにごともなくてよかった。

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ここに湯が溜まるように岩を敷き詰めて人たちもすごい。やっぱり自然の力には敵わなくて引き潮、満ち潮が続くうちに壊れてくると思うのにね。すごいわー。。

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海藻やら藻やら、カニやら、フナムシやら、温泉の中で磯遊び。
足場も危ういし、一見綺麗じゃないし、旦那さんは早々に車に撤収。
こういう時はわたしがお付き合いってのが我が家のパターン。
ちょっと前までは「こんなに子供達がワクワクしてるんだから、苦手なことはできない、無理って直球でひきあげて帰ってくるんじゃなくちょっとくらい付き合ってやってよ。」って思ってきたけど、まあ苦手ならしょうがないよね、って(いつもとはいかないけど、)旦那さんのそんな気持ちにも寄り添える妻であれる様、日々努力はしております、笑。


1時間くらい過ぎて満足したそうで、真っ赤になってもう出る
ー。。
って着替えて撤収。
そのまま函館に戻り、もう一泊。
函館の街はローカルな人の歩くところは住んでた頃と変わらず賑わっていたけど、観光スポット界隈はまったくもって、というほどのレベルで観光客さんの姿がなく、三密のことを忘れ、ここで働いてる人たちの心配をしてしまうくらいの静けさでした。


最終日、札幌までのドライブ。
先日歩いて見つけた小さな居酒屋さんで、手作りご飯のおべんとをつくってもらって、アレルギー持ちな上に、根っからのベジタリアンの娘(お肉とお魚は嫌だって言われるので)ようにも、みつけた手作りのカフェでベジおべんと作ってもらって、札幌に帰ってきました。どちらも歩いたからこそ見つけたいいお店。


子供達と目的地に着くことより、そこまであるくどうちゅうの、お店や面白いことを見つけることにはまってます。


またしばらくお天気悪いのが残念だなあー。。