日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

アレルギーの身体は未来の希望。(昨日の続き。)

娘の唯一の外食。

 

おむすび屋さん。

 

彼女のおかげで家族揃って外食もしない。家族揃ってすればさほど負担でもない様子だし、外食をしなくなり、外に行くたびあれ食べたいなーって思うことが私たちもほとんどなくなった。美味しいものはかのじょがたべれるもののなかにもたくさんあるからうちで時々それをつくればいい。結果、出費がへってるしむだぐいしなくなった。

親のストイックではなく、数値を下げていかないと、いつ、たくさん発症するかわからないのでストイックに続けるしかない我が家。

だからうちは粗食。基本はおかずに漬物と煮物だし、お雑炊にすることもしょっちゅう。だからこっこはいつも腹8分目。止まらなくなることもない。

 

たぶん揚げ物や小麦のもの、洋食だったらお腹いっぱい食べるのが当たり前だったろうな。

そんなこともあり、家族揃って身体に意識を向けるのが当たり前になり、とりあえず満腹にするのは晴れの日ご飯の時だけにしようね、と言い合えるようになった。

 

そしてそんなわたしもここ数年、顕著に出たアレルギーで悩んでいたけど、できることをしてからだと向き合うしかないので、自分の身体に何が合うか時間をかけています。

こっこに負けないくらい大変。。わたしは染み付いた自分の習慣を変えなくちゃならないから。

 

そんなこんなで思うのは、多分、いろいろな食べ物があふれていて、しかも日本人が作るものはとっても美味しいので食べ過ぎちゃう現代。身体に負担がかかってるのは事実だろうなって思うので、アレルギーにより、コンビニや外食に頼らず、日本らしい粗食をする習慣を身につけてるのは素晴らしいことなんじゃないかと思うのです。

アレルギーであることは大人になっていい身体を保つための土台を作ってくれてるんじゃないかとかんじてます。20年後、彼女は自分の身体と向き合うことがとっても上手になってるはずだと。そして粗食をしてきた身体は、回復力を持ったいい身体になってるんじゃないかと。

アレルギーであることで親子共々受け入れざるを得ないことがたくさんある。けれども、これはわたしの知識からくる理屈ではなく、彼女の身体にとって、私の身体にとって必要なことであると、身体に合わせていることだから。

アレルギーであることは未来の私たち人生にとって希望なんじゃないかと最近感じてます。

 

妊娠する20年前からカラダ作りを始める必要がある、と真弓先生と石川先生がおっしゃてるけど、わたしも実感しています。わたしに至ってはこころもからだも大変な状態だったから、今は我が子に背負わせちゃってるけど、我が子たちが、大切な人との間に赤ちゃんを授かった時には、いい身体と精神状態で大切な我が子を育めるようにしようね、そう話しながら日々を暮らしています。

うん、そうしたい、って答えてくれるこどもたち。

そう思える感性がすごいと思う。

それを理解し受け入れられるこっこも。わたしがトモエのお泊まり会でみんなと食べるバイキングがあり、この日だけは少し食べてもいいよ、といっても、こっこはアレルギーを変えて生きたいから食べないって決めてるんだと答える。何度言っても、これからやりたいこと、食べて見たいものがあるから、と先を見れる強い意志がすごいなと思う。彼女の目標が叶うように寄り添おうと思うので、わたしも彼女が食べれないものは食べない。(それがけっけ、わたし自身の体も守ってくれてるんだよね。子どもってどこまでも親を助けてくれる存在だとしみじみ思い感謝します。)

 

アレルギーであることで気づかせてもらったこと。

アレルギーであることはいい身体で生きていくことを身につけていける、希望であると我が家では言っています。

 

大ちゃんが作ってくれたタイラーメン。

クイッティアオ。

チャーシューから仕込み、それでスープから作った大ちゃん。

もう我が家、三年は行ってないラーメン屋さん。

でも、化学調味料なしでここまでうまい麺はそうそうないと思う。

絶品だった。

 

こっこのアレルギーが育ててくれる興味はどこまでも続いてます。

チャーシューからラーメンを作り、タイ料理を作る。煮物も漬物もおむすびに入れる昆布の煮物も絶品。お砂糖もみりんも使わずにわずかな甘みを素材と焼酎、麹を使いながらだす。お豆腐も麹もつくる。

彼のセンスは10歳にして、外食より美味しい料理を作り上げる。

買い物も原材料表示を見て、産地を見て、いいと思うものを見つけてくる。

そんなかれのとくぎを知ったのもこっこの食べれるものを作りたいという思いからだなあ。

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