日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

お醤油を仕込む。

はい、昨日はお醤油を仕込みました。

 

アレルギーをたくさん持つこっこのために調味料にも手をかける。

たくさんはいらないんだ、塩とお味噌とお醤油があれば十分だとおもってる。

小麦のアレルギーを持ってるけど、うちのお醤油を使う分には問題が出なかったから、今年もちゃんと発酵させて、うちの山の水(天然水は山にあるたくさんの酵母や微生物を含んでるからだろうか?ミネラルのかげだろうか??よくわからないけどこの水がいい。)でじっくりお世話してねかす。

来年あたりはお醤油麹から仕込んでみようかと思うけどとりあえず今年はお醤油屋さんから分けてもらったものに自然塩と山の水で。

f:id:yurukkosae:20200126110259j:image

 

むすめがじぶんでやりたいって言ってくれたので一番自分に合うものになるだろうと思って一緒に仕込みました。

一年は寝かそうと思います。

絞るのが大変なので家族分の一年分は作れないけど、娘のアレルギーもこれでよくなって行くと思うので、最低限の調味料には手をかけると決めてる。

 

お醤油の材料は大豆、小麦、塩、水。

大豆と小麦は麹にしてそれを発酵させて行くのです。

原材料見てもピンとこなかったけど自分で仕込んでみたらしっくりきて、お味噌と同じようにどうはっこうして行くのか、ワクワクしながら今年も一年を待ちます。

 

はじめの2週間ほどは毎日かいいれをします。そうしてカビないように発酵を見守ってるうちにアルコール発酵が始まり、メイラード反応になってゆく。

 

今年は絞り方を研究しないとな。

お醤油屋さんはもろみを小分けして晒しで包み積み重ねてその重みでじっくりじっくりお醤油を絞っていくそうです。

不思議なことに手でぎゅっとやってもなかなか絞りきれないんですよね。

 

昨日はお醤油、今日は納豆、あしたはおみそ20キロ。

冬の仕込みの時間が続きます。

でも自分で作ったものはささやかでも満足感がある。

ささやかに満足な食を得られるという感覚を得られたことに感謝です。

 

来年はうちのお水で仕込むワークショップでもするかなあ。。

山の暮らしは忙しいけど、暮らせるだけで嬉しい。

そんなこともいつかシェアできたら嬉しいな。

 

さてと、今日も、かいいれ。

お醤油はお味噌よりお手入れ多くて大変だけど、麹がおしゃべりしてるみたいで楽しいんだよね。

うっかりも納豆作った後にかいいれしちゃったので、納豆菌優位にならないように祈りながらー。

f:id:yurukkosae:20200126112052j:image