わがままであることと「主婦」の誇り(あえて言ってみる、笑。)。
何かを見ていて、誰かと話していて気になる言葉に時々出会う。
先日感じたのはいつの頃からか自分が使わなくなった言葉。
わがまま。
我が子といて、経験による思考の変化を繰り返し、子どもがわがままだって思わなくなった。
わがままって大事なことだから。
今自分がしたいことを主張するということ。
今自分から溢れるものを表現すること。
自分らしく、我(ワレ)のままであること。
先日、誰かが暴走気味のこっこにわがままになってると表現してた。
たしかにそう見えたかもしれない。
バンコクのシティライフ、コンクリートロードの住宅街、車も多く遊べない。1日くらいいいかと、ユーチューブでクレヨンしんちゃんを見せた。はじめての動画無法地帯で、途中で散歩に行こうよーって言ったけど動画に取り憑かれ、1日に4時間もしんちゃんを座ったままみた。そして夜暗くなってこっこの身体がもぞもぞ暴れ始めた。
ベットの上でジャンプ、手当たり次第に誰かに体当たり。(もちろん自室内で、笑。そこは内気なこっこですから)
仕方なく、コンビニまで身体動かしに行くか、と声をかけたけど、ここで遊ぶ!と暴走止まらず。遊ぶったって遊べないと、こちらは何度も外に出るよーというけど話すら入らない。
完全に頭ぼーっとして思考能力失ってるな。無法地帯にした自分に反省だなと、落ち着くまで付き合う覚悟で無理やり外に連れ出した。
そんなこっこをみて、わがままになってる、って表現。(聞いたのは落ち着いた後ね)。
こっこが自分の好き勝手やってる、と感じたらしい。
でもわたしの見解は違った。
こう表現せざるを得なかったんだとおもう。
今の自分の状態をスパンと表しただけ。
そうしてるんじゃなく、そうせざるを得なかった。
わたしはそう考える。
スーパーでひっくり返って買ってくれっていう姿だって、その子にとってそう表現せざるを得ない状況なわけで、自分勝手してるんじゃない。
どうしてそういう表現になるのか考えて今の相手を理解して、相手はどうしたいのか、わたしはどうせっしたいのか、を擦り合わせて行く作業を何回も、あるいは何十回も繰り返して行くしかない。
小さいうちの自己表現は自分勝手(わがまま)じゃない。
こんかいのこともそうだ。
本人はどうしようもないだけなんだからどちらかというとわたしが反省すべきで。
無理やり連れ出したコンビニのベンチで落ち着き、どうしちゃったのさ、って聞くと案の定、よくわかんないの。どうしても暴れたくなっちゃったの。
そっか、こっこも辛かったわけだ。
うん。
今回の件は画面の見過ぎで頭がぼーっとしてしまったこと(お互いに、怖いなあって思った)、昼間に座りすぎて身体がそわそわし始めちゃったことが原因だったね、きっと。わたしもこんなになるとは知らんかったさ、ごめんね。でもこの感じを味わったから次は自分でも考えられるね。お互いにいい勉強しちゃったねえ。
と、コンビニのベンチで炭酸入りの水を飲みながらクールダウン。
小さいうちは、自分の気持ちや考えを整理するのを大人が時間をかけてお付き合いして行く、というか
寄り添って行くことが必要なんだろうな、と日々感じてます。
わたしの昔のイメージだった「わがままな子」というのは、自分の気持ちを伝えるのが得意でない状態なんじゃないかと。
それって大人がそうさせてるってことなんだろうな、とふとおもいます。
わがままって発想が自分の中にないことで、我が子と接する上で子どものせいにしなくていいから楽です。怒るより、自分が日々どうこの人と関わって行くべきか考えるだけ。
自分が変わって行くこと=自分で解決する道がある
我が子がわたしに対して自分を表現できる関係であることがありがたいなと思います。
近頃の、寝る前の儀式。
シングル布団二枚に4人で寝てる我が家。布団の中でこっこと顔みながらキャーキャーすること。
ついでに今日も楽しかった?って野暮ながら聞いちゃう母ちゃん。
うん、楽しかったー!って付き合ってくれる娘。女子トークはここからが長い、なかなか止まらぬ。でも、ほんまに楽しかったんやね☺️。母ちゃん、今日も感動です。
色々あったし、いろいろあるけど、主婦の醍醐味。
職業も、人生も、今は主婦である私!本気で主婦してますから。(主婦ってマイナスイメージらしくて、近頃立て続けに三回もそんな話聞いちゃったので、わたしはそんなことないとおもいますーと、、声高らかに言ってみる。笑。)旦那さんも含めて家族4人、今日もいい日だった!を積み重ねて、そのひとりひとりの人生を輝かせることを手伝うことができたらそれは奇跡だと思うのです。日々が楽しいって思えたらそれはお金ではけして買えないかけがえのない豊かさだから。。
おさないころからずっと、日々が辛かったからこその本気。子どもが生まれてきてくれて、どこにいても消えてしまいたかった自分と同じ人生を送って欲しくないって本気で思って向き合ってきたわたしにとっての母になってからの時間。あるときふと子どもだけじゃない、旦那さんにも幸せでいてほしいという思いにも気づき、歩き始めた。わたしにとって主婦であることって、家族で豊かであるために、自分がありたい姿に変わって行くことだった。幼い頃、辛かった時間がこんなに今を豊かにしてくれるなんて思わなかった。落ちるとこまで落ちて沢山の支えを力に自力で這い上がった底力。その自分の底力が、今は自分で自分を支えるエネルギーにもなってる。結構壮絶だったな、我が人生、笑。
せっかくなので久々に使ってみる、わたしの辞書にある「わがまま」。
これからも大いにわがままでいてくだされ。
わたしはいつでも「今の」あなたを理解する努力ができるように、日々精進の覚悟です。これからも本気で主婦して行きます、イエーイ!
ほら、娘、本気で可愛い💕
何やら届いた立派な箱で何を作るのかと思いきや背負える農作業バック。
かと思いきやこの後、上に取っ手がついてウサギのスーツケース。狭い部屋を行ったり来たりして、観光客ごっこしてます、笑。
こんなに腹を抱えて笑える仕事ってそうそうないでしょ、さすが職業、主婦!(しつこいって!主婦の誇りを語る日ですから。)
この日はもう一つ荷物がついた。
すきまをうめてたかみに飛びつく娘。
最近の彼女のクリエイティブさときたら!
娘、「ウサギの柄描いて!」
わたし「今ご飯食べてるからやだ!」
娘「今描いて!」
わたし「だって食べたいもん!!」
娘「もーう。今が大事なのに!!!ぶつくさぶつくさ。」と可愛いウサギをたくさん書く。それをみながら 娘の絵、好きだよなあと改めて思う。
娘、まだ怒ってるけど、笑笑。
そんな些細な喧嘩したけどでけた!
娘、路上生活風。
ウサギの柄の素敵な掛け布団になっております。
色々あるけどそんな娘が大好きです。
母にしてくれてありがとう。