日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

布マスク、お嫁に行く、のまき。

布マスク、欲しいよって言ってくださる方がいて、お嫁に行くことになりました。

 

ラテで、ということです、実はラテでははじめてのお仕立て。

早くお届けしたいので朝からカタカタ。

ヒダを作るのが結構難儀で、アイロンかけて、ピンセットで針を進ませます。

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Uさんのことを思い出しながら縫っていたら、そこ、ここに手を加えたくなって、結局見えない糸端にロックかけて、上からも糸が出ないように、てまつりして。

 

手作りに値段をつけるって難しい。

今回は自分のできることで誰かを支えられたらいい、って思いがあるから、お値段をどこまで上げて行く必要があるか、悩まなかったけど、こうして、自分が使うとしたら、耐久性も良くて使いやすくて、見た目も良くて、、、って思うから、そこここに手をかけてるうちに時間が過ぎ、もう少しお値段上乗せさせてもらわないと割合わないな、ってことがよく生じる。(まだそんなにお洋服、買ってもらってないけど、笑)。

材料代、生地の水通しから始まり完成までの仕事にかかる時間、オーダーメイドだからかけなくちゃならない気遣いに乗せるお代。

まだまだ勉強させてもらってるけど、ほんと難しい。

 

でもどんな状況であれ、私のやり方は、直接の関係をいただいているので、丁寧に心と手間をかけさせてもらいたいとおもう。

だから、ついまた、こだわっちゃいました。

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時間をかけるから、どうしても相手さんのお顔が浮かぶ。

そんなやり方が自分にあってて好きなのだけど、こんかいも、あー、Uさんのすきなコーヒ色だー。

コーヒー染の色。

コーヒーを注文してもらうように注文頂いたのかー、なんて独り笑いしながらしたてたよ。

思わずUさんに、今度一緒にコーヒー染して手ぬぐい作ろうよーなんて声かけちゃった。

 

こちらのラテも落ち着いたいいふんいき。

表裏がわかるように左下に前じるしも入れてみました。

糸は化繊なのでお顔に当たる量を減らしたくて外側に小さく雪の結晶。

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この騒ぎが少しでも、早くおちついて行くよう祈りながら、そんな中でも希望と笑いを失わずに日々を生きて行くって大事だよなあって思いながら。

そんな思いを乗せて明日の朝一番で発送するね。

 

Uさんご家族の笑顔を守ってね、とマスクにねがいをたくして。