日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

素敵な喧嘩。

こっこと大ちゃんの素敵な喧嘩。

 

年に2ヶ月ほどタイ暮らしなこともあって、こっこと大ちゃんはよく一緒に遊ぶ。

お互いに好きなことをじょうずにかみあわせて遊ぶから、こんな最中でも二人で一日中喧嘩もしつつ遊んでる。

 

昨日の夜、のんびりしてたら喧嘩を始めた二人。

いつものように女子であるこっこが私に言いつけに(笑)きた。

 

「お人形で遊んでたら大ちゃんが乱暴に遊ぶんだよね。だから嫌だって抜けたら、なんかお人形に優しく遊び始めたんだけど、いつもああいう風に乱暴なのいやだ!!!」

またはじまったなー。いつもの展開で、女子はお人形をお世話して遊ぶけど、男子はお人形同士で戦わせちゃうんだよね。いつもこっこ嫌がってるよーっていってるけど、これはもう男子だからどうしようもないのよー。。とちょっとめんどくさくなってる私。

「ああ、そうなのー。。。色々あるよねええ。。」

と、布団に潜る、笑笑。

 

そんな私のやる気のなさをかんじたのか、大ちゃんに

「ねえ、なんで乱暴に遊ぶの??」

と気持ちをぶつける。

大ちゃん「だってそうなっちゃうんだもん。」

こっこ「じゃあ、なんでこっこが抜けたら優しく遊びだしたのっ??」

大ちゃん「えーっ??やっぱりこっこと遊びたいからかなっ。」

と背中を向けながら答えた大ちゃん。

 

「じゃあ、一緒に遊んであげるっ!」と飛び出していったこっこ。

 

遊びながら「なんでおこってたこっこがまた大ちゃんと遊んでるかというと、大ちゃんと遊ぶのが楽しいから、でしたー♬」っていってるこっこ。

 

素直に答える10歳兄。

素直に受け入れ、嬉しい気持ちを伝える6歳妹。

 

あなたたちの人間性には全くもって敵いません。

この素敵な力をあなたたちは社会でどう使って行ってくれるんでしょう?

楽しみです。

 

喧嘩は素直な気持ちのぶつけ合い。

ぶつけ合って、でも好きだからすり合わせていく。

信頼関係を基本にして生じる喧嘩からたくさんのことを学んでいく、大事な時間。

 

大人が口出すことじゃない、って本当だね。それをまのあたりにする。

身体と心でぶつかって積み重ねた時間の中で彼らはすり合わせるという感覚をみにつけていったんだろうな。

 

時間に追われない、余計なオトナの介入が少ない中で(少なくもないか、反省、笑笑)、時間をかけて積み重ねた、じぶんのかんじょうを味わう時間。

 

きょうも元気に雪解けの進む山に駆け出していきました。

雪解け水もでてきたねー。

 

昨日二人でとってきたふきのとう。

しっかり下処理をして置いてありました。

大ちゃんが蕗味噌とお味噌汁を作ってくれましたよ。

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