日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

大人の皆さん、どうかこどもたちをぼーっとさせてあげてください、笑。

〜いつでも日々を楽し力〜

〜急な休校でやることがない子どもたちがいるって本当?〜

〜ボーッとさせてあげることの勧め〜

〜我が子は親である私の一部ではないことを意識する〜

〜大人もボーッとすることの勧め。なにもしないことは勿体無いことじゃない〜

 

 

 

〜いつでも日々を楽しむちから〜

コロナウイルス による休校、休園で自宅遊び。

 

朝から朝ごはんもそぞろにおやつ作りをする大ちゃん。

米をミルサーにかけて米粉を作って、カボチャペーストでスコーン。

小麦粉のレシピを米粉に変えて、自分の勘で作っていく。

2時間近くかかって完成。

 

途中で朝ごはんを少し入れつつ、遊びつつ、もうじきお昼。

お昼はスコーンでお腹がいっぱい。

米粉とかぼちゃペーストなのでご飯がわりでもオッケー。

 

お昼が終わったら、外で遊ぶ。うちの周りに断熱用の雪を積み上げたのでそこをよじ登って屋根に登る(パパに内緒、笑)。雨漏りを心配するパパには悪いけどこう言う遊びってワクワクする子供心が伝わって来るので「内緒にしとくからちょっとだけだよー。静かに歩いてねー。」と伝えて一緒についていく。雨漏りを毎回直してる身としては、これ以上事態を大きくしたくないので、流石に私が屋根を歩くのはやめて子供達が滑らないかを一緒に確認。

 

その次はもう少し人形を増やしたい、とお人形作り。

時計を見ると、もう四時。

今日はまた大ちゃんが、夕飯作りたいって言ってくれてるのでこれからやり始めるはず。

その間のこっことお人形作りの続きだね。

 

次々としたいことをして大好きなお風呂に入って、週に一回の家族での飲み会をしたら8時を回ってるだろう。飲み会の前にはみんなで部屋を片付けるのが暗黙の了解。

これをするとパパが喜ぶって思って子供達が掃除機までかけてくれる、彼らのパパへの愛だね。

 

臨時休園になろうが暇になってる暇もなく、家族で過ごすことを楽しむこっこと大ちゃん。

出かけなくていいのも楽だねえ、って呑気なわたし。

いつも楽しめる彼らを尊敬する私。

ゲームより楽しいことがあるから、ゲームしたくなっても大丈夫。ゲームで1日を終えることはないだろう。

 

〜急な休校でやることがない子どもたちがいるって本当?〜

でもさ、ふとYahoo!ニュースを見ていたら、臨時休校だしどこもレジャーに行けないし、子供が持て余してることに親が困る、と言う事態が起こってるらしい。

ゲームとユーチューブばっかりになるって心配してるらしい。

 

みんな、自分でやりたいことはないのか??

ゲームもユーチューブも見ていいとわたしは思うけど、それ以外にも好きなことはないのか??そしたらゲームしすぎで自分が疲れることも免れる。

 

ああ、毎日自分のしたいことを十分にできてないのかな?

学校に行ってる間はカリキュラムに追われ、学校帰ってからも塾に行ったり、習い事したり、宿題したり、次々にやらなくてはならないことに追われて、好きなことをやり始めても中断しなくちゃ行けなくて、とことんやる気持ちを忘れてしまったのかもしれないね。

 

わたしのこどもじだいもそうだったけど、自分のワクワクを思い切り味わう時間も、自分一人で静かになにかを感じる時間もないのかもしれない、そうそうぞうしています。

 

それにね、親ってちょっとうるさい。

勉強しなさい。

なんで靴下を洗濯機に入れないの。

妹には優しくしなさい。

こうしてみたら??

いつまでゲームばっかりやってるの!!

早く寝なさい。

おやさいたべないとだめよ。

早く準備して!

お小遣いの使い方までいろいろ言う。(もうこどもにあげたものなのに、笑。)

 

だから、親にも気を使う。親の声の通りに動いてわずかな自分の時間が終わる。。。。

残りのもっとわずかな時間でテレビでもみて、消灯時間。

そう、勝手に想像してます。勝手にだけどね。

ほんとのところはどうなんだろう。それ、知りたい。

 

でもま、いまのじてんで、わたしが思うに、子どもたち、朝から寝るまですごく忙しいんじゃないかなあっておもうのです。

 

〜ボーッとさせてあげることの勧め〜

昨日ね、友人が面白いこと言ってました。

「せっかく休校になったんだから、子どもたちみんな、ボーッとしてくれ!」

「大人たち、なにも言わずボーッとさせてやってくれ!!」

 

わたしもこれに共感でおもわずつぶやく。

「なにもしなくていいから、なにもしない時間をしっかりしっかり味わっておくれ、と。」

勉強しなくていいから。

手伝いしなくてもいいから。

ゲームしてもいいから。他の時間はぼーっとしておくれ、と。

 

親に決められないで自分で時間を使って1日がすぎていくことを感じておくれ。

一人でいる時間が決して無意味ではないこと、そこから自分がどんな人間かをしっていく感覚を経験しておくれ。一人でいることはさみしいことではなく、じぶんとのたいわのじかんだから。

自分にとってなにが楽しくてなにが嫌なのか、どんなことが心地いいのかを自分で見出しておくれ。それが人生になって行くから。

自分の人生を豊かに生きていきたい、そのきもちは自分を知っていくトレーニングを積み重ねていくことでそだっていきおもうから。

 

どんなに小さくても自分の人生を自分で味わう力を持ってひとはうまれてくるのだとおもう。

 

親が心配しすぎて、口うるさく言う。

それはね、親の権力の乱用であることも多々あると思う。

 

〜我が子は親である自分の一部ではないことを意識する〜

私も言っちゃうこともある。

だからいつも忘れないことがある。

 

子どもたちは私の一部ではないということ。

そして私は決して世の中全てをわかってるわけではないということ。

 

自分のことだって知らないことがあるし、子どもはどんどん大きくなっていくから、彼らがどんなに柔軟であるかさえ、なかなか気づけないこともある。パートナーのことだって、わかっていないことがある。どんなに私のことを思ってくれていたのかさえも、時として忘れる。

 

私が前を歩いて、石橋を叩いて、子どもは未熟な存在だからとひとつずつ教えていったとする。

そんな時に私が教えることができるのは、自分が生きてきた人生だけ。小さな小さな私の人生経験だけ。それが彼らの人生でどれくらいの役に立つのだろう。

多分ほとんど役に立たない。

彼らは私ではないから、私の人生で経験したことの解釈を伝えても、よくわからないこともおおいとおもう。

私はあなたの特別な教科書ではないし、あなたの人生は私と同じではないから。

 

今の私は人生で一番幸せだけど、私の人生はいつでも幸せなわけではなかった。もしも私がいつも幸せなまま、いまがあるのだとしたらそれは教科書として教えるに値するものかもしれない。けれども、私はたくさんの辛いことも経験し、自分の出した答えがただしくなかったこともたくさんあった。

 

私が伝えることはできるし、参考にしたいからと言われたら踏み台にしてほしいとは思うけど、あなたに私の言った言葉をそのまま暗記して欲しいとは思わない。

 

自分の感覚は自分でつかんでいくしかない。

自分の優しさも愛も、楽しさもくやしさも悲しさも。

私は親とそて、そんなふうに人生を味わってるあなたの邪魔はしたくないから、あなたに命令はしない。

自分の思い通りにして欲しいと思わない。

 

生きてる時間を自分の感覚で味わって欲しいと我が子に願う。

そのために私はこどもになにをさせるか、ではなく、私になにができるかを考える。

私が彼らを見守る力をつけること。

 

これから先は変わってゆくかもしれないけれど、今、私が持ってる答えは見守る力をつけること、そして彼らが助けて欲しいという瞬間を見逃さない努力をすること、ただそれだけ。

 

〜大人もボーッとすることの勧め。なにもしないことはもったいことじゃない〜

 

大人になってもね、ボーッとすることはとっても大事。

引きこもることだって大事だと思う。

誰にも邪魔されず、ボーッとする時間。自分を味わう時間。

私は自分で自分をどう感じているか、どう生きて生きたいか、どうかぞくをあいしていきたいか。

 

私たちの時以上に、ボーッとする時間が保証されてない時代な気がします。

勉強はしたくなったらしたらいい。

勉強より好きなことがあったらまずはそっちを優先させたらいい。好きなことこそ、自分から湧いてくる生きる力だから。

 

人混みを避ける必要に迫られたこの時間は、もしかしたら自分を味わえる人生のきっかけになるかもしれません。

どうか、この生まれた時間で、子どもの苦手を克服してあげようと思わないでください。

子どもに力をつけさせてやろうと思わないでください。

ボーッとさせてあげてください。

ボーッとしつくしたら、ワクワクし出すと思います。そしたら彼らはゲームより楽しいことを見つけちゃうかもしれません。

 

是非大人も一緒にボーッとしてください。

大人も忙しい日々でしょうから。

一緒にボーッとしたら、親子の問題が解決しちゃうかもしれません。

 

コロナウイルス に負けない心のワクワクが生まれてくるかもしれません😁