大ちゃんの誕生日。
日々好きなことを楽しむということ。
お料理好きの大ちゃん。
お料理は自分で作るって、誕生日を1週間かけてやったんだよね。
自分でお料理を作りたいから、毎日一つずつ丁寧に。
この日はうどんを打った。小麦で打ってみたい、この日は特別に小麦のうどんでした。隣はこっこようの10わりそば。
次の日はくっついちゃったから昨日のリベンジをしたいって米粉のうどんを打った。
また別の日はおあげをいただいたのでげんまい五目寿司とお吸い物、そして米粉のケーキ。
誕生日の前の日だったけど、久々の買い物に行くことになった。生クリームを使ってみたいという本人の希望で生クリーム使用。冷蔵庫がない我が家は生物はその日の分だけしか買わないので、臨機応変で早めのケーキ。
はじめての生クリームをつかったケーキ。黒陶を入れて黒糖クリームにしてみました。
柑橘は生の果物を買って皮を丁寧にむいたもの。
ワクワクしながら食べた生クリーム。美味しいってみんなでいただいたけど、一切れでこどもたちはもうお腹いっぱい。美味しかったけど、あぶらっぽいし生クリームはもういいやっていってました。食べ物って日々の積み重ね、彼らの身体にとって必要なものを自分が判断していく力を日々つけていけているのかな、って嬉しくなりました。
この日は草もち。
山に生えてきたヨモギを見て、ヨモギ餅食べたいってつみはじめた。
そうしてうちに余ってた白玉粉に我が家ストックのもち米をミルしてつくったもの。
うちにあったきな粉も無農薬の大豆をわざわざいって作ってくれた。
甘いものがつづくのは良くないから、と米飴を最低限に控えて塩を聞かせて作ってくれました。
この日はそばにある自然派レストランお家ご飯ののさんでランチ。
コロナで大変だと思うけど応援したい方がやってくださってるお店だから。
それにね、我が家にとって外食は学び。大ちゃんにとっては教育費でもあります。
なので最近は決まったところしか行かなくなったね。
ののさんはお家で食べるようなご飯を作ってくれるので、大ちゃんはここで学んだことを日々のご飯で生かします。
この日の大ちゃんが自分で買ったお土産は自然栽培の小豆ととら豆。
そして次の日はそのお豆で玄米おはぎとカオニャオ(タイ北部りょうり。主食のもち米と辛いおかずと一緒にたべる。)
アレルギー対応で我が家が使わないもの。
小麦粉、お砂糖。油も最低限にしているので焼き菓子も極力作りません。高温の油で調理すると良くないので。
なので必然的に和菓子やあまくしないむしパン。
なんとこのおはぎ、こしあんとつぶあんになってます。甘みはかなり控えめの米飴。
お隣は自分でいった大豆で作ったおはぎ。お豆の甘みと少しの塩で作ってます。
我が家では珍しく1週間でケーキと草餅とおはぎを作ったけど、甘めのきんぴらよりも甘くない、お食事系の甘さ。それくらいがあとあと身体が楽だよね、ってこどもたちとはなしてます。
なるべく色々買わずに、そして我が家でオッケーの食材で色々作ってくれました。
お料理の時間一日三時間くらい。
とことん好きなことをやり尽くしてました。
かなりの自給率で私たち大人が驚きながら、感動しながらいただきました。
みんなが美味しいねって食べる顔を見ながら、今日も楽しかったあー、というだいちゃん。つくづくいい時間を共に過ごさせてもらってるなあとおもうのです。
大人のなっても身体が楽でいられるように、おやつは甘いもの、というしゅうかんをつけないために甘いものはあえて控える。
旬のものをいただく。
あるものに感謝し、丁寧にいただく。
それをこなせる大ちゃんがすごいなと思います。
そしてね、彼の挑戦のおかげで、質素な食材しかない我が家でこれだけ豊かな食生活ができることがありがたいなときづかせてもらってます。
食物アレルギーは食べれないのではなく、身体がそれを必要としないエコな身体なのです。
と、うちのホームドクターの奥さんはいいます。
家族全員で食べなくなってみて久々に口にしても、それほど欲していないことに気がつきます。そうしてね、今の時代の食卓がどれだけご馳走で溢れているかもかんじさせてもらっています。
身体にもお財布にも優しくエコな食生活になりました。
そして丁寧に作ってくれる息子がさらに愛しくなるのです。
いいこと尽くし。
お誕生日おめでとう。
元気に大きくなってくれたこと、そしていつも楽しい時間をありがとう。