日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

八百屋さんで買い物。

     久々に買い物へ。先週、3ヶ月ぶりにスーパーに行って、プラスチックバックの使用量に改めてびっくりしました。野菜はほとんど袋に入っているし、キノコはプラのパックを使用。納豆はそれに帯までついてる。

 

   サハイナンで竹の籠を持って買い物に行っていたので、この1週間でたくさんの量にプラゴミの出る生活が、心に引っかかるようになったのです。。そして考えてしまうようになりました。これはどこへゆくのかと。自分のうちのそばにあったら嫌なはずのゴミ焼却場へ。ゴミを人に押し付け、燃やした時に出た化学物質は大地に流れてゆく。軽くなった自分の身体に戻り、子どもたちの生きてゆく大地や空気を汚す。リサイクルされるものですら、加工途中にこういうことがすくなからずおこるんじゃないかとおもうんのです。(今年はゴミがどこにゆくのかを自分の目で見て知りたいなと思っています。)それが毎日続くことにびっくりしたのです。そして原発事故の時のようなショックを受けたのです。私は毎日当たり前のようにゴミを捨てているじゃないかと。

 

   こんなに豊かな自然。まして日本は本当に豊かな緑の島。こんな便利になった今でさえも、自然は私たちを守ってくれてる。もう、壊したくない。強く思いました。自然無くしては食べ物をいただくことはできないだろうと思っています。それがあるから笑顔になれる。私がやりたいこと、できることを、実際に行動に変えてみようとおもいました。

 

   なので、今週はスーパーを辞めて八百屋さんへ。なんのご縁か、たまたま本屋さんでちらっと見た本に、自然栽培に力を入れている八百屋さんを見つけたのでそちらに伺ってみました。札幌市中央区耕世さん。野菜は、15品くらいかな。なるべくこの時期、道外産もありましたが、道内のもので我が家の家計に合うものを選びました。値段を気にせず選びたいけど、今はそうもいかないので、手の届くものを、ばっかり食べ。大根2つとごぼうさん。私が手にしたものは全て自然栽培でした。大根はすがはいっていそうだったので、店主さんに伺ったら、少し入っているけど、煮物にすると味が馴染んで美味しいよ、とアドバイスをくださり買ってみたら本当に美味しくて、いいですね。きっとスーパーだったら捨てられてしまう。けど、こうして本音できいて信頼してかえば問題ない。生産者さんが大事に作ってくれたものだから。食育とかの経験って食べ物にあふれている今、子どもではなく、大人が必要なのかもしれません。いい経験をさせてもらいました。

 

   店主さんに30年ものの梅干し番茶の試飲を頂きながら、少しおしゃべり。私がサハイナンから帰り、常に思うこと。自分の毎日の暮らしが大地を守れたらいいなと本気で考え始めたことをお話ししたら、店主さんと話が合い、心強かったな。自分の身体のために、お母さんとして家族に中で元気でいるために、まずはそこから。そして自分が幸せをいただいている自然というものを未来の子孫の幸せのために残したいから。何が幸せかは人によって違うと思うけれど、自然があることと、人との繋がりが胎児の時からあること(胎児の時から守ってくれる人が親だけではないという環境ってかけがえのない幸せだと思うのです)は、多くの人々を幸せにしてくれるのではないかと感じています。なので日々の行動に変えたいと思って始めてみました。

 

   ちなみに耕世さん。野菜はプラバックに入っていたけれど、冬だから泥ものの管理とか大変なのかな。種類がたくさんありすぎないで選びやすかった。そしてキュウリやトマトなど季節外のものは置いていなかったのも、大事だなって思います。シンプルですごくいいなと私は感じました。私は今はシンプルが好き。手のこんだものではなく、シンプルに食べ物をいただけば、料理するのも楽。家事が楽になります。私は料理が好きだけど、身体は手のこんだものでない方が、身体も家計も楽なんですよね。食材にお金がかかる分、シンプルにする。だから最近はシンプル料理で楽しもう、そう思っています。食材も少なければ、運ぶエネルギー量も少なくて済む。1つ変えるといろんなことにつながってゆく。おやつもケーキよりもフルーツ。私の場合、かもしれませんが、手のこんだものになれると、欲しくなってしまうんですよね。ケーキ、クッキー、オムライス、チキン南蛮。。。。どれも好きでした。でも今は晴れの日ご飯。小麦粉食べると腸の調子も変わり、お通じも無くなってしまうことを知ったし、身体の変化がどこかに出るんです。

 

    とは言っても、子どもと違って私の身体は、複雑な食べ物に慣れてしまっているので少し、三年くりかけてむりせずに。子どもたちは、スムーズです。手のこんだ食材を必要としなくなった分で、丁寧に育てられたフルーツを買うようになったら、それで納得してくれています。その方が、子どもたちが大人になっても、いろんな執着にならず、かえって、じゆうだなって自分の経験から思います。

 

    とは言っても、日頃の生活で気をつけることであって、お友達が手作りのおやつを出してくださった時はありがたくいただいています。でもこうして身体の変化を経験したことで、身体を観察することができるようになってきました。だから、今は、いつ病院で診てもらおうーって不安になることがなくなりつつあるなあ。

 

    そんなで買い物、八百屋さんと隣の小さなお店ですませ、買い込まず、悩まず、子どもたちを付き合わせず、お互いに良かったです。

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耕世さん。ほら、迷わない笑笑。こんなお店を開いてくださっていること、感謝です。

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