日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

冷えの改善。人間の身体の力を信じること、観察すること。

   帰って来て1週間。大ちゃん久々の風邪からくる喘息。浣腸してバッチフラワーレメディーのんで背中をさすって様子を見ています。金曜日から喉が痛いと言い始め、土曜日は辛いよう、と言いながら過ごしたものの、浣腸と漢方で様子を見つつ、私が心穏やかに付き添えるようになったからきっと明日は良くなるわーと言いながら経過を見守りました。家事は簡単になるべく背中をさすって付き添いながら過ごした一日。辛そうでかわいそうだったけれど、本人が本当に吸入に行きたいというまで様子を見ようと決め、ただ緊急事態には対応できるよう変化は見逃さずにおりました。

 

   大ちゃんは、喘息の時、布団に横になると苦しくなるというので、埃かなあ、と想定して、居間にタオルを敷いたり、1日一度は外に出ないと持たなくなった私に付いてフィールドにおんぶで行ったりしながら(もちろん超防寒です。でも埃から完璧に逃れたのは良かったようです。)、とそんなことはしましたが。

 

   三十八度あった熱はそれ以上上がらず、日曜日を迎え、様子を聞くと、だいぶ楽になったーと言ってくれました。まだ胸の音はヒューヒューしますが、私自身がお医者様に行く不安を抱えず(本人が苦しいといえば、いつでも行けるように構えてはいましたが)、本人の様子と身体を見ながらゆったりと過ごせたことが良かったのでしょうか。本当に1日で楽になり、良かったー。私が変われば、つながりの強い長男のアレルギーも変わって行くから、と言ってくださったホームドクターの言葉を信じ、今回はどっかりとかまえることができたのが良かったのだと思います。ありがとうございます、先生。当事者の身体の変化、訴えを聞いて判断する力、いつもは母として不安で揺れてばかりいた私ですが、今回のタイ暮らしで経験したこといかせました。蜂に刺されたり、痛みの強い虫に噛まれ2日間歩けなくなるほどの痛みを抱えたりした状態を、観察のみで過ごし、人間の身体が緊急事態に対応できる素晴らしい能力を持っていることを自分で経験し、信じることができたから。そんな訳で昨日は元気になった大ちゃん、熱があるし、胸の音もするのに喧嘩するくらいのげんきっぷり。良かったー。

 

    そして今日は自分の身体についても記録しておこうと思ってます。札幌に帰って来て毎日2時間に及ぶ雪掻き。こゆがうまれてから、三年、雪の中に出るだけで辛くて何もできなかったのに、今週は気づいたら2時間経ってる!!こんなに動けたのは三年ぶり、かそれ以上。楽になって初めて自分の身体と心の変化を感じられました。タイとは気温差30度以上なのにだるさが1日単位で出たことはなく、二回ほど、「ま、今だるい、、」という程度。そして「これは冷えだな、」と理由も想定でき、案の定お風呂から出る頃には忘れていたくらいの軽さ。

 

    そしてもう一つ。20年は悩んでいただろう冷えがすごく軽くなったこと。雪の中に出ても身体の芯から寒いことがなく、雪掻きを始めるとすぐ汗をかくようになったのです。(そういえば小学校の頃から私、汗かかないな、と思っていたことがあったなあ。)20歳を過ぎ、運動をしてみたり、冷えとり靴下を履いてみたり、生姜をとってみたりしたけれど年々寒気はまし、おまけに甲状腺機能低下症も手伝ってか、ここ三年はエアコンくらいの暖気ではゾクゾクして自分が何の異常を抱えているのか不安でした。石油ストーブだとじんわり暖かくしてくれるのだけど。それが今では寝る前の足の冷えすら不安じゃないのです。湯たんぽ入れても温まるのに1時間はかかり、おなかから湯たんぽ当てるか、足から当てるか悩んでいたのに、今は湯たんぽすら使わないです笑笑。

 

   なぜ、何をしても冷えが変わらなかったかというと、身体が疲れていて暖かく感じるだけのねつをつくれなかったから。タイに行く前、おせわになっているごしんじょうの先生が、ごしんじょうをして頂く度に変わる自分の変化を呟いた時にこう言ってくださっていました。一つ例をあげますね。ある時、「今まではいくら決心しても部屋が片付かなかったのに、今は頭で段取りつけなくても片付くのです。」と驚きながら伝えたら、「今までは身体が疲れてできなかったけど、疲れが取れてよゆうができたのよ」と。

 

   何をしても冷えが改善しなかったのは、それだけのエネルギーがなかったから。その答えを自分で見つけ、深く納得しています。だから今、お砂糖を控えている効果も出てくれているようで身体が楽になり、顔色も気分も変わったのだろうと思います。

 

    それを経験したから今は何でも無理しない、欲張らない。食べることに執着しがちな私なので、家族の了解を得て、食材も足りないくらいがちょうどいいことに気づき、買い物もほとんどしないでみています。ご飯と幾らかの野菜、果物があれば子供たちのおやつまでカバーできてしまいますしね。とりあえず今はそれがちょうどいい、そうして今とバランス取りながら暮らし始めました。

 

    とはいっても、ここ2日ほど甘いものを口にしたくて仕方なくて、自分であんこ炊いたりしつつ、ちょっとお腹いっぱいモードが続いています。そんな時も無理して我慢せず、今はこのペースで。多分ですが、ジャングルから街に移ったことを身体がストレスに感じてるのかもしれないなと想定しています。こことどう向き合って行くか、考えつつ、身体と心が納得いく方向を今は見つけていきたいと思っています。

 

   食べ続けると苦しくなって後悔するので、おやつを買ったり、喫茶店に行く作戦は無しで、身体を動かしたくて仕方ないのでそれを採用。そんな訳で、毎日一回フィールドにいって雪はね断熱壁作りをしているのです。旦那さんの実験に協力もできるし、一石二鳥。子どもたちも好きに遊んでます。

 

抜けるような青空。 

   f:id:yurukkosae:20170313075420j:image

 

こんな風に寝転がって取りました。

f:id:yurukkosae:20170313075428j:image

 

大ちゃんも!!コユはなぜか傘。

f:id:yurukkosae:20170313075525j:image

 

大ちゃんがあちこちに作った尻滑り台。

f:id:yurukkosae:20170313075612j:image