日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

大雪原。

   大雪原。ではなくって、うちのフィールド。今日は大ちゃんのお友達が遊びに来てくれました。尻滑りかな、ソリかな。何して遊ぶのかなーって思ったら、大雪原まで出て行って遊び始めたよ。おお〜い、どこまで行くのー??でも子どもたちの遊び方は本当に気持ちいい!!

 

   Around our field,my kids and friends played in the snow. They went to far. Only now,here is private space for our kids.Let's enjoy !!

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   でね、今日は白樺の樹液が出て来た暖かい日。お友達の足が太ももまでズボッと埋まってます。これ3回目。助けてーって叫んで一度目は彼のお兄ちゃんがスコップで掘ってくれて、2度目は私が引き出して、その時はブーツだけだったんだけどとうとうここまで埋まっちゃった。子どもだから軽いからここまでだったけど私だったらどこまでうもれたのだろうか。面白くて可愛くて思わずパシャり笑笑。

 

   Today was warm day.So friend's foot dropped in the snow. This picture is very cute.

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   ゲラゲラ笑いながら、ずーっとずーっと歩いてあの奥の山の後ろまで行っちゃった子どもたち。いいなあ、北海道の冬。毎日がかがやいてるなあ、子どもたち。

 

   Kids went to more far. Where did you go??

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   そして始まった尻滑り。自分のお尻でスライダーを滑るんです。スキー場ならぬ、尻滑り場だそうです。自分たちのお尻で作ったスライダーは、ジャンプ台あり、直滑降ありのスキー場顔負けのゲレンデ。空と雪山と少年、のコントラストがいいなあととりました。そのあとは、今はまだ小学校に行かない小学生2人で(笑)、力尽くで落とし合いっこ。滑らせ合いっこかな?結局勝負は付かなかったけど、このお二人さん、こんな遊び方もするようになったんだなあ。

 

    Sky,snow mountain and boy.They slipped the mountain by their hip. So here is hip ski place.They made jump courses,too. 

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    そしてね、寒くなった小さい人が小屋に戻る頃、おやつ食べたーいと小学生チームも戻って来て大ちゃん主導で火を起こしてくれました。いただいたおやつのお礼に、お味噌だけのお味噌汁を作る大ちゃん。おいし〜いっていってくれたお友達のk君。ここで飲むお味噌汁はなんだか特別、そんな気持ちをシェアしてくれて嬉しかったなあ。

 

   My sun got snacks.So he told Thank you.And he cooked miso soup.They are good friends.I think so.

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   虫博士の彼はまき用の廃材の中からささくれ立ったのを見つけて来て、虫、冬眠してるかなあってほじってました。それを見た大ちゃんもなになに?って興味津々。彼らを見ていて素敵だなって思うにはそれぞれの興味をお互いが自然にシェアしているところ。学び合いという学び方も素敵な勉強方法だなあと思います。そんな7歳のk君は4月から虫学校を開講するそうです。「具体的に何をするところ?」って聞いたら、「虫のことが勉強できるんだけど、kも知らないことがまだあるから一緒に勉強するの!」。自分が教えるだけでなく、k君も勉強するっていうところが、素直でいい学校だなあって思いました。虫の他にも素敵なことが学べそうだから、私も週に一回だけ、通おうかな、と検討中だよ、kくん。

 

 

 

 

北の沢から西岡まで子どもたちと歩いて3時間。

   タイの記録をまとめています。昨年は旦那さんのテーマをお伝えする場を頂いたのですが、私も私なりに学びがあったので、表現してみようかな、と思い立ち、だんなさんに相談。そうしたら思いの外、長くなり、今なら私、いい卒論書けます。いいというのは、研究としてと言うのではなく、自分でほりさげて思考したということ、自分の生きて来た中での経験を生かし切ってるということ。何より、まとめることも楽しくて、自分の気づいたことが、自分の言葉であり、それをお伝えすることで、私が今、生きることが楽になったということをシェアできるかもしれないということ、そういう意味で、私にとって意味のあることだと思っています。そして自分のために動いたことが、誰かの心に止まり、生きてくれるなら、それは嬉しいことだと思うのです。

 

    私も以前は人と比較して落ち込んでばかりでしたが、今はまあ、そんな受け止め方があるのだと、生き方がいいなあと思う方と話をします。その話の中に、たくさんのヒントが混ざっていて、自分の気づけたところからスタートでいいって思っているので、少しづつ。

 

   私が今興味のあることはいくつかあるけれど、一番は、自分はどう生きて生きたいかと考えてい人と話をさせてもらうこと。聞いたりシェアしたり、そうすると、自分の日々もワクワクしてくるのです。今のこの時間を、今の姿の家族とどう楽しむか、今の子どもたちとの時間も、自分の人生として楽しみたいと思うのです。忙しくてできない、と私が使って来た言葉は、子どもが小さいからできないことが多い、旦那さんが忙しいからできない、そうでなく、本当は自分がやりたくなかったんだろうと思います。もしくは身体が疲れて、心と体のバランスが崩れてついて行けなかったり。自分がやりたくないのになんとなく社会の流れからやったほうがいい気がして、とか、みんなが盛り上がってるのに飲まれて楽しい気がして、動いていたこともたくさんありました。でも今気づいたこと、みんなが同じことをするより、そこから外れた人がいることで、外れていても優しさと穏やかさを持って生きている人であれば、バランスが取れていくのだろうと思うのです。そう、どんな風に生きて行きたいか。賢い脳を持った人として、いろんな感情と心を持つ人として。

 

   だから忙しくて、と言う言葉を最近めっきり使わなくなりました。バタバタもしない、忙しくもしない。そうするくらいなら、私は1日くらい家事を放置できます。忙しい気がして気持ちが荒れるのが嫌だから。もちろん、今でも子どもたちや旦那さんにあたっていたりしてハッとしますけれどね。でもそれがほとんどなくなったから、ゆっくりゆっくり。

 

    自分を理解することは自分を受け入れること。いま、そうしていることで、自分が矛盾した行為を取った瞬間がわかるようになり、そこと向き合えるようになって来ました。そうして素直に謝る。だからうちでは大ちゃんからもつっこみがはいります。「あのさあ、今の怒り方、コユに対してひどいんじゃない?」そして、「うん、わかってる。ごめんね。」となったり、「でもさ、私だってどうしても嫌だったんだもの。」ってなったり。自分が母である前に「私」であるなあと感じています。母なる大地、にはまだまだ程遠くて、そうなる頃にはひ孫がいるかもしれません笑。でも子どもたちは特に母親に気を使うので、そして、4歳頃まで、大ちゃんの思いを押しのけて接して来た私は、大ちゃんにまだ気を遣わせているとかんじているので、彼らが彼ららしく生きるために、感情を受け入れて行けたらいいな、と今は思っています。これからどうなって行くかわからないけど、いつでも今の自分の人生のベストを尽くして人と関わって行きたいと改めて感じています。

 

    昨日は朝からタイの記録をまとめておりました。自然の中に身を置き、3ヶ月と言う時間をかけて過ごしたから感じられたこと、普通に生活をしてみたから気づけたことがたくさんあったのです。それをお伝えできるのが今の私の個性。もちろん主観だらけですが、そういう中から自分が納得いくものを見つけて行く、と言う形でもいいのかもしれない、と自分の経験からも思うので、表現してみようと思ったのです。今までとはちょっと違う私と出会いました。

 

    そんなタイ記録を綴りながら、身体がウズウズ。動きたいよーと。昔の人は今の人より、身体を使っていたということ、頭ではわかっていたけれど、自分で経験し具体的に身体で知ったのです。畑を作るために、粘土質の山をくわ1つで耕す。たくさん埋まった石を取り除きながら。そうして開拓し、今度は肥料作り。牛のウンチを集めに行く。一袋30キロ。それをいくつもリヤカーで運ぶ、私には担ぐこともできないから赤ちゃんのように、背負って運ぶ。そしてそれに灰をかけ、果物から作ったEMをまく。それもちょっとうちの庭に、って距離ではなく、往復しながら。そうして3日後、それをくわ1つで畑に前混む。そしてとうとう種を蒔き、最後に保湿のために、田んぼに集めて稲藁を取りに行き、畑に敷く。

 

   スーパーで買うだけ、夏場は農家さんから直接お野菜を送って頂いているから、どんな風に作ってくださっているのか見に行くことはしていたけれど、それだけでは到底わからないなと実感しました。(いつもありがとうございます。)人が生きて行くのに、どれだけ身体のエネルギーを使って来たのか、少しは想像できるようになりました。そしてそれによって得た身体は筋肉も、代謝量も全く違うのだと思います。

 

   そんなことを考えていたら無性に動きたくなり、北の沢から西岡にあるカルディまで歩いていこうと思いたち、子どもたちに提案したら 行く〜!! という流れに。時々雪の混ざる道をひたすら歩きます。途中で出先から帰った旦那さんに会ったものの 歩く〜 という大ちゃんに引っ張られ、3時間かけて到着。途中でおむすび食べ、こゆは半分以上はおんぶ。いやはや、靴を履いて歩くと軽い外反母趾が痛みます。裸足が恋しい。裸足で歩くと、大地を掴むのがいいのかな、どんな道にもフィットしてくれる身体ってすごいなあ。

 

   そしてね、「今日はあれがないから買いに行かなくちゃ、行けない。そのあとは郵便局へ。」なんてスケジュールも立てていないのでイライラする理由もなく、一度だけしかけたものの、身体を動かすっていいですね。動かしてるから気持ちがそっちにむいてどうでもよくなってくるんです。大地か空に吸収されて行くような感覚。うちの中にいるとイライラに向かって行くのは気持ちの向ける先がそこしかないからかもしれません。街中であれ、地球はすごいなあ。そして身体もすごいなあ。

 

   夕飯はお友達から美味しい鯖をいただき、買って来たライスペーパーにレタスとお魚とおすにつけた野菜をまいて、タイ風に。すごくおいしかったなー。ライスペーパー嫌いだったはずの子どもたちまでたのしそう。 

 Last day,we ate rice paper.We ate real,pickles,herb and fish.We enjoyed this!

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   そして、見切り品のえのきを3袋買って来ました。冷蔵庫ないので干して保存です。

We don't have refrigerator.So we dryed mushrooms for preservation.

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   4日前に植えたサラダリーフ、サンチュ、小松菜のタネが芽吹きました。黄色いので外に出そうかと思って(結局出さなかったけど)、昨日一日ビニールかぶせておいたらぐんぐんそだってました。かわいいなあ。一方、スプラウトは失敗ばかり。腐らせてます。自分でできるように何度も挑戦してます。ごめんね、たね。。

4days ago,I planted saladreaf.Already these come into bud.Thank you for nature life!

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こゆと大ちゃんの生き方。

    トモエがお休みになって、うちですごすことが多くなってしまったけれど、今日は久々の雪。午前は旦那さんが家庭教師だったので、午後からみんなで少しだけ出かけました。これで最後かな。久々の吹雪、わずかな時間でも雪が積もる。

 

   私は趣味の雪断熱のための壁作り。せっせと雪を積み上げ、小屋を埋めます。そんな中で、子どもたちも自ら遊び始めたよ。除雪により高く積もった雪の山を階段作りながら登って、尻滑りのスライダー作り。3歳と7歳で思い切り遊んでます。大きい大ちゃんも小さいこゆに気を使うでもなく合わせるでもなく、思い切り遊んでる。すごいなあと思います。毎日全力で楽しんでる。

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   時々相談しながら。そして、手袋に雪が入って困ってるこゆをたすけてもくれます。自分で考えて動いて。楽しんで、時々怒って。いつだって素直の全力投球。

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   小さいこゆは寒くなり早めに小屋に避難。大ちゃんはまだまだ遊びます。先日今年初めてのカエデの樹液をお友達に飲ませてもらい、雪の味がしたことを思い出し、雪の味を確認。頬張ってます。

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   この写真じゃ、見えないかな。雪の結晶がスキーウエアに降りてきます。結晶の形に同じ形は1つもないんですって。すごそばにある自然の神秘。私が生きている世界はわからないことだらけだなあ。f:id:yurukkosae:20170324054853j:image

 

   大ちゃんはまだまだ遊びます。雪の時期だけのご褒美。ここら辺は畑に使う人が多くて雪の時期は誰も使用していないので遊ばせてもらっています。真っ白な大地に自分の時間を描きます。小さなスコップで作った雪の道。遊びきった喜び。大ちゃんにとって、この時間は今だけ。この喜びも今この時間だから出会えるのでしょう。こんな経験を積み重ねているからでしょうか。次から次へとやりたいことが出てくるこゆと大ちゃん。どんな風に大きくなるのでしょう。

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   そして今度は雪に向かって槍投げならぬ、スコップ投げ。うちの中で持て余したエネルギーは自然が受けとめてくれました。毎日ワクワクするんですって。旅行も息抜きも必要ない、こんな生き方に惚れ惚れする私です。彼らの生き方を邪魔する大人でいたくないな。もっと、今の彼らとかたり、寄り添い、学んで生きたい、そう改めて思います。

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   先日、お友達がたくあんをくれました。塩が強いということで、刻んでご飯に混ぜて、これまたいただいたドライのリーフセロリを乗せて。こちらのお友達、ご自分で色んなものをてづくりしているのです。タイから帰国し、日本は美食もたくさんあって、かなり飽食になってるなあと感じているので、彼女がこうして自分で育てて、家族の身体に合わせ作っているという丁寧さに暖かさを感じさせてもらいました。

 

   そしてね、もう1つ、これをくださったお友達のお家で感動したこと。この食事の中に込められた愛と優しさが家族に伝わっていて、思春期真っ只中であろう息子さんが、食事やおやつの度に、「美味しかったよ、ごちそうさま。」と伝える姿があったこと。とても心暖まる私でありました。こうして家族とともに日々向きあい、お互いの声を聞こうとする姿があるからこそ、こんな関係であれるのだろうとおもうのです。家族だから犠牲になってしまったり、イライラも本気でぶつけてしまったりして、家族の中で優しさを使い合うって本当に難しいことであると思うから。素直に気持ちを表現できる息子さんも豊かだなあ。素敵なご家族とであえたこと、ありがたいです。添加物、農薬があるからあれもこれも食べさせたくない、と独りよがりにならないような、我が子とともに歩んで行ける母でありたいなあと思いました。大事にいただいたご飯、ごちそうさまでした。

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   ちなみに地球儀は大ちゃんが欲しいと、おばあちゃんちから貰ってきたもの。最近常に一緒に行動してます笑。タイで出会った様々な国の人たち、みんな飛行機でどう来ているのかな、この国は暑いのかな、寒いのかな。大きくなったらこゆと旅をしたいそうです。大好きな人に会いに行くために。

 

   人を好きになる、これってとても幸せなことなのかもしれないな、そう感じます。愛して、愛してもらって、私と旦那さんだけでは注ぎきれなかったであろう愛をもらっています。みんなにこころからかんしゃしつつ、きっと大ちゃんもみんなに愛を届けているのだろうとかんじます。人と関わることの豊かさをこの地球儀を眺める大ちゃんを見ながら気づいたこと。人は人の中で生きているんだね。

 

 

我が家の畑、始めました。

   久々にフィールドへ。実家に帰ったりしていたから、恋しかった山。久々に行ったフィールドは春の気配。端境期と買い物回数減少により、ふと気付きました。自分でできることをやってみようと。

 

   そんなわけで、自分ちで食べ物を育ててみようかと。フィールドから土を分けてもらえるかなって、雪の薄いとこをほってみたら五センチくらいで土が。ふかふかでなんだか一気に心がほっこり。まだ寒いからミミズ君を起こさないようにしたいな。でも、春だー!!

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   うちに帰って早速種をまきました。サラダリーフ、小松菜、サンチュ。玉ねぎの皮は乗せてみただけです。。

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    ついでにスプラウトも。こちらはマスタードを作ろと思って買ったマスタードシード。けれど使い切れないのでスプラウトにしてみようと思いつきました。大きくなあれ。

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   こゆは大ちゃんのスキーウエアきて尻滑り。魚屋さんみたい笑。

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  自分で楽しみを見つける。 たくましくなったなあ。そして素晴らしいな。私には育ちの問題上、あまりなかったから、そんな風に楽しめる力。

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   そしてね、この時期しか見れない風景にも出会いました。昨年積み上げたまだ枝の状態のまき。まきの周りの雪が溶けて、穴のように顔を出しました。そしてね、そこにはつららが。自然の神秘です。 

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腸内細菌の声。

   大ちゃんのお誕生日プレゼントに二人でデートに行きました。ご飯と温泉が希望だったので、車を運転できない私が選択したのはホテルの日帰りプラン。ちょっと豪華ですが、移動を考えるとこの方がスムーズなのです。そんなわけで久々にホテルでバイキングでした。温泉にも入って、大ちゃんが今日をもっと伸ばしたいなーって嬉しいこと言ってくれていい1日でした。プレゼントしたつもりが、やっぱりプレゼントもらってるのはいつもの私なんですよねー。ありがとう、大ちゃん。

 

   とまあ、そんな中で思ったことについてぶつぶつ笑笑。

 

    久々にケーキを見て、張り切ってスイーツから食べ始めた私たち。一皿いろんなのをもって食べて、甘さと脂の多さにびっくり。否定するためにこの記録を書いてるのではありません。私は今でも食べたくなることはありますし、目を楽しませてくれるものですよね。でも、食べてみたら、食べれない体に変わっていたことにきづきました。その変化にびっくりしたので書いているだけなのです。だから、おばあちゃんたちはドーナツやらケーキやらはあまり食べないんですねー。

 

   大ちゃんに甘いものは癖になるから食べすぎないでー、とか今でも言ってしまうのですが、子どもの体の方がその変化を受け入れるのが早く、今回のバイキング、あまり食べませんでした。一年前から我が家が変えたことといえば、食事をシンプルにしたこと(今回、タイから帰ってきて、おやつ作りも本当に時々でいいかなーと思うようになり、その分、子どもたちと外で遊べるようになりました)、油とお砂糖はあえて取らないように意識していること。あ、ご飯が発芽玄米になりました。私は今でも甘いものに心も身体も揺れるのに(ケーキ屋さんには揺れなくなりましたが、米粉でおやつ作ったりしてます)、子どもたちはなくても平気になりました。今回のバイキングでそれがすごくわかり、私が不安にならなくても、子どもたちの体は大丈夫だったんだなーと反省です。どんな風に暮らしたいか、それをいつもの生活の中で続けていれば良いだけで、時々ハメを外しても、あまり問題ではなかったんだなーと、今日も新しい経験をさせてもらいました。むしろ時々はハメを外すくらいが、本人の経験にとっても、私の精神状態にとっても 楽になりますよね。そうかー。。

 

    ということは、時間はかなりかかるけれど、私の食への軽い依存ももっと変わってゆくだろうなあと、感じています。三年かける予定で、もうじき、2年目に入るところです。今でも十分変わってくれている身体の感覚。身体ってすごいです。私が気づかないところでも変わってくれてる。タイでシンプルな食事を3ヶ月して、腸内細菌が少し変わったようなのです。日本にいた頃は、玄米に変えて半年、お通じを毎日するために(こんな話で失礼します。でもすごく大事な身体のサイクルなんですよね、このことって。血が濁るから頭痛がする、イライラする。そんなこと想像すらしなかったけど、身体が楽になって、それが本当のことなのだと実感しています。なのでシェアさせてくださいね。)下剤まで飲んでいたのに、シンプルな一物全体食を続けて3ヶ月で、帰ってきてからの玄米食効果がグーンと上がったのです。本当にびっくりしましたが、今は、この腸内細菌が愛しくてしかたありません。今日はバイキングでMSGをとってしまったけれど(多分、、ではありますが、食事後、1時間で1リットル以上に水が欲しくなるって家で食べると全くないので、MSGに対する身体の防衛反応かなあと旦那さんと話しています。)、腸内細菌を想える生活をしたいなあと感じる今日この頃です。身体が明らかに動くようになったことも、きっと、気持ちが穏やかになったのも腸内細菌のおかげでもあると思うのです。だから今の状態を維持してみたいと思っています。自分の身体で実験、研究。今日はごめんね、とまずは腸内細菌さんに謝りながら、生活を戻して行きます。

 

   発酵の師匠のナカジさんが教えてくれたこと、頭で理解できてはいたけれど、本当だったんですねー。腸内細菌は性格も作るって。いつもいろんなことを教えてくれてるって。そういえばおたよりくれてますものね、腸は笑笑。自分の身体に目と耳を向けて返ってくる反応を聞いていると、自分を想えるようになってきます。自分の知らない自分を、たくさん発見できます。そして自分は一人で生きているわけではなく、細菌、という自分と違う生き物が私に寄り添ってくれているということも。ありがたいなあ。そうしていくとなんだか無理なく、自分のしたい生活に近づいて行ける気がしています。ナカジさん、ありがとう。腸内細菌の声、聞けように暮らして行きたいです。これからも家族の腸内細菌を笑顔にするために手前味噌で作ったお味噌汁、お漬物、続けていきますよー。

 

   そんなことに気がついてしまったので、私は食材に気をつけるのは自然なことで、無理しているわけでも、ストイックなわけでも、ないんですよね。でも、これからは身体を信じて子どもたちにうるさく言わずに、ゆるりとやってゆくこともそれに付け加えたいな。そして、自分の身体が楽だし、大地を守ることで他の生き物と未来の人が穏やかにいきられたらいい、その方向性を選ぶのが私には自然なこと。これからは微生物にも思いを寄せながらいきてゆきたいなあ。

 

   昨年、お味噌をたくさん作りました。米味噌、麦味噌、ひよこ豆味噌、金時豆味噌、私にとって初めての2年熟成味噌、昆布入り味噌。昆布入りは昆布自体が味噌漬けになってご飯のお供に最高です。金時豆はでんぷん質であんこみたいになるので、面白いから野菜スティックによく使います。今年は旦那さんが作ってくれた発酵器で、自家製麹で仕込むぞ。

 

   それともう1つ、納豆のパックが出すぎるので、今年は納豆にも挑戦します。せっかく北海道に住んでるので黒千石納豆にしよう。なんども挑戦してるけど発酵がうまくいってないみたいで匂いが気になるのです。今年はしっかり研究してみよう。楽しみだなー。

 

 

 

   

八百屋さんで買い物。

     久々に買い物へ。先週、3ヶ月ぶりにスーパーに行って、プラスチックバックの使用量に改めてびっくりしました。野菜はほとんど袋に入っているし、キノコはプラのパックを使用。納豆はそれに帯までついてる。

 

   サハイナンで竹の籠を持って買い物に行っていたので、この1週間でたくさんの量にプラゴミの出る生活が、心に引っかかるようになったのです。。そして考えてしまうようになりました。これはどこへゆくのかと。自分のうちのそばにあったら嫌なはずのゴミ焼却場へ。ゴミを人に押し付け、燃やした時に出た化学物質は大地に流れてゆく。軽くなった自分の身体に戻り、子どもたちの生きてゆく大地や空気を汚す。リサイクルされるものですら、加工途中にこういうことがすくなからずおこるんじゃないかとおもうんのです。(今年はゴミがどこにゆくのかを自分の目で見て知りたいなと思っています。)それが毎日続くことにびっくりしたのです。そして原発事故の時のようなショックを受けたのです。私は毎日当たり前のようにゴミを捨てているじゃないかと。

 

   こんなに豊かな自然。まして日本は本当に豊かな緑の島。こんな便利になった今でさえも、自然は私たちを守ってくれてる。もう、壊したくない。強く思いました。自然無くしては食べ物をいただくことはできないだろうと思っています。それがあるから笑顔になれる。私がやりたいこと、できることを、実際に行動に変えてみようとおもいました。

 

   なので、今週はスーパーを辞めて八百屋さんへ。なんのご縁か、たまたま本屋さんでちらっと見た本に、自然栽培に力を入れている八百屋さんを見つけたのでそちらに伺ってみました。札幌市中央区耕世さん。野菜は、15品くらいかな。なるべくこの時期、道外産もありましたが、道内のもので我が家の家計に合うものを選びました。値段を気にせず選びたいけど、今はそうもいかないので、手の届くものを、ばっかり食べ。大根2つとごぼうさん。私が手にしたものは全て自然栽培でした。大根はすがはいっていそうだったので、店主さんに伺ったら、少し入っているけど、煮物にすると味が馴染んで美味しいよ、とアドバイスをくださり買ってみたら本当に美味しくて、いいですね。きっとスーパーだったら捨てられてしまう。けど、こうして本音できいて信頼してかえば問題ない。生産者さんが大事に作ってくれたものだから。食育とかの経験って食べ物にあふれている今、子どもではなく、大人が必要なのかもしれません。いい経験をさせてもらいました。

 

   店主さんに30年ものの梅干し番茶の試飲を頂きながら、少しおしゃべり。私がサハイナンから帰り、常に思うこと。自分の毎日の暮らしが大地を守れたらいいなと本気で考え始めたことをお話ししたら、店主さんと話が合い、心強かったな。自分の身体のために、お母さんとして家族に中で元気でいるために、まずはそこから。そして自分が幸せをいただいている自然というものを未来の子孫の幸せのために残したいから。何が幸せかは人によって違うと思うけれど、自然があることと、人との繋がりが胎児の時からあること(胎児の時から守ってくれる人が親だけではないという環境ってかけがえのない幸せだと思うのです)は、多くの人々を幸せにしてくれるのではないかと感じています。なので日々の行動に変えたいと思って始めてみました。

 

   ちなみに耕世さん。野菜はプラバックに入っていたけれど、冬だから泥ものの管理とか大変なのかな。種類がたくさんありすぎないで選びやすかった。そしてキュウリやトマトなど季節外のものは置いていなかったのも、大事だなって思います。シンプルですごくいいなと私は感じました。私は今はシンプルが好き。手のこんだものではなく、シンプルに食べ物をいただけば、料理するのも楽。家事が楽になります。私は料理が好きだけど、身体は手のこんだものでない方が、身体も家計も楽なんですよね。食材にお金がかかる分、シンプルにする。だから最近はシンプル料理で楽しもう、そう思っています。食材も少なければ、運ぶエネルギー量も少なくて済む。1つ変えるといろんなことにつながってゆく。おやつもケーキよりもフルーツ。私の場合、かもしれませんが、手のこんだものになれると、欲しくなってしまうんですよね。ケーキ、クッキー、オムライス、チキン南蛮。。。。どれも好きでした。でも今は晴れの日ご飯。小麦粉食べると腸の調子も変わり、お通じも無くなってしまうことを知ったし、身体の変化がどこかに出るんです。

 

    とは言っても、子どもと違って私の身体は、複雑な食べ物に慣れてしまっているので少し、三年くりかけてむりせずに。子どもたちは、スムーズです。手のこんだ食材を必要としなくなった分で、丁寧に育てられたフルーツを買うようになったら、それで納得してくれています。その方が、子どもたちが大人になっても、いろんな執着にならず、かえって、じゆうだなって自分の経験から思います。

 

    とは言っても、日頃の生活で気をつけることであって、お友達が手作りのおやつを出してくださった時はありがたくいただいています。でもこうして身体の変化を経験したことで、身体を観察することができるようになってきました。だから、今は、いつ病院で診てもらおうーって不安になることがなくなりつつあるなあ。

 

    そんなで買い物、八百屋さんと隣の小さなお店ですませ、買い込まず、悩まず、子どもたちを付き合わせず、お互いに良かったです。

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耕世さん。ほら、迷わない笑笑。こんなお店を開いてくださっていること、感謝です。

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冷えの改善。人間の身体の力を信じること、観察すること。

   帰って来て1週間。大ちゃん久々の風邪からくる喘息。浣腸してバッチフラワーレメディーのんで背中をさすって様子を見ています。金曜日から喉が痛いと言い始め、土曜日は辛いよう、と言いながら過ごしたものの、浣腸と漢方で様子を見つつ、私が心穏やかに付き添えるようになったからきっと明日は良くなるわーと言いながら経過を見守りました。家事は簡単になるべく背中をさすって付き添いながら過ごした一日。辛そうでかわいそうだったけれど、本人が本当に吸入に行きたいというまで様子を見ようと決め、ただ緊急事態には対応できるよう変化は見逃さずにおりました。

 

   大ちゃんは、喘息の時、布団に横になると苦しくなるというので、埃かなあ、と想定して、居間にタオルを敷いたり、1日一度は外に出ないと持たなくなった私に付いてフィールドにおんぶで行ったりしながら(もちろん超防寒です。でも埃から完璧に逃れたのは良かったようです。)、とそんなことはしましたが。

 

   三十八度あった熱はそれ以上上がらず、日曜日を迎え、様子を聞くと、だいぶ楽になったーと言ってくれました。まだ胸の音はヒューヒューしますが、私自身がお医者様に行く不安を抱えず(本人が苦しいといえば、いつでも行けるように構えてはいましたが)、本人の様子と身体を見ながらゆったりと過ごせたことが良かったのでしょうか。本当に1日で楽になり、良かったー。私が変われば、つながりの強い長男のアレルギーも変わって行くから、と言ってくださったホームドクターの言葉を信じ、今回はどっかりとかまえることができたのが良かったのだと思います。ありがとうございます、先生。当事者の身体の変化、訴えを聞いて判断する力、いつもは母として不安で揺れてばかりいた私ですが、今回のタイ暮らしで経験したこといかせました。蜂に刺されたり、痛みの強い虫に噛まれ2日間歩けなくなるほどの痛みを抱えたりした状態を、観察のみで過ごし、人間の身体が緊急事態に対応できる素晴らしい能力を持っていることを自分で経験し、信じることができたから。そんな訳で昨日は元気になった大ちゃん、熱があるし、胸の音もするのに喧嘩するくらいのげんきっぷり。良かったー。

 

    そして今日は自分の身体についても記録しておこうと思ってます。札幌に帰って来て毎日2時間に及ぶ雪掻き。こゆがうまれてから、三年、雪の中に出るだけで辛くて何もできなかったのに、今週は気づいたら2時間経ってる!!こんなに動けたのは三年ぶり、かそれ以上。楽になって初めて自分の身体と心の変化を感じられました。タイとは気温差30度以上なのにだるさが1日単位で出たことはなく、二回ほど、「ま、今だるい、、」という程度。そして「これは冷えだな、」と理由も想定でき、案の定お風呂から出る頃には忘れていたくらいの軽さ。

 

    そしてもう一つ。20年は悩んでいただろう冷えがすごく軽くなったこと。雪の中に出ても身体の芯から寒いことがなく、雪掻きを始めるとすぐ汗をかくようになったのです。(そういえば小学校の頃から私、汗かかないな、と思っていたことがあったなあ。)20歳を過ぎ、運動をしてみたり、冷えとり靴下を履いてみたり、生姜をとってみたりしたけれど年々寒気はまし、おまけに甲状腺機能低下症も手伝ってか、ここ三年はエアコンくらいの暖気ではゾクゾクして自分が何の異常を抱えているのか不安でした。石油ストーブだとじんわり暖かくしてくれるのだけど。それが今では寝る前の足の冷えすら不安じゃないのです。湯たんぽ入れても温まるのに1時間はかかり、おなかから湯たんぽ当てるか、足から当てるか悩んでいたのに、今は湯たんぽすら使わないです笑笑。

 

   なぜ、何をしても冷えが変わらなかったかというと、身体が疲れていて暖かく感じるだけのねつをつくれなかったから。タイに行く前、おせわになっているごしんじょうの先生が、ごしんじょうをして頂く度に変わる自分の変化を呟いた時にこう言ってくださっていました。一つ例をあげますね。ある時、「今まではいくら決心しても部屋が片付かなかったのに、今は頭で段取りつけなくても片付くのです。」と驚きながら伝えたら、「今までは身体が疲れてできなかったけど、疲れが取れてよゆうができたのよ」と。

 

   何をしても冷えが改善しなかったのは、それだけのエネルギーがなかったから。その答えを自分で見つけ、深く納得しています。だから今、お砂糖を控えている効果も出てくれているようで身体が楽になり、顔色も気分も変わったのだろうと思います。

 

    それを経験したから今は何でも無理しない、欲張らない。食べることに執着しがちな私なので、家族の了解を得て、食材も足りないくらいがちょうどいいことに気づき、買い物もほとんどしないでみています。ご飯と幾らかの野菜、果物があれば子供たちのおやつまでカバーできてしまいますしね。とりあえず今はそれがちょうどいい、そうして今とバランス取りながら暮らし始めました。

 

    とはいっても、ここ2日ほど甘いものを口にしたくて仕方なくて、自分であんこ炊いたりしつつ、ちょっとお腹いっぱいモードが続いています。そんな時も無理して我慢せず、今はこのペースで。多分ですが、ジャングルから街に移ったことを身体がストレスに感じてるのかもしれないなと想定しています。こことどう向き合って行くか、考えつつ、身体と心が納得いく方向を今は見つけていきたいと思っています。

 

   食べ続けると苦しくなって後悔するので、おやつを買ったり、喫茶店に行く作戦は無しで、身体を動かしたくて仕方ないのでそれを採用。そんな訳で、毎日一回フィールドにいって雪はね断熱壁作りをしているのです。旦那さんの実験に協力もできるし、一石二鳥。子どもたちも好きに遊んでます。

 

抜けるような青空。 

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こんな風に寝転がって取りました。

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大ちゃんも!!コユはなぜか傘。

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大ちゃんがあちこちに作った尻滑り台。

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