日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

ホテルごっこ。

我が家の一年に一度の温泉旅行。

こんな生活してるから、温泉旅行は一年に一度の一大行事、笑。

大好きな温泉旅館がある。

 

手作りの果実酒が食前酒。

上手に下処理した野草とそばで取れるお魚で作ったご飯。

朝ごはんはバイキング。

でもホテルレトルト、ってやつは出てこない。

丁寧な、でも家庭的な和風のおかずが並ぶ。

 

パンも出来立て。

ホームベーカリーで作ったんだな、って明らかにわかるパン。

どんな素材を使って作ったか想像できる優しく安心できるおうちパン。

 

アミノ酸(うま味調味料)が入ってない温泉旅館。

 

ロビーには数台の火鉢があってそれぞれがポテチを焼いたり(十勝はポテチの芋の産地)、手作りのおやきを注文して焼ける。

館内に並んだたくさんの本。

折り紙やアロマなど、ちょっとしたグッズが自由に使える小部屋がある。

 

そのクオリティとスタッフさんの暖かさが詰まった温泉は、五年も行っててメニューもほぼ変わらないのに変わらずに大好き。

多分、暖かさと安心感なのだと思う。

そして身体に優しい食べ物は、身体を芯から癒してくれるのだろううな。

 

コロナでお休みしてるけど、変わらずに続いてくれることを願う。

本当に優しさが伝わる、ここの旅館で癒される人は間違いなく多いと思うし、これからもっとそういう優しさにきづいて求める人が増えるでしょうから。

 

その大好きな旅館を真似て子供たちがホテルごっこ

 

夕飯、朝ごはん、ランチを二人でこなす。

ランチは野草弁当。

つくし、蕗を上手に使いこなす。

すてきなランチボックスとお汁、デザート付き。

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お品書きもついてる。

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ここの旅館で嬉しかった気持ちを全部再現したんだろうな。

 

朝ごはんはバイキング。

朝からジャガイモのメトリをして蒸して揚げいもさんに。

6歳こっこ、メトリもこんなに上手になって、揚げ物までしててびっくりした。

料理には基本的に手を出さない。

包丁の使い方も教えたことはなく、大ちゃん仕込み。

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「ここまではできると思う。」

そういう憶測をなるべくしないように私は声をかけるだけ。

料理でわからないとこはなるべく大ちゃんに聞いてね、私がいうとうるさいから♬

やっぱりすごいなあ、こどもたちをみてるとそうおもう。

 

さてバイキングのセッティングにもテンション上がる。

すごいわあ。

食材はほぼないので、とってきた野草、昨日の残りのお蕎麦、さっき作ったポテトサラダにあげいもさんが並ぶ。

飲み物コーナーもあったな。

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数ヶ月ぶりに烏骨鶏の卵。

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ほんとその発想と楽しむ力にただただ、すごいなあって思います。

先生がこどもたちのそんなふうにいったらへんでしょ、って言われちゃったけど、わたし、こどもをそんけいしてるわ。。

 

彼らの命を尊く思うし、敬う。

その優しさや発想、感性に、敬意を持ってる。

 

でも確かに接点のない子にはこのことばは使えないな。

関係性があってどんなふうにその子を見てるかで変わってくる。

それは大人も同じで。

いろんな人がいるものね、それでいいとおもう。

 

でも、こんなふうに思える人とのお付き合いをしていきたいな、そうおもう。

 

美味しかったし楽しかったバイキング。

日々は豊かなんだねえ。