日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

ラプンツェルの灯、と暮らしの中に火があること。

見たの、本物の灯り。

あるんですね、あんな風にほやほやと舞う灯り。

 

タイのジャングルでの滞在中、車の荷台に揺られながら空に舞い上がる灯。ちかくでやってたのでそばにいってみました。

こうやってね、人に手で風に乗せてあげて助走をつけてあげて。

風といったいかするとほやっと上がって行く。

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ほやほやと舞うともしびを子供達と眺めながらまたおもうのです。

 

小さなうちから生活の中に火があることはとても大切なこと。

火があって人間は暮らしやすくなった。

火があるおかげで暖も取れるし、美味しくものをいただける。

 

火の神様のおかげで幸せでいられる。

 

だから火を悪いことに使っちゃ、ダメだ。

そう、家族と会話を交わす。

 

ありがたいことを前提に火の怖さも知っている我が家の子供達。

一枚の枯葉から起きた山火事の恐怖をしってる。

 

だからこそ大事に使わせてもらう。

ジャングルでの暮らしは七輪での調理、枯れ枝を集めての直接の炎で食事を作る。

ここ札幌での暮らしは薪ストーブ。

暖がなければ生きて行けないこの地でこの火を使って食事もつくる。

 

ひはこわいものであることもしってる。

けど、それより何より、ありがたいものだということが私たちの中に根付いてる。

 

今年の夏は七輪を導入して、かれえだひろってきてまき調理したいな。

生きるために大事なことを日常の中でやりたいなと思う。