日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

その6(食養生を知りました。)

 

サンドットさんのうちに赤ちゃんが生まれ、奥さんのシェンが養生中。思いもよらず学ばせてもらっています。

チャイニーズスタイル。
まず身体を冷やさないこと。彼女は長袖長ズボン、靴下、帽子を常にまとっています。そして水は触らない。飲む時は生姜やデーツなど中国メディスンを入れたホットティーを。食事には全て生姜を入れて。薬膳スープも飲みます。消化にいいもので油っぽくないものを食べる。生野菜はほんの少し食べる日もあるけど果物は食べない。

驚いたのが産後3週間近く頭を洗っていないこと。徹底した 冷やさない 養生。やっと洗えた頭もハーブを入れた 冷やさない、方法で。シャワーでなく、お風呂に入る。手を洗うときでさえ、ホットウオーター。

タイも近い養生だそうです。東洋医学、といったところでしょうか。日本も病院に頼る前はそうだったのかもしれませんね。産後のお祝いディナー、今はハンバーグにサラダなんてところもあるけれど、身体にとって必要な物ってなんなのか、もう一度、私自身が考えてみる必要があるんだろうなと感じます。

そしてチャイニーズスタイルはもっと冷やさない暮らしだそうで、産後でなくても、果物や生野菜は少し、それらを食べた時は沢山の生姜を取る。そして基本的に温かいおかゆのようなものを沢山食べる。そんな暮らしだそうです。

私も含め、私の周りには、冷え性の人がとても多いです。タイでの食事がたくさんのハーブを使っているのをしり、洋食が増えた日本での暮らしを考えると当然のことなのかもしれないなと感じます。伝統的な暮らしは本当に大切なんだなと。

私の食養生は発芽玄米と少食を目指すこと。これを一年半続け、最近、やっと1日2食が習慣になってきましたが運動量が多いこの暮らしですら、これでわたしには十分です。少食にすると動きやすいので身体が喜んで動いてくれます。今日も朝からくわ持ってバナナの植え替え。

そんな暮らしを経て、2年前に比べたらずっと楽になってきた私の身体ですが、まだだるいこともあります。だから、少食に加えて、この食養生、試してみようと思います。旦那さんが洗濯をしてくれるので、朝の寒い時間に身体を冷やす必要がなくなるので。3ヶ月経って帰国する頃にはまた、もう少し変われるかなと願をかけて、生姜を山盛り買ってきました。(この国は生姜が安くて手に入りやすいのが嬉しい)。

身体が変わるってたのしい。食が減った分、食材が高い我が家は、お金もかからなくて助かる笑。

中国医学を学んでみたいと思っていたけどまずはこれを実践してみます。いい友人に出会えたことに感謝して。

今日は薬草茶。虫除けにレモングラス、身体を温めるために生姜、ここで沢山取れるロザリオフラワーという花はハイビスカスに似た酸味のある味と色。ビタミンcが豊富なのかな。一日中、水を足して灰のうえにおいておいて飲み続けてみます。 

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