日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

ふんどしパンツ歴4年。ふんぱん作家になって初のお話し会をさせてもらいました。

手作り大好きで日々チクチク。

自分の作ったふんぱんを使っていたらお世話になってるクリニックさんで、私の手作りふんどしパンツを置いて欲しいってお話をいただいておきはじめました。

 

そうして少しずつ気持ちの良さを伝え始めたら、タイに行く直前に、素敵な手作りご飯を出してくださる「お家ごはん野の」さんにもおいていただけることになってね。

置かせていただいています。

 

私のふんどしパンツは開運パンツ、って素敵な名前をつけてくださる方がいたので開運パンツって名前つけようと思います、笑。

 

なぜ、開運かってね、私の人生が開けたから。

でも、私だけじゃない、身体が楽になれば、みんな運が開けてくると思うのです。

だから使ってくださる方に、想いと祈りを込めて開運ふんぱんって言おうと思うのです。

 

でね、お話し会ではわたしとふんどしパンツのこと、こんな風にお伝えしました。

 

私もね、昔は健康マニアだったのです。自分が不健康な気がしていたから。

子どもがきてくれてから自然食にのめり込んでね、いろんな食材宅配を試しました。

漢方や乳酸菌を含め、いろんなことを試してお金もたくさん使ったんです。

 

でもね、冷えも治らず、五年前にとうとう甲状腺機能低下症と言う診断を受けたの。

切迫早産で2ヶ月入院した時にお腹にいた娘が教えてくれてたのにね、この暮らし方は無理があります、って。この気持ちの持ち方には無理があります、って。きづけずにね、そのまま無理やり身体を動かしてた。

でね、産後の肥立ちが悪かったのかなって思いながらそのあと2年半、10分歩いただけで息切れして30分は座り込む日々をすごしました。

そんなある日、息子の喘息発作で病院に行った時、今お世話になってるホームドクターが、息子をみてくださったあと、お母さん、具合悪くないですかって聞いてくれたんです。子どもが具合が悪くなるっていうのは、親御さんの具合の悪いとこを診てもらうために、子どもが病院に連れてきてくれてるんだよ、とおっしゃられて。そして、そういえば、とおもいだしてはじめてだるさのことを相談したら血液検査でバッチリ甲状腺機能の異常がわかったんですね。先生に、もうこれ以上動いたら心まで鬱になりますよ、大変な事態ですよ、って言われて、旦那さんに育休取ってもらってたからお任せして、ばったりと倒れて寝たきりになった。

 

ほんとは動けないのに動いてたことすらわからなくなっていて、倒れる寸前だったのだと思います。

身体を無理やり動かしてる疲れで精神的にも限界。

子どもたちを突き飛ばしてしまったのもそこからくるものだったのだと思います。

虐待気味にもなってました。

鬱ギリギリ、救急車ギリギリ、虐待ギリギリ。

この毎日朝から晩までのイライラは多分離婚ギリギリだったのだとも思います。

 

寝たきりにしてください、って先生が言ってくれてからこんこんと寝続けました。

寝ても寝ても眠い。はじめの2ヶ月は一日中寝てました。ちょうどふんどしパンツも始めた頃だったと思います。

あんなに神経張って電車の中でもねれなかった私が嘘みたいに寝続けてたのです。

そうして数ヶ月すぎて、ふと突然ミシンを踏みたくなった。一つしか持ってなかったふんどしパンツを、たくさん作りたいと思ったのです。そうして一日中ふんどしパンツを履く生活が始まりました。

まだまだ布団を敷きっぱなしで起きてる時間は家族と話してるかふんぱんをつくってるか、だったころでした。

 

そして食生活もシンプルにかえっていったのです。

和食と発芽玄米に。旦那さんが作ってくれるご飯はいつもシンプル簡単。

納豆ご飯と毎年私が作っていた梅干し。野菜炒めかにもの。それにお味噌汁でした。

 

そして家族に甘え、身体を休めたのです。

 

ふんどしパンツ、履いてる感じがとても楽で優しかった。

ミシンを踏んでる時、時々起きてる私のそばにこどもたちがよってきて眺めながらおしゃべりしてくれてそんな時間が嬉しかった。出来上がったふんぱんはそんな家族の思いがこもったお守りになった。

 

そうして半年休んで、身体を動かしたくなってきて、ゆっくりうごけるようになって家族の時間をぎゅっとあっためるために行った、タイのスローライフの村。

身体がとても楽になっていました。

重い鉛のような身体だったから、いまのこの身体の軽さは本当に奇跡的で、今でも身体と支えてくれるみなさんに感謝してやみません。

 

でね、四年経って思うのです。

真夏でも芯からの寒かった冷えも良くなり、身体が緩んだのを実感として感じているのです。

漢方を続けても、乳酸菌を飲んでも良くならなかった身体がちゃんと休んで、血液の流れを止めないことでぐっと良くなった。食事やホームドクターの助言もたくさんあったけれど、それと同時に日々の身体の動きを邪魔しないことが、時間をかけて身体を変えてくれたと思うのです。

 

そしてね、親との関係による長期間のストレスによる神経の緊張が緩んで、親たちもそう育てるしかなかったのだから仕方ないよね、って受け入れられるようになった。

 

それと生理のこと。初潮の頃からの激しい生理痛、吐き気、貧血、周期の不順がなくなったのです。

今は生理はほぼ同じタイミングでくるし、遅れるときは朝から出かける用があったり精神的に緊張していたときで理由も明白。生理痛もほぼなければお腹の重さも2日あれば終わり、4日でほぼピタリとその月の生理は終了。

生理が来ることが楽しみになりました。今月もお掃除がおわったなって身体がスッキリするから。生理がこんな風にすぎて行くことが気持ちいいなんてびっくりしました。赤ちゃんが来る前にこんな子宮にしておいてあげたかったな、って今は時々思います。

でも過去を振り返っても仕方ないから、娘はそんな苦しみは追わないようにふんぱんをはいてもらっています。娘用の可愛い生地で。

 

そうしてね、私の経験の中で一番にお伝えしたいこと。

血液が巡るようになり、体温が上がったことは私に精神的安定感をくれました。

身体が楽になり、あんなにピリピリしていた神経が嘘のように緩くなった。

家族の前でほとんど怒らなくなったから、子どもたちも旦那さんも、自分の気持ちを安心して表現してくれるようになりました。長い間、怒りや嫌なことをひきづっているのは性格だと思っていたけど、それもどうでもいいやって思える自分になった。

精神的緊張が緩んで生きることが楽になったと思うのです。

 

私の場合は、それまでが重かったので、なおさら大きい変化なのかもしれません。

けれども確実に変わったことです。

日々の中で身体が自然に回復してくれる力を邪魔しない、それがふんぱんがしてくれる一番のことだと感じています。

気づいたら健康になりそうなものジプシー卒業してました。

ふんぱんも一年は使うし、食費にもそんなにお金かけてません。

 

エストは紐の方が多いそうですが、お母ちゃんは小さい子と外でトイレに入ることも多いから、ゴムがいい。お母ちゃん目線で作っています。ウエストは長めのゴムをいれています。

 

ふんぱんのことを医学的には説明できないけど、私の身体が気づかせてくれたことがとても大きなことのような気がして、お話会をさせていただいたことをキッカケに、ブログにも綴ってみることにしました。

軽いし乾きやすいし、赤ちゃんの肌着のようなダブルガーゼ の気持ちいいこと。

わたしはお風呂に入りその日はいた開運パンツを洗うついでにからだこすりにつかうことも。

今はシルクもあるみたいだけど、私はダブルガーゼ派かな。

 

(今年もタイの村で暮らしてきました。手洗いでも2時間ほどで乾く。このパンツとリネンか布帛コットンでつくった服、軽いし、手洗いでも乾くのが早いので、今年の札幌の夏もこのスタイルでいこうと思います。)

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自分で使ってみて使いやすいこと、身体が楽になったこと。。。。

研究所らしく研究してます、笑。

お友達や知り合いの方を通してお分けしていましたが、素人だからお店開くのはまだきんちょうするな、、、そう思ってました。

でも、先日、「いいものだから、ひろめたらいいっしょ。」そう、いってくださるかたがいました。

そうだ、おともだちにわけるようにつかってもらおう。

 

身体が自ら自分を治してくれる力に甘える。

一番の持続可能性であり、毎日できるお手当という自然療法なのかなって思います。

私のように身体が楽になる方が一人でも増えたらいいなと思います。

 

なのでお友達に使ってもらうようにお分けする形で始めてみようかなと思います。得意なこと、好きなことを交換しながらちいさく助け合える暮らしをしてゆきたい。それぞれの好きなことが生かされてそこに住む人それぞれが嬉しい、だからすれ違うたびに笑顔で挨拶ができる、私たちが毎年過ごしているそんなタイの田舎の村人さんたちのような優しさが溢れるおつきあいが増えたらいいなっておもうのです。そのためにまずは自分も小さく歩き出し、同じような思いの方とつながって行けたらいいなとおもうのです。そんな私のふんどしパンツがほしいですよ、って言ってくださる方がいらっしゃればお分けさせていただこうと思うのでパーマカルチャー研究所に連絡くださいな。

 

女性用フリーサイズ。ダブルガーゼ。縫製糸もコットンを使っています。(いくつかダブルガーゼ専門の生地屋さんのをつかってみて、柔らかさ、耐久性を見て私がいいなって思ったものを使っています。強い薬剤は使っておらず、赤ちゃんにも使えるものを基準にえらんでます。)

今あるものは愛知にある織工場から直接買わせてもらったもの、優しい色合いです。

オーガニックコットンも試しましたが価格が上がるので、ごくごくたまに作る程度です。(ご希望あればお値段要相談でお引き受けします。)

 一枚2000円。送料別。(レターパックでいけると思います。)

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4、5歳さん用も作ってます。(娘に合わせたので他の年齢はまだ展開してません。ご希望あればお作りできると思います。)

1枚900円(小学生サイズになるとお値段変わって来ると思います。)、送料別。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイで学んだパーマカルチャー。

タイで学んだパーマカルチャーという暮らし方を札幌でやってみようとしてるけど、気候が全然違うけど札幌でできるの?ってよく聞かれます。

 

そう聞かれることがとっても多いのでなんとなく自分の中で考えていたみたいでね。

四年経って今の答えが出ました。

 

私は同じ暮らしをしようとしてるわけじゃないんだ。

サハイナンファームのサンドットさんの精神に感動するから、それを学んで自分なりに、自分の中に蓄えて持ち帰って生活の中に活かしてるだけなの。

 

頭よりも手を動かすことがとてもだいじだからスキルも学ぶけど、一番感動してるのは精神。

それを感じるためにそばにいる時間を持ちたいと思って毎年ファームまで生き共に暮らしているんだなってふと気付きました。

 

一つ一つはとっても小さなことなの。

多分暮らしってそうなんじゃないかなあって思うんだよね。

 

例えば昨日から旦那さん以外は夜暗くなったらキャンドルで暮らしてみることにしたの。

なぜかっていうとね、サハイナンで毎晩日が落ちてから、10時間寝る暮らしで身体が楽だったから。

風邪もお腹を壊すこともしなかったのは身体がちゃんと休めて抵抗力もあったからじゃないかって思ったの。精神的にも穏やかでいられたのは、ちゃんと寝てたからじゃないかっておもったの。

 

節電にもなるけど、節電のためではなく、身体が楽に日々を暮らすため。

サンドットさんの暮らしから教わったことはスキルだけじゃないんだよね。

パーマカルチャーという名前はつけてるけど、サンドットさんのしてきた暮らしをわかりやすくこう名前をつけただけでサンドットカルチャーなの、笑。

 

暮らしのいくつかの部分を彼の精神から学んだことを応用したらグッと生きるのが楽になったの。

もちろん北海道がまきも使うし、冬は畑使えないしね。でも、全部持ってこなくてもいいとおもうの。

サンドットカルチャーに助けをもらいつつ、今はパー研カルチャーを作り上げてってるんだよね。

 

昔、私が自宅出産に憧れてたけど、自分の身体がそれに耐えれるように作られてなくて泣きながら断念したけど、自宅出産したから人間が変われるわけじゃないんだってあの頃の私に伝えてあげたい。医療にお世話になって今子どもたちが元気でいてくれることが何よりありがたいんだ。

あのころ、私がこの助産師さんにお世話になってともに時を過ごすことでその方の生き方から何かを学んで行きお産をむかえようとしたならばとても意味があったことだと思うけど、あの頃の私の自己満足に過ぎなかったなって思います。

 

こんな自分の未熟経験みたいにね、表面的に体験するだけ、学ぶだけではなくてね、深いところで感じて考えて自分の行動を変えていく。それをするために私たちはタイでの暮らしを積み重ねているんだなってふっと自分の中で腑に落ちたんですね。

 

お友達がとっても素敵な言葉にしてくれたことがあるけど、ここに(タイではなくまた別のある場所です)長くいたから意味があるんじゃなくて、ここで過ごす日々の中でどれだけ自分の感性が開かれて、感じられるかが大切だと思うの、と。

 

そのお友達の言葉を私は、感性が開かれて感じられたことで、どれだけ自分の心が震えて、感じて、考えて、必要なら行動を変えていけるか、習慣を変えていけるかということなのだとりかいしています。

 

私がタイで学んでるのも同じ。

だから同じようにスキルを真似するために行ってるわけじゃないんですよね。

サンドットさんの素敵な精神や村の人たちの優しさ暖かさ、私たち人間が叶うわけもないありや蜂も含めた虫たち、気候を含めた大自然からかんじること。。。。。。

 

素晴らしい人と出会っちゃったからね。ここから学びたくなっちゃっただけなんです。

もしそれが日本であれば、日本だったと思うし、ニュージーランドだったらニュージーランドだった。

 

そういうわけで我が家パーマカルチャーはオリジナル路線をいっとるとおもいます、笑。

 

自然の中に身を置く生き方をしたい、スキルよりも心、自分の誰かに対する優しさを発揮できるマイペースさを大事にしながら。スキルも必要だけどね、自分が大事だと思うことを丁寧にやっているいま、自分を助けてくださる方もいるから、心に余裕を持てる日々がとても大事なんじゃないかとおもいつつあるきょうこのごろ。これからは私が伝える時は、パーマカルチャーという表現ではなく、シンプルに自分が感じてるそういう表現も取り入れてみようかなあ。

パーマカルチャーの説明するの難しいんだもの、笑。。

 

あとね、もう一つ、旦那さんに言われたことがあった。

旦那さんがお話し会にいくと必ず聞かれることがあるそうです。

「その暮らし、おくさんはだいじょうぶなんですか?」

その質問の答え、私に答えさせてください。

 

我が家的パーマカルチャーで大事に思うのはそういう心の部分であり、五年前、家族崩壊寸前になった時からお互いにどんな家族でありたいかをたくさんたくさん話して、同じ場所にみをおいて夫婦でいろんな暮らし方を経験して、感じたことを何度もシェアしていまのくらしがある。

お互いに自分のことをたくさん話して、聴いて、聴いてもらって、今があるんです。お互いにどんな方向を向いているか、理解し合う努力をしていくことを今はとっても大事に思ってます。

 

もちろんお互いのそだってきた環境が違うからまだたくさんのすり合わせがあります。

けれども理解し合う努力をしていける関係でいようと思ってるから大丈夫。

その上で苦しいことも楽しいことも共に積み重ね、タイでの暮らしも共にして感じ方をシェアしあって。こうして共に超えた時間があるからこれからも話し続けていくんだろうなあって思います。

 

色々ありますけれどもね、お互いに共に経験していこうという気持ちがある限り多分これからも大丈夫です、笑。

 

だから今の暮らしはとっても心地がいいです。

 

大ちゃんが作るお豆腐。

佐藤さんの大豆とこの山の伏流水。お豆腐が楽しそうに泳いでる。

これ以上に美味しいお豆腐はないなっておもいます。

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手作りのさんしょうづけをのっけてお豆腐プレートランチ。娘、ちょっと大豆のアレルギー出てるけど、これ以上はないお豆腐だからどうぞって今日はオッケー。もちろん体調変化なし。

大ちゃん、自分のお豆腐に惚れ惚れしながらお豆腐やさんになろうかな、そしてみんなに自分で手作り豆腐作ってもらってこの喜びを伝えるの!

だって。新しいタイプのお豆腐やさん、すてきだね。

今日のお豆腐最高に美味しかったからもうすでに、大ちゃんの手作りどうふやひらけるよ。

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昨日からキャンドル暮らし。

子どもたちも火、大好きなんだよなあ。

ついでにのこってたお香も立ててほんわりと。

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家族として。

知り合いの家族がお引越しすることになった。

 

お父さん、お仕事で忙しくて、ここらにいると子どもたちと怒涛のようにすぎる1日が大変なんだって。

 

って五歳の娘に伝えたら「お引越ししても変わらないんじゃない?」とこたえた。

おお、いろんなこと想像してるなあ。。と思い、「なんでそうおもうの?」って聞いてみたらね。

 

「だってお父さんとお母さんがちゃんと話しをしなければよくならないでしょう?」ってこたえてくれた。

 

実家のそばに移ると聞いたので、おばあちゃんに助けてもらうんだって、って言ったら「ふうん、そっかあ。」と返事をしてました。

それぞれいろんな事情があるのでどんな形がいいのかは私にはわからないから、知り合いのお家の話とは絡ませたくないので、このお話はここまでにして。。

 

冷静にこういうことを考えられる娘をとても素晴らしいなあとおもいました。

 

子供に寄り添いたいなんて目標を持っていたのに、いつだって怒鳴ってばかりいて実際は寄り添うことなんてできてなかった五年前の私。1日に16時間勤務、月に一度の休日で子どもと過ごす時間なんて全くなかった旦那さん。

家族ごっこに限界を迎え、崩壊寸前でやっと話し合えた。

共に過ごす時間を増やし、一つずつ夫婦でどう生きて生きたいかをその都度話し合い、自分たちの矛盾を修正してきた数年。子どもたちはどう感じているのだろう、と一緒にいる時間を増やし、子どもとの時間をどう過ごそうか、夫婦で話あってきたこの時間。

 

うちの子供たちにはとっても苦労かけてきました、笑。

でも本当にそう思うのです。

私たちが変わって行く道のりを彼らはずっと見てきてくれたのです。

 

4歳半までパパと過ごしたことなんてほとんどなかった長男はパパとおバカな男子ジョークで盛り上がるようになり、パパの仕事についていきたいっていうようになりました。パパとの関係の中で自分が納得できないことがあったとき、僕はこう思う、とはっきりと伝えられる関係になりました。男の子にとってパパとの関係を築くことの大切さを改めて感じます。

 

娘は私と喧嘩をするとパパに助けを求めるようになり、パパがうちにいないことを仕事だから仕方がないと諦めるのではなく、残念に思う気持ちを伝えて、次の楽しみを一緒に作っておくようになりました。娘もね、自分の思いを態度で、時には言葉で私たちに伝えてくれます。

 

私がいて、大ちゃんとこゆがいて、旦那さんがいることが、家族という形なんだなってみんなで思えていること、それがとっても嬉しいなって感じています。

 

私が子供のころ、そうではなかったから、子供達にそんなことを伝えられるなんて思ってもみなかったけど、子どもたちが、私たち家族の形がそうであることを教えてくれました。

 

札幌でのこの暮らし方で長いじかん一緒にいるから、パパが私を助けてくれてること、パパが出来る限り自分たちに寄り添ってくれてることをしってる。

そしてタイのジャングルでタイ人家族と助け合う暮らしの中で、水が来なくなったら、パパたちがごはんも後回しにしてなおしにいってくれてることをしってる。ひたすら待ってあまりに遅いのでパパの分を残していただこうね、という日々の暮らしの積み重ね。お父さんが日々の暮らしの中にいてくれてるってこういうことなんですね。パパがしてくれること、コミュニティの中で共に過ごす〇〇さんがしてくれてることを感じて、みて、しっている。

 

自分の身近な大人と過ごす幼少期の大切さを改めて感じています。

自分のペースで過ごすこと。

その中で大好きな人がやってくれてることをしること。その苦労を見てるからそれには必ず感謝が伴う。いろんな背景を創造する力と、優しさを持ちながら日々を積み重ねていけるんだろうと思うのですう。

 

私が幼い頃、お父さんは私たちのためにお仕事頑張ってくれてるのよ、なんて時々言われても私がじっくりと感じたことがなかった気がします。どちらかというと母も亭主元気で留守がいい、人だったし、ほとんどいっしょにすごさないひとに想いを感じることがあまりできなかったから。残念だけど、親に向かって、と言われた時に、なぜかその言葉によりもっと距離を感じたのは、気持ちが寄り添ってなかったから親しさと敬意を感じることがなかったからなのでしょうね。我が家の場合、母が精神病んでいたりいろんな事情もあったしね。

 

旦那さんが私を助けてくれてることを私が感じる努力をする必要があり、そうすることで子供達に伝わったのであろう、私の旦那さんへの思い。

旦那さんが私を想ってくれる気持ちも同じ。子どもたちがちゃんとパパから感じてるのだろうと思います。

そして私がだいちゃんをおもうこと、こゆをおもうこと。

旦那さんがだいちゃんをおもうこと、こゆをおもうこと。

その思いが通じ合うって当たり前ではないと思うのです。

共に暮らすこと、おもいあうことの大切さを感じています。

 

娘が家族が気持ちよくある方法を知ってくれてることがとても嬉しいなって思います。

私たちは、自分がどう生きて生きたいかを考えて、いまこのくらしかたをしています。けれどももう一つ、私たち家族が崩壊する寸前に、夫婦で話したことがありました。未来に向かうちいさなこどもたちの足取りを邪魔したくないってこと。

私たちが夫婦として向き合えなくなった時、お互いを恨んで一緒にいたらそれはきっと子どもにとって心の傷になる。私たちが怒鳴り合わないでほしい、子どもがここに神経を注ぐようになったら、きっと自分のことを感じ考える余裕なんて全くなくなる日々になると思うのです。子どもは親に対してとても優しいから私たちを救うために自分を犠牲にしちゃうから。

自分が育ってきた家庭のような夫婦が恨み合う関係になることだけは絶対にやめよう。ちゃんと向き合ってみよう、お互いの弱点をせめあわない、ママ友との間で、お酒の席でパートナーの愚痴は言わない。それは日頃の中にこぼれていくから。お互いを恨まない生き方をしよう、それがきっと子どもの未来を邪魔しない方法。

 

家族を信じられること。

自分に嘘をつく生き方はしないこと。(苦しみにも出会いながらも、楽しいことをたくさんして自分が納得できる生き方を子どもたちとしたい。)

家族それぞれにとってここが一番安心できる場所であること。

 

これを作り上げるために、安定した稼ぎを失っちゃったね、笑。

家族でどうしてもいまやりたいことがあるから普通に習い事して日々を過ごしながら、大学は行かせてあげられないね、笑。

今の一番の課題、笑笑。

 

でもいま、楽しい時間を共に過ごせたことは子どもたちの希望になってくると思う!!!きっと、笑。

そう、今、家族みんなで楽しい!って思えてることが、そんな経験をしたことがなかった私には、かけがえのない共に生きる時間である気がしてならないのです。

 

自分の苦しみがあったから、これに価値が持ててしまってならないのです。

ごめんね、こどもたち、これも私たちの自己満足かもしれない。

けれどもいつでも自己満足であるか、家族で満足できているのかは問うていきたいっておもって日々向き合いながら生きています。

いつでもどんなときも。

いつも一緒に生きてくれてありがとう。

 

こゆの絵の具アートとお絵描きが素敵だったので飾って見ました。

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大ちゃんは久々に烏骨鶏とあって嬉しくて、餌付けしてます。私たちとあったのが久々だったのでちょっぴり怖がらせてしまってるから少しずつ距離を縮めてます。

自然、生き物、大好きなおじいちゃんおばあちゃん、大人に子ども。大事なお友達がたくさんいてよかったね。

好きであるということ、可愛いと思えることはいやしであり、幸せであり、とても心をゆるめてくれる。こんな時間をたくさん味わいながら生きていこう。もちろん、私もね!

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山暮らしとジャングルライフと街の中での暮らし。

ジャングルライフになると、大ちゃんの喘息の引き金になる朝晩の鼻づまりがピタッと止まる。

 

ジャングルについた次の日からピタリと。

そして帰りの移動までかぜすらひかない。

風邪くらいたまにひいたほうが大病しない、なんていうけれど、そうかもなあって思うけど、ジャングルライフでは日が落ちてからまた登るまで毎日10時間はひたすら眠るから、風邪を引く必要すらないのかもしれないって最近思ってます。

 

ちょっとの体調不良はちゃんと寝ただけで良くなるのだと思うのです。

日々、日が落ちるのと同時にたくさん寝ること、毎日ちゃんとねてるから身体のメンテはできているんじゃないかっていう予測をしています。

 

そしてもう一つ。

なぜジャングルライフになって大ちゃんが鼻詰まりも明け方の咳もないのかっていうのは、多分、化学物質がないからじゃないかっておもうのです。

それを裏付けてくれるかのように、ジャングルから街のゲストハウスにはいった途端、せきやはなみずがはじまるのです。だいぶゆるくはなったけど、やっぱり身体からのおしらせがくるのです。

大気汚染や、機密性の高まった建物に入った分の化学物質じゃないかっておもってます。

そんな経験があるので、花粉についた化学物質、大気汚染物質が花粉症となり、うちでの喘息は化学物質じゃないかと予想しています。

 

山の中にある今の暮らしですら大ちゃんは鼻をかんでます。

空気はだいぶいいはずだけどコンテナハウスはやっぱり石膏ボードを使ってますから化学物質あるよね。なるべく外で遊んでからだにためないようにしよう!!これが我が家の喘息対策、および日頃の身体のメンテ。去年のここにきたばかりの頃、季節の変わり目に発症した喘息の時、昼間は外でご飯食べてました。お天気も良かったので気持ちいいし本人も楽だったそうですが、ここにいられるおかげで、わざわざ公園まで行かなくても山の中は楽しいし、車通りもありませんから、私にとっても本人にとってもグッド。ありがたいなあとおもいます。

 

街の暮らしより空気は綺麗だし、水も山の水ですから腸内細菌も含めてこれから身体は良くなって行くと思うのです。

 

でも色々身体が楽になることを探していきたいから、去年は雨続きで寒くてできなかったけど、今年は暖かくなったら、一週間くらいテント暮らししてみようとおもってます、笑。身体が綺麗になってもっと循環しやすくなったら、日々が楽になるよね、と思うので、子どもたちと試してみようと思っています。

 

竹で作った床と屋根だけの家、マットレスとかやと寝袋で就寝、昼間は外で身体を動かし、睡眠時間が10時間を超える暮らしをしていたジャングルライフ、家族4人ほとんど体調不良にすらならなかった。イライラすることもほとんどなかった。

 

ここでも似たような暮らしできないかなーってかんがえてます、笑。

身体にかかるストレスをどれだけ減らせるか試してみたくて。

もっと身体が楽に日々を暮らせたらいいなって思うから。

 

あともう一つ。我が家は自分で作ってるうちなので配線がある場所を自分たちで把握しています。それから、自分たちが必要最低限のエネルギーで暮らしたいと思っているので電力量もガスの量も必要な量だけでいいと思っているので、電化製品も少し、ガスコンロも一つしかありません。電磁波は旦那さんより私の方が気にしているので、夜更かしによる電気もドライヤーもオーブンも使わないで済むくらしをしたいなとシンプルライフをいつも思い描いています。

 

思えばジャングルライフは配線もなかったもんなあ。。今年になって一本とおったけれども。なくてもいけるのよね、笑。電磁波や化学物質、大気汚染を気にするならまずは自分の暮らしを見直して行かないと、大きくなって跳ね返ってくるよね、、そう感じる今日この頃、です。自分がたくさん電力を使ってる状態で電磁波困るなんて言えないし、大気汚染にしても同じ。プラごみをたくさん出したり、車に頼ってる暮らしでそれは言えないよねっておもうし。排水でお野菜育てる暮らしをジャングルでしてるから洗剤は使わなくなったし。でも飛行機には乗りたいから、せめて自分なりのベストな配慮をしながら暮らしていこうとおもうのです。

 

先日お話し会に参加させてもらいました。

その時に蜂蜜のお話をしてくださった石狩の養蜂家、ラ ターブル ベール さん。

蜂さんから分けてもらった蜂蜜で非加熱の蜂蜜を瓶に詰めて売ってくださっています。

その思いがとても素晴らしいなあって思いました。

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自然界で生きる者としんけんに向き合っているから感じる、蜂への敬意が本当に素晴らしくてね、一つはうちの薬箱ように、一つはお土産用に買わせてもらいました。

蜂との暮らしが10年近くになる養蜂家さん。蜂がどうやって生きているのかを勉強し、観察をし、蜂がストレスを感じないように彼らのことを察しながらお世話をしているそうです。

ジャングルライフを重ねる度に、自然界と虫への敬意に気づく私にとって、ラ ターブル ベール さんのおっしゃることの深さに、吸い寄せられるようにききいってしまいました。最後のやりとりのときに、きっとね、ひとが生きる上での大事なことが、虫の世界、植物の世界、人間以外の動物の世界から学べるのだろうとおもうのです、ってお話ししたら、私もね、そうおもう、っておっしゃってくれました。

 

私がジャングルで戦ってきたアリに対して、彼らが自然界の循環のためにしていることを知った時の驚きと敬意。それ以来、私たちがいつでも他の生き物たちが暮らす場所の一部を借りているにすぎないのだと思うようになったけれど、この方から、もっと蜂さんのことを聞いてみたいと思うようになりました。自然界の中で自分が好きなどう身を置いたらいいのか、もっと考えて生きたいなと思うから。

 

なによりも蜂さんに寄り添って観察と研究をされている方からのお話のとてもおもしろかったこと。

「ミツバチの家族はごまんびき」の本を読んでから、蜂を興味深く見るようになった息子とまたお話を聞きにいきたいなと思っています。

 

ちなみに蜂とアリはとても働き者。結束していきる種族。彼らは同じ部族というか、すごい生き物というか、、、だそうです。

素敵なお話をありがとうございました。

 

ちなみに買ってきた蜂蜜は野菜から撮った蜂蜜。

蜂が少なくて困ってる有機農家さんと、いいお花からとれる蜂蜜が欲しい養蜂家さんとの助け合いで生まれた蜂蜜。どこまでも素敵だなあとおもいました。

 

ちなみに私は緊張しっぱなしでした、笑。

次はしっぽり、こじんまりなふんどしパンツとリネン服売りにさせてもらおうかなあ。

 

お土産用にチラシを追って秋に拾ったどんぐり縫い付けて小さなバッグにしました。

やっぱりナチュラルな感じが好き。わら半紙な感じのチラシとかお友達に頼んでとっておいてもらおうかなあ。買い物もあまりしないから最近あんまりたまらないのです。

 

でもでも素敵なお土産を持っていけることに感謝です。

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春だね。。とおもったらふゆがかえってきちゃった。

今年の札幌はもう春の足音。

フキノトウが続々顔だしてます。

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今年はね、野菜にこだわらず食べていこうと思ってます。

きっとね、野菜をモリモリ食べる必要もないのだろうなあと思って。

 

今の時期はご飯と保存食のさんしょうづけや梅干し。

あとはふきのとうを毎日少しずつ取って来てはお味噌汁にしたり、ふきみそにしたり。ジャガイモだけはムロに入ってるのですがこれが甘くなっててとってもおいしい。お味噌汁にしたり、ふかしたり、タイふうのあじつけにしたり。

それにときどきもやしやあまり高くないお野菜でつないでいます。端境期の北海道、越冬じゃがいもですらたかいので躊躇するのです。

あとは烏骨鶏さんの卵もあるのでこれでたぶんじゅうぶん。

 

もう少ししたらウドが芽吹いてくるのと、たんぽぽ、ツメクサ、イタドリ、よもぎ、すぎなという雑草が芽吹いてくる。ふきもある!

山菜の見分けがあまりつかないからわかってるもの以外は雑草たべようと思ってます、笑。

ジャングルで、野生のものを食べる習慣がついたので、これからは雑草食、ガンガンいけると思います。

 

ちなみに昆虫食はいまはしたくないです、笑。必要になってせざるを得なくなったらすると思います。でも今はしたくないからいいです。。多分小さい頃からなれてたら、エビ食べるのと変わらないと思いますけどね。食べなれてないですからね。どっかの村に伺った時、お付き合いのために食べるくらいですかね。

 

そんなわけで野菜の時期まで野草でいけるはず。

これをどう楽しくいただこうかなって考えてます。

よもぎおむすび、すぎなご飯。

つくしの卵とじ。

おおばのお味噌汁とおひたし。

たんぽぽオムレツもいいね。

コンフリーのてんぷらもたのしみだ。

 

そうしてひとつきもたてば、にらと山わさびがいただける。

あと、2、3日もすれば樹液も取れるからうーん、十分じゃあないか。

ますます楽しみな山暮らし。

とりあえず今日はふきのとうの味噌焼やき。

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一度溶けた雪ですが、また冬が帰って来た札幌。

子供達は雪遊びで冬遊び。娘、スキーをやりまくります。

始めて雪だるまのようにころがりおちたけど、とても上手に転がるのです。

小さいうちから自分の身体を動かすことに慣れているって財産だなあ。

あまりに運動してこなかったため、怪我が怖くていつも慎重に動く私には彼女の身のこなしがミラクルにうつるのです。

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ここに住まわせてもらってることにしみじみとかんしゃです。

今日は作りかけの雪だるまを完成させて、雪の中で作ったキャンドルグラスに火を灯してみようっと。

 

札幌の冬も好きだけど私の体には緩くないらしく、帰ってから胃の痛みが復活しちゃいました。お話会もちょっと緊張しちゃったしね。

胃で受け止めちゃうんだよなあ。未来の心配をもっと意識的にしないようにしよーっと。

 

どんなにちいさくても。..He is real farmer..

子どもから学びたい。

幼い頃の思い出があまりないわたしにとって子どもたちからのまなびはとてもおおきい。

自分が親として経験させてもらったことの大きさにただただ感謝をしています。

自分の幼い頃の記憶がうすくても、我が子との時間を過ごすことでもう一度経験できるから。

ありがとう。

いつも我が子には感謝と敬意を示さずにはおれません。

 

そうして子どもたちから学ぶという感覚がわたしに身についた。

子どもたちはとてもやさしい。

子どもたちはうけいれるちからがとてもつよい。

心も身体もとってもしなやか。

 

そんな我が子からの学びはわたしの中で日々おおきくなり、たくさんの小さな人から学びをいただいていることを感じられるようになった。

ありがとう。

 

ここ、タイ の小さな村でも。

彼はまだ一歳3ヶ月。

彼のこの姿に感動と敬意をもった。

小さくてもリアルファーマー。

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彼は生まれた時からジャングルで育った。

お父さん、お母さんは彼にペースを落として寄り添う。

もちろんペースを彼に合わせながら畑に共に出ることもある。

小さい人の観察力はただただすごいと思う。

 

サンドットさんはいう。

小さいうちは子どものペースに速度を落として暮らして行こう、と。

彼のペースに落としたことで彼に興味が生まれたのだろうと思う。

暮らしが遊びになり、自分で遊びを生み出す知恵になるのだろうと改めて感じた瞬間でした。

 

He is only 1and3years old.

He is real farmer.

I am feeling and learning many things from small human.

 

Small human have great observations.

Not only him,kids have ovservations by all rights.

They are great full human.

If parents can get close,the small human can feel and learning by his way.

So parents have to have experience with kids slowly,and the small human can learn many things with Spence of security .

 

Purmacluture is not only skill,important is kindness and getting close to human,and appreciating to nature.

So l will learning many things from kids mind .

Always l will spend my life slowly with my family.

 

This is my learning from Sahain’s owner family.

Thank you to our loves Thai family.

I tried tranceration!Yeah!!

Everyday is full of discovery and joy for me.

 

 

 

遊びは学び。学びは遊び。日々は学びであふれてる。

 

私の好きなことの一つ。

子どもたちが遊びを発見する姿をみること。

ジャングルで食べられるものを探していたらついてきた子供たちが、ハットで遊ぶ。

ここではいつも自分で遊びを生み出す。

森は遊びでいっぱいだけど一緒にいる友達がいるから遊びが次々に広がります。

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きのみを見つけてきのぼり。

拾っただけでは足らずに、自分で木登りして取りにゆきます。

自分でやってうまくいかなかったことは学校に行った時に村の子達を観察して、動きを学んで来ます。

そうして一つずつ試してしなやかになって行きます。
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食堂の前でバンブースティッキーライスをつくってます。

私たちが使うのと同じ、彼らのおもちゃはリアルです。

竹のスプーンが欲しいというから目の前でナタを使って作る。できるまで彼らは待つことができます。

そうして大人の動きをかんさつしてゆく。
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村の子達があまりに鮮やかにカニや魚を取るので真似をして見たけれどできなかった私たち。

日を改めて池に向かいました。

歓喜で水の干上がった池。

初めは怖がっていた大ちゃんでしたが村の子達がかっこよかったから自分も取れるようになりたい、その思いでカニの穴に手を入れて見ます。

怖い思いよりも憧れの方が優っていたのでしょう。

泥んこになって2時間、あなにてをいれてかにをつかまえました。

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貝とカニ、小さなエビを捕まえました。
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去年、むらの中学生が、いけでとったさかなをみごとにさばいて、その場で焚き火をしてご馳走してくれました。その感動を忘れられない大ちゃんは自分でとったカニたちを自分で料理してみんなに振る舞うんだと、生きてるカニを自分でさばきます。
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自分で下味をつけて唐揚げにしました。

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エビは卵と混ぜてオムレツに。

 

自分でやりきった喜びで自分は味見だけで他の人たちに振舞ってくれました。

 

このあとまた別の日に、魚を取りに行く機会がありました。

あみをもたなかったわたしたち、大ちゃんは自分のズボンを脱いで足を縛り、あみのようにしてつかまえてみる、と挑戦します。

それを見て村の人が可愛いね、って笑います。

私も笑いながら、でも、自分の知らないことを大人に聞かずにどうしたらいいか自分で考え試してみる。それが身についた大ちゃんを素晴らしい人だと思わずに入られません。

 

私だったら自分で解決するすべを生み出せなかったでしょう。

人数分完璧に用意された学習の中では得られないスキルだとかんじています。

このあと、村の人が網を貸してくれ、仕草でお魚の取り方を教えてくれたとのこと。

ズボンで自分でやって見たからでしょう。

村の人が教えてくれたコツはすぐに大ちゃんの中に取り入れられ、1時間ほどで、六匹の魚をつかんだだいちゃん。

自分の身体を使って考えた経験は全てに生きてくるのだろうと思います。

私が幼き頃、もっていなかった知恵。

でも確実に自分の人生が豊かになるための知恵だと思います。

 

この日も自分で調理したいのだと、私が鱗を取るのを真似て自分で内臓もとってさばいてゆきます。

こうしてね、自分で食べ物を得て調理する。

ああ、これが生きる知恵なんだとずっしりと感じたこの日。

 

きょうもまなびをありがとう。

子どもたちがわたしに生きる力を教えてくれます。