日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

梅仕事。

   梅仕事の時期がやってきました。いつものように梅干しを仕込み、最近うちの研究所にお客さんも来てくださるので久々の梅ジュース。もちろんお客さんにお出しするものも家族が飲めるものを、ということで黒糖で仕込みました。海外からも来てくれるので、梅酒も仕込みました。

 

I made Japanese apricot juice. 

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And I made silted Japanese apricot.This is Japanese traditional food.

   それから梅干も。

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  梅の香りで豊かな気持ちになります。子どもたちも一緒に梅仕事。

 

   そしてね、今年はお友達にも伝授しました。気になるけど今までできなかったことって言っていたけど、少し前の私もそうでした。それに小さな子がいるとなかなか難しいのも事実なんですよね。核家族でできることも限られますから。だからこうして手伝いながら伝えていく。そうして暮らしのシェアをしつつ、子どもたちも楽しく過ごす。それが私のしたかったこと。そうしてつながりと信頼関係を築いていきたいと、小さく小さく動き始めました。

 

   まだまだ我が家の暮らしもままならないので少しお金をいただいて、よろこんでいただいたぶんをくらしをさせていただくことにしました。お互いにありがとうの気持ちと、楽しかったね、というきもちをもつ。手仕事の素晴らしさはそこに余計な会話がいらないこと。来てもらってゆっくりお茶してからはじめるこの時間、暖かく穏やかな気持ちでシェアしていけたらいいなと日々を積み重ねています。こうしてお互いに余裕が生まれたら、もっと優しくなれる。もっと安心して日々を過ごせる。そうありたいからまずは自分から。

 

    自分の苦しんだ時間がこんな姿に生まれ変わり始めたこと、私の積み重ねてきた時間があったからだと、感じています。乗り越えた自分を、自分の育ちを、やっと受け入れられた、そんな気がしています。もっと自分を知りたいし自分を愛していきたいから、また日々を大切に過ごしていこうと思います。ありがとう、わたし。ありがとうございます、私を支えてくれた方々へ。ひとりぼっちだと思って来たけど、私を支えてくれた人が切っといたはずなんだろうといまは感じています。自分で感じようと思えば感じられたはず。いまはそういうアンテナを働かせながら生きて行きたい、そう思っています。