浦島太郎の私。(タイ暮らし日記86日目)
今日はいよいよ国際空港。3ヶ月もここにいたのですっかり浦島太郎。そして去年もでしたが、森にいる間はなぜか札幌ライフが想像つかないのです。帰ったらどんな暮らしするのかな、どんなことしたいのかなー、私。少なくとも忙しく暮らすことだけはしないだろうと思います。
この移動は小さな引っ越し。自分の好きな環境に身をおく暮らし。なので暮らしの荷物はこれからもっと減って行くでしょう。物に囲まれることが望む暮らし方ではないということがわかったシンプルな暮らし。欲しいもの、食べたいものはきりがなくて、でも今の我が家はそれを満たす収入源を持っていません。今日も食事の後、チョコオレを飲みたくなったものの、私には別腹はないのでお腹が空いている時にしようと自分に話しかけます。無理や我慢はしたくない。けれどいろんな角度から見て、何をしたいか、何を選択して行くか。気持ちは満たされても、胃が苦しくなってしまうので、ならば飲むのをやめて、どうしたら気持ちが満たされるだろうと考えます。いつも自分と向き合う日々です。
ちなみに今日の朝ごはん、おかずかけご飯。タイでは主流のこのメニュ〜、旦那さんは毎週サタデーに食べていましたが、私は初でした。食事の量が去年より減ったので食べる機会がなかったのです。タイのご飯って薬草をたくさん使っていて美味しいのに残念なことに今はほとんどのお店でMSGを使っているので、お財布にも身体にも優しくなりました。今日は最初で最後なのでぐんと豪華に三種盛り。コユはあまり食べないのでご飯と目玉焼きを取り分け。MSGも取らなくてすむので、これに大好きなココナッツジュースの朝ごはんです。
大ちゃんもサタデーはお昼はカオニャオ飲み、夕飯は好きなものをマーケットで買うスタイルだったので、この日は張り切って。私に似て、これはどんな味するんだろうと興味があるので食べて見たいものがいつも色々あるようです。角煮がとろけるほど煮込んであるけれど、おやつのように甘くて最後は残してました。
この日は国際空港に移動して夜9時45分のフライト。子どもたちが空港で過ごすにはハードすぎるので空港のそばに安いホテルをとって7時ごろまで過ごします。街の中は暑すぎるし、ちいさいコユはゴロゴロしたり座ったりする場所が必要なので功をそうしました。空港で食事代と休憩のカフェ代を考えたら同じくらい。昼は屋台で買って、暑いのでほとんど室内で過ごしました。街の中で小さな人たちが飽きずに長居できる場所もないのでいい選択でした。
大ちゃん、葉っぱが食べたいと自分専用サラダをゲット。コユにも分けてあげています。キャーキャー言いながら楽しむ2人。こんな風に兄弟でのやりとりがぐんとふえました。かわいいな。
そうしているうちに火は暮れて空港に出発。出国後、売店を見たくて私だけ別行動でウロウロ。1時間くらいしてそろそろ搭乗口に行こうかなと向かい始めると、大ちゃんが半泣きで旦那さんと現れます。聞くと、「ママは時間にゆるすぎるからきっと乗り遅れる。帰れなくなったらこまる。」と、心配してくれていたそう。「大人だからいいよー。」という旦那さんに必死に伝え、搭乗時刻の1時間前になったら迎えに行く、と決めてくれたそうな。確かに時計ないなあ、そろそろ行かないとかな、くらいのアバウトさでおりました。母ちゃん、試食なんぞしておりました。わたしのこと、よく分かってる、心配かけてごめんなさい、大ちゃん。
そして9時をすぎるとさすがにコユはうとうと。外に出れずとも大ちゃんとマックスで1日を楽しんでたものね。毎日楽しんで生きてるっていいね。
飛行機に乗って出た機内食はビビンパ。あまり美味しい機内食に出会えないけどこれは美味しかったなあ。コユはまたもフルーツミールです。大ちゃんもキッズメニューは予約せず大人メニューに。キッズメニューはーハンバーガーとおやつとゼリー飲料なので避けてます。せめてお米があればいいかなというのと、選ぶのも楽しいかなと思い、大人メニュー。しっかり楽しんでくれてました。
気づいたら4人で着陸直前まで爆睡。移動も上手になってきたかな。後ろのおばちゃんがちょっと賑やかだったけど気にしないでねれるようになりました。楽になったなあ。