日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

タイに向けて。必需品にプラスするものと我が子とおもちゃのこと。

旅に行く時ってワクワクします。

だから多少荷物は増えるけど、いくつか好きなものを持って行くんです。

そうするとさらにワクワクするから。

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手作り好きなので、お裁縫はおやすみするかわりに、今年はタティングレースに挑戦するつもりです。

これでノンホールピアス 作りたいなと思ってパーツも持参。

旅の途中でプレゼントにもできるから。

機内や現地でのバス待ちのちょっとした時間にできるといいな。

 

タイの模様も素敵だから旅しながら現地のデザインでチクチク何か作れるようなるのも夢です。

その構想が浮かんでくるまでやりたいことをいろいろやってみてるところです。

 

もう一つ、外せないのがウクレレ

10年も寝ていて四年前からまたやり始めました。

おしゃべり苦手だけど、これやってると誰かが話しかけてくれたり、火を囲んだ時に音があるといいんですよね。

あとパネルシアター(動く紙芝居みたいなもの)の時にもこれで音をとります。

ほんとはアコーディオンがいいのだけどなんせ重くてね。。

 

絵具は村の小学校で使おうと思ってます。週に一回、国際交流のクラスがあるので、毎年なにかをしこんでゆくのです。

今年は大ちゃんがこのがっこうにおせわになるからちょっと濃い授業をできたらいいなとおもってます。

絵具アートと音楽でいってみようかな。

あと、恒例の日本食もね。

 

さてさて今回の旅は服、下着、シュラフ、ぼうし、タオル、子ども用に携帯トイレ、それぞれのおもちゃ。移動のバスが何時間かかるかわからな買ったり、離陸の時にトイレって言われたりするから携帯トイレもはずせない。それからこゆがアレルギー発覚したので簡単別調理用にお味噌とハーブソルト、玄米パスタ、玄米ポンセン、鰹節、わかめ、のり(なるべくかるくて栄養あってアレンジが効くもの)。自分たち用にもお友達からいただいたふりかけを。これで外食をご飯だけと果物とか、軽く済ませられるのです。タイのご飯美味しいのに味の素使ってるのが悩みどころ。(ハーブもたくさん使ってるからいれなくてもきっと美味しいと思うのにもったいないですよね。)移動期間中ずっとそんな外食にならないように。こゆは特に身体が変わって行くまで気をつけてあげたいので少し丁寧に揃えてみました。からタッパーも持って行って市場で野菜を買ってお汁やサラダにしてあげたらいいかな、と。。

レスキューシートと大きめの布。レスキューシートは急な雨漏りや、ダニ対策に使えるのでわがやの必需品です。大きめの布もシーツがわり、当て布がわり、傷のとこを縛るのにも使えるから。パスポートとお金。歯ブラシとくし。シトロネラとミント、ラベンダーのアロマ。シトロネラは虫除け、ミントはのみよけ。ラベンダーは必要な時に。痛み止めも少し持っていきます。使ったことないけど帰国直前の虫歯痛とか、もしものために。あとはおやつを少し。おやつは買ったのを半分と、毎年米粉のお菓子の上手なお友達に作ってもらっているのです。買わせてーってお願いしているのに、お餞別ってゆって10種類くらいつくってくれるのです。小麦がダメな子どもたちに合わせて米粉を使って、お砂糖かなり控えめ、油も選んで。米粉の扱いはとてもむずかしい。ここまでお砂糖減らして、米粉の美味しいおやつを作れるってすごいなあと家族4人でいつも感動してます。わかめふりかけとおやつ、毎年いただくこの贈り物にこもったお友達家族の気持ちが私たちの旅のお守りとなってくれています。何よりもありがたいかけがえのないもの。ありがとうね。

 

これで最低限困らないのです。

 

ああ、最低限といえば、最低限を知ってる暮らしをしてよかったことがあります。

私が片付け苦手だからなのもあるけどね。

ものを持たなきゃ片付けひつようないし、笑笑。アルバムももう一冊しか持ってません。今使うものばかり。

子どもたちも最低限を知ってるので、何かが欲しいということが少ない気がします。大ちゃんの欲しいのほとんどは料理の材料。みんなで自分の作ったおやつを食べたい、っていうのはまた別な思いがあるから思いを理解した上でうけいれてます。

我が家には子どもたちのものもカラーボックス一つに収まるくらいのおもちゃしかありません。

あまりないけど必要なものは何かをその都度話し合いながら、手に入れるか決めるのです。

で、大抵はまあ、いらないかー、ってなります。

これでどれくらい遊べるかを5歳のこゆも想像できているようなのです。

私が伝えたいことを、タイでした経験を通して共有できてるのだとかんじています。

で、これがなくても「ほかにたのしめることをみつけられる」、ということをしってる。

折り紙と本二冊くらいしか持っていかないこの旅で彼らは毎日遊んでいるから、それを知ってるんだと思うのです。

 

それとね、つい最近折り紙で作る着せ替えとドールハウスの本を買いました。

作り出すことって面白いと私が思っていて、彼らの性格からして、作る過程と遊ぶ過程があればどっちかで楽しめるだろうからシルバニアハウスの代わりにこれにしようとはなしあったのです。

そうしたら大ちゃんも参加して作っててね、彼に任せてみました。

時折手伝って、と言われるものの自分でやり遂げました。

楽しくてお家を広げてお花畑まで作って。

平面が立体になる喜びでいっぱいの大ちゃんを見てこゆが惹きつけられていて、大人が作ってしまったら得られないこゆの大ちゃんに対する憧れみたいなものをかんじました。

これ、きっと私が作っていたら全然違う展開だったと思います。

多分ね、大人はできる、が前提だったと思うから。

 

こゆにお家で遊んであげる喜びはあげたかったけど、余計なことをしないでよかった。

それによって倍以上の喜びを彼らも、私も得ることができた。こうしたら喜ぶかも、ってつい気を回してしまいそうになるけど、この人をたてる、そういうこともとても大事なことなのだと改めて感じています。

わたしにはできないことがたくさんでもどかしくなることもあるけれど、できないからよかった、のかも知れません。

 

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お値段以上の価値、いい買い物をしました。

うん、物が少ないっていい!

自分で生み出すって、いい!

 

あ、子どもまつりで自分のお小遣いで買った電気の作るプリキュアのステッキみたいなのもうちにあります。

でもずっと憧れていて手に入れたものだから、200円くらいものだって大切に大切に使っているんですよね。あー、無駄だったって経験も必要だけど、たいせつにつかいたいとおもえる、そうなった時になによりも価値のあるものになるのだと思います。

 

よし、ほぼ揃ったぞ。一安心^_^。

 

 

 

きょうのこどもたち。雪の宝石屋さん。

宝石屋さん。

絵具をしていたら思いついちゃったらしい。

ぱれっとに並んだ宝石たち。

こゆは宝石を作る人。

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宝石置きを作るとそとからつららをあつめてきてのみで叩いたり、ストーブで溶かしたりする大ちゃん。

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できた!

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溶けないように大切に雪の中に並べる。

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夏は虫取りしたり、傘でかぜにのろうとしたり、ダム作ったりして、冬は雪。

宝石作って、かまくら作って、つらら食べて、庭でスキーして。

バス停まで4キロの道のりもソリで遊びながら向かう。

 

畑の野菜取ってきて八百屋さんしたり、こっこちゃんの卵は夏より冬が少ないってしったり、自然と共にある時間。

こうして自然と共にある暮らしがたのしい。

 

自分が大人として、経験を伴わない知識をつたえてもまったくつたわらないし、自分自身のなかに疑問がうまれるから共に考えてもらうひび。

「大人の価値観を押し付けるのではなく、唯一無二の親友として子供との関係を気づいていく、」私の子育ての師匠の言葉がここに来て、いつも胸にひびいています。

 

そうして今ずっしりと感じています。

私がこうして暮らせているのは当たり前ではない。

ご飯を食べられることも、楽しい時間を過ごせることも、苦しみを超えていけることも。

子育ての時間は自分を育てて行く時間。

 

当たり前ではない日々をずっしりと感じることで、自分がもっと優しくなれる。

人に寄り添えるようになって行く。

自己肯定感がしっかりしてゆく。

 

そうして何かがあった時、文句を言って戦うんじゃない。

相手の状況を受け入れたり、妥協したり、待ったり、そうする中で自分の気持ちも表現していきたいと思いながら、まだまだそうはいかない自分と向き合いつつ、日々を積み重ねています。

 

家族関係も他人様との関係もそれはきっと同じ。

日々の中にいつだって遊びがある子どもたちのように生きたいとおもいます。

楽しい遊び、嬉しい遊び、ワクワクする遊び、つまんない遊び。

いろいろあるんですね。こんなに美しい遊びもある。

それをたちどまって感じられる人でありたいなあと思います。

タイに向けて第2弾。

着々と服作り。

わたし用のプルオーバー。

こちらもinoriパターン さんのスクエアプル。

生地は布もようさん。

横向きだから見にくくてごめんなさい。笑笑。

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こちらは大ちゃんのパンツ。

リスパンツタイプとモンペがらのストレートぱんつ。

紺の生地はリップクロス。

アウトドアで使われる耐久性のある生地だそうです。

でも思った以上に薄かったので思わず膝に当て布してます。

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あとは現地での生活用品。

歯ブラシたてもないのでこれがあると子どもたちが戸惑わない。

移動中も引っかけるだけでオッケーなのです。

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後はそれぞれのたんすがわりの布バックを四人分。

タオルをそれぞれ一枚ずつ。頭に巻いてもよし、水シャワーの後もよし。枕がわりに何かに巻いても使う。

 

あとは大ちゃんの帽子が終わればひと段落。

買っちゃう方法もあったんだけど、布の端切れがもったいなくてね、作ることにしました。

 

今年はこゆがアレルギー出ちゃってるので、食事を考えにゃなりません。

日本にいる時と同じ、とりあえずひたすらシンプルで行けばいいかなーと思ってるけどね。

シンプルに慣れちゃえば楽だということは経験上わかっていて、これになれるのは遊び上手な子供より大人の方が大変。

だからアレルギーだからかわいそうとかあまり思ってなくて、彼女が自分の身体とどうおつきあいしていくか、考えるいいきっかけだったのだと思います。

でもラテックスも出てるから、果物とのおつきあいも考えなくちゃならないな。

まあ、食べることより他の楽しみを共にすればいいだけなのかもしれません。

今年は食を減らして、遊び倒すぞ。

 

タイに向けて。

3月は暑いらしい。

 

例年、12月はフリース着込むくらい寒いのに2月を過ぎると急に暑くなってくる。

 

ということは蚊もおおいはずだ。。。

ということで、うすくて長いズボンとシャツを作ることにしました。

 

inoriパターンさんのドルマンチュニック。

生地は布もようさんのダブルガーゼと綿麻ワッシャーで。

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茜色は山レースをポッケに縫い付け、ロイヤルブルーは水玉ぽっけにしてみました。

きなりはバテンレース つけたかったんだけどタイミングよく買えなかったから考え中です。

 

着画をお願いしたら張り切って協力してくれました。

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こちらはスクエアプルオーバー。

着丈を変えて2種類作りました。

布もようさんの綿麻とうちで眠った生地。

柄物があまり好まなくなったからしまってたけど触って見たらさわりごごちがとってもいいし、このデザインなら色が明るくていいかもと、むすめときにいってます。

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着てみると一気に可愛くなるのでこちらも着画の協力を要請しました。

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全てこの2種類のスタイルで、という本人の希望で2枚ずつぱしゃり。

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ちなみにパンツはもう1つ作る予定ですが、ほぼバルーンパンツ。

これなら涼しくてトイレでも引きずらなくて動きやすい。

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初めての丸ポッケに挑戦。

これ、けっこうかわいいなあ。

 

かれこれ残り2週間ほど。

準備は服作りしか終わってません。

ふくはね、大人も子供もあちらは化繊が多いので外せないのです。

汗吸うほうが好きなのでね。

あと、子供の歯ブラシ。あちらは大人サイズの歯ブラシの柄がキャラクターになってるだけで使いづらくてこれも外せない。

あとは生理用品がわりのタオル。去年は荷物減らしたくて現地でタオル買ってナイフで切って使ってたけど、化学染料がまだ残ってて、痒くなって使い慣れるまで大変でした。だから今年はその分のタオルは持参しようと思います。

あとはどうとでもなるかな。

今年はぐっと絞っていこうと思います。

 

パッキングは今週中に、ある程度方をつけたいんだけどな。

 

 

 

 

 

 

昔のいいもの。その1。

昔に戻ったほうがいいと思ってるわけじゃない。

けれどもいいものは自分の力で残していってみよう、そう思うようになりました。

 

金属の湯たんぽ。

五郎さんご夫妻のお家にお風呂を借りにいった時、薪ストーブの上に置いてあった。

ここでの暮らしでは外せない湯たんぽ。

雪断熱のおかげでだいぶ和らいだけど、そこからのさむさもあるし、まきすとーぶだし寝るのも早いから3時ごろには薪が切れて寒くなってくる。

今週は札幌の最低気温はマイナス8度。1週間以上も続く予定だし、実は市内よりぐんときおんが落ちるからここはもっと寒い。

 

家族四人シングルの布団二枚で寝てるので湯たんぽは2つ。

昨日までプラの湯たんぽ2つだった。

 

けれども五郎さんちであれを教えてもらって以来、出かけたついでにいろいろ見て回っててとうとう見つけた、直火オッケの湯たんぽ。

うっかり蓋して火にかけると爆発して火傷もするらしいので家族みんなで覚える。

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日中はともえにいってたから、余裕なくて湯たんぽを作れるお湯は持ってるやかんがいっこ分、すなわちゆたんぽ一個ぶんしかストーブでつくれなかったけど、これを置いておけば、薪ストーブのエネルギーで作れる。

しかもつかってみてびっくりしたのは、プラより冷めるのがケタ違いに遅い!

朝までぽっかぽかなのです。

そしてね、そのお湯が蓋外してストーブに置いておけばもう一度あっためられるから、朝ごはん食べる時、座布団に置いたり、膝に置いたり。

そうして最後に顔洗い、手洗い、皿洗い、足湯、につかう。

まだまだあったかい。

 

お値段以上の価値で、もう1つもこっちに変えたくなるけどまだ使えるから我慢しよう。

 

相当お気に入りになり、ここに記録しておこうと思います。

いい買い物、したなあ。

 

 

 

クリスマス。2018。

こゆがサンタさんからスケートのチケットをもらったのでアイスアリーナへいってきました。

ここ数年、タイでのクリスマス、ヨーロッパの人たちがパーティしてくれていてね、三年ぶりのクリスマス、イン ジャパン。

 

うちはクリスチャンじゃないからサンタさんは来ないと思います、って言ってたんだけど、24日の寝る直前、サンタさんくるかもしれないから玄関を綺麗にしておこうと掃除をはじめただいちゃん。

きっとそのつぶやきが聞こえたんだね、笑。

 

サンタさん、日本語があまりわからないからって、これでいってきてね、って千円札を靴下に入れてってくれたそうです、笑笑。ウチにはモノより思い出を選んでくれたのかー。サンタさん、ありがとう。

 

ちなみに大ちゃんはテレビ塔の10パーセント割引と千円札。日本語わからないはずなのに、サンタさんも、インターネットの時代なのかしら、と大ちゃんに話すも、気にならなかったらしい。もちろん二人とも、来ないと思ってたから大喜び。

 

スケートについて張り切って借りた靴でリンクに向かうこゆ。

 

アナ雪の影響でスケートが気になっていて22日あたりにいってみたいなーっていってて、もう5歳だし、何かの興味につながっていくかも、とでかけてみました。

リンクにむかうこゆみて子供に寄り添うことを改めて感じてました。

 

リンクにたち、手すりにつかまり、そろそろしつつも、すごいやる気。

小学生以来のわたしのスケートよりも確実に上達していくこゆにすごいなあと思いました。

自分があまりにできないから、こうやったらいいよ、とか一言もアドバイスなんてしなかったわたし。自分が怪我せずいることで精一杯だった、笑。

 

んで、1時間後、休憩を挟んでいきなり、こゆ、もうだいじょうぶだから真ん中まで行ってくるよー、と支えなしで滑って行きます。氷の上であまりに楽しそうにしてるからか、数人のお客さんがあの子小さいのに上手だよーって言ってくれてました。わたしより上手な6歳くらいの男の子たちもあの子上手だねーなんて言ってくれた彼らも可愛かった^_^

子供のこういう素直さって素敵だなって思う。悔しがるわけでもなく素直にすごいね、って言い合える心。

 

んで、2時間近くなりめちゃめちゃ転ぶようになったのでそろそろつかれたしょ、あがろう、とリンクを上がりました。

んで、ふときょういちにちを振り返る。

わたし、できなくてよかったな。

一言もアドバイスできなかった=余計なことを1つも言わなかったということだなって思いました。

たぶん、彼女は自分で周りの人を見て色々試し学んでいたのだろうと感じています。

たしかに教えようとしている親御さんもいらしたし、自分が下手にできていたらわたしもおしえていたとおもうのです。そういえば、教えてもらっていたお子さん、怖いからヤダって言い張って楽しくなさそうだったな。ほら、あの子は上手だよって励まされて、こうしたらできるっておしえられても同じようにはできないから怖い思いは消えないよね。自分のペースでいくほうが怖くないことから進んでいけるからいいのかもしれない。

 

そんな姿を見せてもらって、こゆのすがたもみて、わたしが学びました。

自分がつい余計なこと言っちゃうなって思って振り返るようにしてきてたけど、ここでまた、本人のこういう経験を奪っちゃうことになるのかもしれない、と自分のしてきたことを1つ、整理できたように思います。

 

その人の経験をうばわないこと。

こどものうしろをみまもりながらついていくこと。

伝えたいことはことばでつたえるのではなく、自分の行動から溢れるように自分が日々を生きて行くこと。それがきっと後ろ姿をみせるということ。

でも彼らが必要としてくれてる間はそばにいること。

 

できたことが嬉しい、こゆがすべるうしろすがたをみながら気づいたことでした。

こゆもわたしも今日もまたすっと成長した気がします。

人に褒められることではなく、自分の成長に満足して生きて行くこと、自分よりできない人を怒るのではなく、その人なりの成長を見て一緒に喜べること。

寄り添ってもらったぶん、寄り添える人になれるほうがきっと生きることが楽しい、そんな気がしています。

 

次の日は吹雪という予報だったのですが、本人の強い希望によりもう一度リンクへ。

いいタイミングで寄り添えたのかな、と彼女のそんな姿を見てほっと胸をなでおろしました。

 

いつも学びをありがとう。

 

 

 

おかあさんの歌。

おかあさん 僕を生んでくれてありがとう

ぼくはこんなにひとをすきになれました

 

それはあなたが やさしくしてくれたから

その優しさを つかうひとになれました

 

子どもたちの通う幼稚園で園長が作ったうたです。

それに卒園生のお父さんが曲をつけてくれたそうです。

 

旦那さんがお父さんの歌ってできないのかな?

っていっしょうけんめいかんがえていたそうで、今朝から呟いてた。

 

お父さん、稼いで来てくれてありがとう。

 

旦那さん「うーん、そうなんだけどなんかしっくりこないよねえ、笑。」

私「うん、なんかねえ。」

 

それをきいていた大ちゃんが歌い出しました。

 

「おとうさん いっぱい遊んでくれてありがとう。」

 

旦那さんと私「おおう!いい詩だね!」

 

「もう1つあるよ。

 

おとうさん おかあさんと結婚してくれてありがとう

 

だよ。」

 

彼の心の中を見せてもらった気がしました。

 

うまれてきてくれて ありがとう。

あなたがかぞくでいてくれることがかけがえのない事だと感じています。

お父さんも、お母さんも、あなたの人生が豊かであるよう寄り添っていこうと思います。

 

一緒に暮らした時間、楽しかったよって言ってもらえるように。

 

ちなみにおかあさんの歌の2番は

 

おかあさん 僕を愛してくれてありがとう

僕はこんなに人をすきになりました

 

それはあなたが 愛してくれたから

その愛を 使える人になりました

 

そんなお母さんを支えてくれてるのがお父さん。

旦那さんに優しくしてもらえた分だけ、子どもにも優しくなれる。

たくさん抱きしめられる。

お父さんにもありがとうだよ。

この歌を口ずさみながら、そうおもいます。

 

そう思えるようになったこと、私は結婚した頃より、わずかに成長してる。

大ちゃんが生まれた頃、しごとばっかりしてるように見えたあの頃、気づけなかったんだよね。

旦那さんはそれが男としての優しさだって思ってたんだよね。時々早く帰って来てくれたあの時も、仕事を調整する大変さに思いを向けられずに、いつも自分の方が大変だって、自分の思いをぶつけることが先だった。家族への思いを私がちゃんと聴けてなかっただけだった。

 

男の人も男である心理があるゆえに大変だってこと。

私が旦那さんの私たちへの素直な気持ちをじっくり聞けてなくて思い込んでただけだってこと。

 

それを感じてから、色んなお父さんを見るたびに背景を想像するようになっちゃった。

お父さんも頑張ってくれてる。彼のベストで。

ありがたいことだし、私もちゃんと優しさを使えるようになっていこうと思う。

 

そうは思えるのに、旦那さんに今はまだ素直にやさしさをつかえていないことがたくさんあることに反省してるよ。思ってることは行為になる。身内にそうできたらそれは誰に対してもできるようになってゆく。これからもゆっくりゆっくりじかんをかけてやさしい大人になっていきます。

 

いつもありがとう。