日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

理想が高い?

最近ふっと気がついちゃってね。

 

理想が高いって言われるのが嫌だったんだよね。

 

言われたこともあるし、誰かに対して思ったこともある。

 

子供が生まれてきてくれてからかなあ。

言われるといつも、「そうなのかなあ?」って自分のことを考えてきてた。

でも答えは出ないまま、昨日ふっとそのことが整理されるかのように言葉になった。

 

私が言われてきたのは、いつも家族の話をした時。

ここんとこがうまくいかなくてっていうと、理想が高いんじゃない??って言われてた気がする。

 

虐待系家庭に育ったからうまくいかないのは当たり前だったなあって今は思う。

自分がされて嫌だったことはしたくないのも当たり前、笑。

でも、親にされてきたことって無意識のうちにしてしまうんだよね。

それが当たり前の中で長い時間を過ごしてきたから。

どこまでが正常でどこからかおかしいのか、理解するまでにじかんがかかるもどかしさ。

そこのところと格闘していたんだって今ははっきりと思う。

 

悶々とした想いを聞いてもらうたびに、完璧なお母さんなんていないから。って言われてた。

 

でもその言葉がしっくりこなかったのは、多分私自身完璧を目指してたわけではないから。

 

なぜしたくないことを言葉にしてしまうのか、根本が見えてなかったんだよね。

自分がどう育ってきたか、整理して受け入れきれてなかったから。

親との関係がちょっと変だったこともちゃんとはわかっていなかったから。

我が子が同じように生きていくかもしれないことにたくさんの不安を抱えてきて、その大きさに戸惑っていたから。

 

今、日々がありがたいなって思うようになって思うんだよね。

子どもたちが今日も楽しかったーってケラケラ笑ってくれて、言いたいことを口にしてくれて。もちろん、我慢もさせてると思うけど。

旦那さんにしてもしかり。

ああ、やっと家族への罪悪感がなくなって、日々の関係がありがたくてこれ以上望むことはないなあって。

 

それって、自分の願ってきた理想が叶ったってことなんじゃないかな、って思ってね。

ああ、この違和感は何だろうって必死にもがいて抜け出そうとして、試行錯誤して。

でも腹の底ではちゃんと覚悟決めて、そこから抜け出そうって行動してきたから、自分の探してきた答えを得られたんじゃないか、って気がついた。

 

だれかの理想が高いか低いかは、短い付き合いの中じゃあ、わからないことなんだろうなと思う。

長い付き合いだとなんとなく感じるとこがあるだろうけどね。

その理想に対して本気で叶えたいと思ったら、私はそこに向かって歩き始めることができるし、行動に移しながら、自分にとっていい塩梅に調整されていく中で変わっていくのだろうな。

 

そんなことを身を以て学んだ。

かかった時間は7年。

家族の皆さん、ごめいわくおかけしました。

でもありがとう。

 

自分の理想は高いのかどうか悩んできた日々。高いってことは叶わないじゃんっておもってきた。

でもさ、結果は高くなかったことがわかってスッキリしたー!!

いや、高かったけどそれをなし得たのだとしたらよく頑張ったと思う。

 

そしてもうひとつまなんだコト。

理想が高いんじゃない??って言われていい気がする人はいないとおもう。

私は誰かの目の前では使いたくないな、そう思った。

ああ、あなたが目指してることがあるのね、そこに向かって行動するのみ、頑張って!!って気持ちでいたいと思う。

まあ、叶えるつもりもないことを言ってばかりいる人とのお付き合いはそっと避けていってもいいしね。

 

理想が高いか低いかは他人が決めることじゃないんだってわかってスッキリしたよ。

それぞれの課題があってそこを越えるために頑張りながらそれぞれが生きてるんだよね。

 

生きていきたいように生きていく。

一つずつ整理しながら今日もまた、数年後の自分の日々が変わらず穏やかであるように、積み重ねていきたいなあ。

 

お裁縫のうでもつみかさねてきましたよ。

思い切って買ったけどロックミシン

経験値と喜びはもう十分にペイできた。

そして、いつか仕立て屋さんをやってかけたお金も取り戻したいと願ってるけど、それはまだ叶えてない。

でもさー、投資って自分を信じていくことに対する大事な姿勢だと思う。

こうして思い切って自分に投資してみる。

その行動が自分が自分であることを認めていく積み重ねの一部になるんじゃないかな、って。

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柄合わせがまだまだだけど、レギンスもこんなに上手になった。

自分の欲しいものを自分で作れるっていうのも大切な個性。

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自分のペースで進歩してるこの感覚はかけがえなくて、だれに比較されるでもなく、自分で得たことに対する喜びがある。

これは一生の宝物。

親に愛されな買ったことをきっかけに自分がダメだって思ってきた時間が嘘のように、自分で自分を受け入れていくことができてるのは、この投資のおかげ。

楽しいって思える日々が幸せだと思う。

この積み重ねで親を恨まなくて済むようになった。

誰かを恨まなくて済むってとても豊かなことだから。

 

わたしは、私のままで大丈夫。

 

この気持ちが私に日々の幸せと喜びを生み出してくれています。

ありがとう、家族のみんな。

ありがとう、ミシン。

ありがとう、自分の身体さん。

 

リックラック  さんの型紙で12部丈のクシュクシュレギンス。

ワンピースに合わせて暖かスウエットで。

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