大事な子どもたちにおもうこと。
こどもたちがですね、かえってこないんです。
月曜日にお友達のうちに遊びに言ったまま、住み着いちゃってですね。
娘なんて初めて私からこんなに離れて帰ってこないんです。
今日も泊まりたい!
毎日子どもたちから弾んだ声で電話が来て、彼らの幸せが嬉しくて、私は、
「うん、そんなに幸せでありがたいねえ。お友達ご家族にほんとうにかんしゃだねえ。自分の人生だから自分で決めていいよ。」
って答えるんです。
「うちは一人っ子だからいてくれてありがたいの!!
それにね、彼らの配慮とか大人っぽさがすごいなって思いながら、私が息子に接する上での未熟さとかを感じて学ばせてもらってて、いてくれて心地いいんだ。」と。
そう揺るがずに答えてくださる友人家族に涙出そうなくらいの感謝とともにお世話になっております。
時々心配してるかな、って写真送ってくれるけど、この子たちが選んだ場所とこのご家族に間違いはないっておもっていましてね。
それに子どもたちが自分に嘘をつかない人だって私の心がしっかりわかっておるようで、信頼してる人といる、っていう安心感があるんです。
ついでに、子供達が迷惑かけてないかな、って言う心配もですね、正直ないんです。
お世話になってるとは思うし、お友達家族が配慮してくださってるとも思う。
でも、我が子一人一人が、そちらのお宅にちゃんと配慮を持っていさせてもらってると言う信頼が私の中のあるので全然心配はしてないんです。
だからね、私、今日気がついたんです。
私が目指してるのは、子どもたちが家を出ていくその時、「私達夫婦がどれだけ信頼してその子を送り出せるか。」
そのために今を寄り添い、つみかさねてるのだ、と。
大きくなっていくのが寂しいなって思っていたけど、こうして離れてみたら全然寂しくなくて、幸せな時間を過ごしてくれてる喜びの方がおおきい。
電話で一応最後に一言、「いつも私にしてくれてるようなお母ちゃんへの配慮と大人様時間あげてね」と添えてみたら、「もちろん、わかってるよ♬」って返ってくるのでもう大丈夫だな、こりゃ、って思うんですよね。
まあ、そんなわけで全然子離れ、親離れできちゃってるじゃあないか、って気づいちゃったんです。
そして自分がこれからの時間をどう子どもたちと暮らして行こうか、また見えた気がして嬉しくて。
子どもたちに何かをしてやるのではなく、私たちが、信頼してるこの子を送り出せるようにすれば良い。
「今まで一緒にいてくれてありがとうね。いつでも帰っておいで!!」
って言えるような親でいたい、そのために今日も積み重ねていこうと感じさせてもらいましたよー。
素晴らしい日々に感謝。