日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

札幌は白夜??

かとおもった。

この時期は夜の8時近くまで空が白く明るい。

畑に出てたら、気付かず7時くらいになってることもある。

 

関東で育った私はそんな感じが楽しくてこの時期が大好き。

夕飯を済ませて庭の片付けしてたら二匹の子猿が飛び出してきた。

 

ズボンにイタドリ刺して何してんのかと思ったら、、、、、。

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ものほしざおによじのぼって遊んでる、笑。

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自分の身は自分で守るがモットーの我が家、危険回避はそれぞれで身につける必要があるので危ないって言わない。だからこういうことがたびたび起こる、笑。

 

余計なことを言いたくないけどつい言っちゃうんだよね、どうしたらいい??ってだれかに言われたら、こう答えてる。

うーん、私の場合は、この子がどれくらいの能力があるのか一緒にいる時間の中で私が知る努力をしてきたよ。そうすれば、子どもって結構怪我しないもんだってわかるし、自分の子がどれくらいできるかも理解できる。

私は彼らの、運動能力に高さに驚くことが多くて何もいえなくなってったけどね。。。

って。

 

こっこはかなり急な坂道を国庫は2歳の時から駆け下りてた。

あしもつれて、転んで前歯折るよ、なんて思ってこらえてたけどあれから5年。そんなことには一度もならなかったな。

今でもタイのジャングルのあぜ道をつま先だけで飛び回っており、足首を器用に使って捻挫すらしない。

この能力は尊敬ものです、笑笑。

 

だからね、怖いことは無理しない、も我が家の鉄則。

怖いのに無理してやっても自分の身を守れないから。

こっこは物干しによじ登るけど途中までだった。でもね、しばらくしてのぞいてみたらこっこも物干しに登った!!

Good job!!

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そして何やらどっかで拾ってきたロープでブランコを始めてた。宙に浮いてるのではなく、ロープブランコしてます。

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創造力は使えば使うほど使えるようになるものなんだろうなと、彼らを見ていて思う。

そして自由の中には沢山の思考がある。

 

怪我をしないように自分の能力をもみ極めながらやるということ。

他の人がいるときはしないほうがいいこともあるということ。(小さい人が真似をしたら危ないからそういうところではやらない、とか。)

火を使うときは空気の湿り具合や風向き、周りの状況を判断すること。

それに大ちゃんは四年生くらいになって自分の行動に責任を持つということを心得てきているようで、自分に時間をかけてきたからなのだろうなあって最近しみじみとかんじてる。

 

無理をせずに、自分の行動に責任を持つ、ということは大人が言葉で教えられるものではないのかもしれない、と今感じてます。

彼らが日々を自分のペースで積み上げて、おおきくなったある時、そんな行動が溢れてくる。

自分の行動に責任を持つということは、自分の能力の限界を知り、人への配慮、自分の気持ち全てをすり合わせて、いいバランスにならないとできないことだから。

言葉でわかるもんではなく、経験の先にあり、いつの間にか身についていくものなのだろうと、思います。

 

いろんな人に家族丸ごと育てていただいて今がある我が家。

みんなに育ててもらって子どもたちも私たちもここにあるんだよね、って改めて感じています。

 

大人が口うるさくいうより、たくさんの人に愛してもらい、子どもたち自身が自分で感じて歩いていくのを見守る。

その大切さをここにきてぐっと整理できた気がします。

我が子がくれたこの経験をゆっくり未来に生かしていきたいな。

そんな風に子どもたちがいきられたら、虐待もいじめも犯罪もきっと減っていく。

開けっぴろげで、人同士が優しい気持ちでいられる日常になったらいいな。

 

そのために我が子と共にいろんな経験を積んでいこう。

それが今、できることだから。