日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

野草をいただく。ふき編。

北海道は5月に入って山菜シーズン。

我が家は四月からサバイバルフードで、越冬キクイモとふきのとう、越冬ジャガイモ人参で過ごしてきたのが、そこをついたり、芽を出したりし始めた。

 

そうして5月、とうとう山菜シーズン到来。

毎日ふきとふきの葉でつないでいたあと、あずき菜に、アイヌネギ、ウド、三つ葉も出てきた。

姉御肌の山の先輩が山菜を教えに連れてってくれてね。

 

山菜とお米、いくらかの乾物での暮らし。

サバイバルはまだ続いてるけど、山の恵みにただただ感謝してます。

コロナの収束した先の世界はわからないけれど、私はこんな暮らしを始めて、後世に残していきたいことを見つけたんだ。

 

自分がいただいているめぐみに気づいて、日々暮らしを続けていける豊かさに感謝をしていける生き方をすること。

 

「感謝」は自分の心を自然に謙虚と喜びで満たしていく。

その安心感をていねいにかんじていける豊かさを、私が伝えていきたい。

 

だから野草の頂き方をここに残しておきます。

 

野草は根っこからとらないでね。来年に残すためにね。

それといっぱいとり過ぎないでね。アイヌの人は、三分の一を人間が食べて、三分の一は動物たちに、三分の一は来年用に残しておくという教えがあったそうです。私もそれを忘れないようにしています。

 

まずはふき。

あかぶきよりあおぶきのほうがおいしい。

小さいうちは葉っぱはお醤油漬で、茎の部分はさっとお湯で湯がいただけで美味しくいただけます。

 

ふきの葉は、さっと湯がいて一晩水にはなってアク抜き。

水を絞って、お醤油でつける。

 

我が家はおむすびの海苔がわりに。

f:id:yurukkosae:20200516170919j:image

 

茎の部分は小さいうちはアクが弱いのでさっと茹でてそのまま小さく刻んで塩で揉んで置いて、後でご飯に混ぜて、おむすびにすることが多いかな。

f:id:yurukkosae:20200516170940j:image

小さく刻まずに 3センチくらいに切って、味噌漬けに。

オリーブオイルと塩であえたりもするよ。 

お味噌汁にもしちゃいます。

 

大きくなったふきは(北海道のは秋田蕗なのででかい)、板ずりして、

f:id:yurukkosae:20200516171001j:image

さっと、ゆにくぐらせて

f:id:yurukkosae:20200516171026j:image

筋とって

f:id:yurukkosae:20200516171046j:image

一晩水にはなってアク抜き。

f:id:yurukkosae:20200516171116j:image

そうして同じように食べちゃうか、塩漬けにして来年までかけて食べる。

こちらは、塩抜きして煮物にしちゃうことが多いかな。こちらは6月下旬にでも♬

 

そうそう、処理する前に虫が入ってないかチェック!

うん、とっても綺麗なふきだ♬

f:id:yurukkosae:20200516171412j:image

 

近頃毎日ふきが続いています。

本当の自然栽培だよね。

ありがたいことです。