日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

ヒッチハイク。

人生初のヒッチハイク
今日は友人ファームまで移動。
いつものローカルバスで移動するつもりが来ない。
一時間に一本、という情報だけを頼りに、国道材に座り込んで順番に待つ。


30分経過。来ない。
一時間経過、あつい、まだかなあ?
一時間半経過、そろそろきてもいいけど??
二時間経過、こなーーーーーい。もう来ないかも???


日没まで五時間、それまでに移動しなくちゃならない。
そばのお店のおばちゃんに相談すると、お客さん少ないと来ないんだよーとのこと。
いつならきて、いつ来ないのかわからない、笑笑。あいにくシエスタの時間に入り、お店のおじちゃんにお願いするのは悪い。
おばちゃんの勧めによりヒッチハイクすることに。


全員初のヒッチハイク。できれば避けたいという消極的な思いだったけど、その場で覚悟が決まった。
日没までに移動しなければ。
国道にずらりとならん出てをあげる。思いのほか、反応が早くて15分ほどで一台の車が止まってくれ、隣町まで移動できることが決まった。
ありがたい。いつもサハイナンのみんなといってた道がいつものばいにかんじる。ただただありがたい。


となり村からまたヒッチハイクするつもりがおじちゃん、一つのバス停まで連れてってくれた。
日没まで三時間半。ここでも待ちぼうけにならないか?と思ったけど、なんとバスがきた。
バスに乗っても目的地に着く確証はなかったけど、みんなでちょっとホッとしてうとうと。
気づくと見覚えのある街。やったー。


時計を見ると日没まで2時間もある。ありがたい。
バス代もやすかった。


ここにいるとね、物価が安い。けれども、私たちの口からはここに2年ほど安いからラッキーって言葉は出て来ない。ここの人たちがすごく働いて作ってくれたものだって知ってるから。ここの人たちが大好きだから、ただ、ただありがとうと思う。値切り交渉は基本的にしない。こんかいもこうしてここまでこれたことがありがたい。


自分の人生がありがたいことで溢れてる。
そう思いながら、今日、我が子と感情的にぶつかった一つのことについて思い返す。自分のあり方がこれでよかったのか、自分に問い返す。
人生はちょびっとずつのステップだ。わたしにとってちょっとの変化でもこの人にとってはちょびっとではないのかもしれない。
自分は待てる大人になりたいと願う日々に課せられた自分の成長へのステップ。
ありがたいことで溢れてる自分ならきっと超えられる、そう思うことで自分で自分を支える。
超えて行こう。

 

長距離バスに間に合ったー。街を抜けると山々の間にムラがあって、風情があった。人の暮らしてる日常ってとってもいい。

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4時間の移動。これくらいなら大したことないかな。

少しはタイ語もできるようになったし家族でなら旅もとっても楽しめる。

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