アレルギーとともに旅にでる。
うちの娘ちゃん、アレルギーをたくさん持ってることがわかりました。
もう少ししたらはっきりした症状が出ていただろうと思われる小麦、たまご、甲殻類は爆発寸前だったようで数値の高さにびっくりでした。
これを筆頭に南国くだものも含めて、ほとんどのアレルギーフードに反応あり。
これが発覚した日はかなり落ち込んだけどこれが真実。彼女の身体が楽になるように変えて行くしか、ないのね。
日本にいる間、外で食べることはきっちり諦めました。諦めた、のだけど、この経験も大切でね、私たちがどんなものを食べていたか、どんな風に外のものを取り入れていたか、どんなときにお金を使っていたのかを、改めて感じています。
オムライスもピザもパスタもハンバーグもラーメンもうどんもパンもダメ。
イタリアンもファミレスもうどんやも定食屋も入れない。
お米も出てるからおむすびも買えない。
そんなわけで時々米粉麺もパンも四人揃ってやめました。
んでいつも食べてるのはゆきひかりの発芽玄米と、漬物、味噌汁、かぼちゃ焼き、にもの。時々焼き魚と鶏肉でお鍋。お醤油は使えないけどうちでちゃんと寝かせたお味噌はオッケー。後は納豆もオッケーなのでお味噌のたまりで味をつけてます。
今まで食べてたのとほとんど変わらなくて、みんなでうちで食べる分にはアレルギーもなんも関係ないことを実感。
外食も元々そんなにしていないし、小麦製品を買わなくなって一年近く、お菓子コーナーもまず覗かないので本当に変わらないことを感じています。
みんなで変えればさほど関係ないんですね。
あとね、もう一つ、ここ一年ほど気にしていること。
カンジタのアレルギー。膣カンジタではなく腸で増殖しているのでカンジタということになるそうです。リーキーガット症候群という腸を荒らす病気の影響で、アレルギーを始め自閉症、なんだか身体の調子が悪いなど、諸々の不調の原因になっていることが最近わかってるそうなのです。
そう考えると、甘いものや加工品、調味料などのソース系も多いこの時代、むかしとは腸内細菌はかなり違うだろうと思います。
娘のアレルギーもこことの関連を考えていて、小麦、おやつを含めて、改めてどう変わって行くのか実験してる感じです。
なのでね、うちのおやつも変えて焼き芋、スルメ、甘栗、時々玄米せんべい。おやつを食べるという習慣そのものを減らしつつであります。
そんなわけで今回のタイ滞在はちょっと考えましたが手探りで行ってみようということになり、スタートしました。
いくつか日本のものを仕込みましたが、荷物の重量の関係で、こちらでも手探りで考えていかないとなりません。
日本から仕込んだものは玄米餅1パック、お友達が差し入れてくれた玄米パスタ二つ。ポンせんべいふた袋。添加物の入ってない乾燥野菜スープ。あとは鰹節、海苔、ワカメ、とろろ昆布。お味噌とハーブソルトと、塩。ウエスターナーが多い関係で油の使用量も多く、気をつける必要があるので亜麻仁油の小分けをいくつか。あと、スルメとほしいもも。
これ以上は増やせないなと諦めたけれど、今年も手荷物は、旦那さん15キロ、わたし10キロで収まりかなりのコンパクト旅。もう少し持ってきたらよかったな、ってよぎるけれども今を向かねば。
出発日に2日分のおむすびを持って家を出て、昨日は3日目。
機内ではおむすびとおやつ。
到着後のこのひ、娘のご飯は、きゅうり、トマト、もち米を少し。ライスペーパで包んだ生春巻き。ふかし芋。ホテルの朝食に味の付いていないコーンフレークがあったのでなにかを食べてみたい娘はこれも少しいただきました。
4日目、移動中は外食せざるを得ないことが多いのだけど、今年はそこも考えつついどう。
あさは市場のカオマンガイ(鶏肉で炊いたごはん)を出してくれたので、外食ではありますが、添えられたソースはつけず、スープは飲まずに、いただきました。そして、持ってきたお味噌をといただけのお味噌汁を。
その分、昼と夜はシンプルに市場で調達です。もちきびとココナッツ。ココナッツはどうなの?ってしらべたけどネットって情報ありすぎてわからない。きっと、全てのフードにアレルギーが絡んでるのでは?とみています。
夕飯はトマトと、干し芋、もちきびでお腹いっぱいになっていました。
市場に行けば白菜もキュウリも人参もあるし、ご飯を控えて、とうきび、お芋も交えつつ行けばどうにかなりそうだなーって思ってます。
あんまり深刻になると楽しめなくなるから変化だけ気をつけていきまーす。
ただ家族でお世話になってる先生が教えてくれた発症が怖いピーナッツとそば、数値の高いエビカニ等は気をつけて後は身体の変化を察知しつつ食べていくしか方法はないかなと思っています。
今年は外食控え、食べ過ぎず、ってとこかな。
生春巻きに巻かれた練り物(ウインナーとかまぼこ)を除いてお味噌つけて食べてます。
生春巻きの皮を売ってる場所を探そう。いつでのどこでも売ってるわけではないからちょっと大変だけどね。サハイナンご飯はご飯とサラダとスープが基本だから、これ緊急事態に使えるワザだ。冷蔵庫がないこと、ジャングルの中はありやら猫やら食べ物を狙う人たちと共存の場なので置いておけるものは限られるし、置いておける期間も短い。ありはくしに塗ったオリーブオイルにもくるし、万能クリームの油の匂いを嗅ぎつけてバックパックの中まで行列を作る。
ココナッツの果肉もいただきます。けっこうおなかにたまるんだわー。
5日目の朝は卵入りチャーハン。卵も油で炒めたご飯もNGなので干し芋とキュウリともってきた八穀ポタージュをゆでといて。このポタージュがお気に入りでご機嫌。よかったね。
この衣装がやっぱり似合う、とニヤニヤのわたし。かわいいなあ。