日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

おかあさんの歌。

おかあさん 僕を生んでくれてありがとう

ぼくはこんなにひとをすきになれました

 

それはあなたが やさしくしてくれたから

その優しさを つかうひとになれました

 

子どもたちの通う幼稚園で園長が作ったうたです。

それに卒園生のお父さんが曲をつけてくれたそうです。

 

旦那さんがお父さんの歌ってできないのかな?

っていっしょうけんめいかんがえていたそうで、今朝から呟いてた。

 

お父さん、稼いで来てくれてありがとう。

 

旦那さん「うーん、そうなんだけどなんかしっくりこないよねえ、笑。」

私「うん、なんかねえ。」

 

それをきいていた大ちゃんが歌い出しました。

 

「おとうさん いっぱい遊んでくれてありがとう。」

 

旦那さんと私「おおう!いい詩だね!」

 

「もう1つあるよ。

 

おとうさん おかあさんと結婚してくれてありがとう

 

だよ。」

 

彼の心の中を見せてもらった気がしました。

 

うまれてきてくれて ありがとう。

あなたがかぞくでいてくれることがかけがえのない事だと感じています。

お父さんも、お母さんも、あなたの人生が豊かであるよう寄り添っていこうと思います。

 

一緒に暮らした時間、楽しかったよって言ってもらえるように。

 

ちなみにおかあさんの歌の2番は

 

おかあさん 僕を愛してくれてありがとう

僕はこんなに人をすきになりました

 

それはあなたが 愛してくれたから

その愛を 使える人になりました

 

そんなお母さんを支えてくれてるのがお父さん。

旦那さんに優しくしてもらえた分だけ、子どもにも優しくなれる。

たくさん抱きしめられる。

お父さんにもありがとうだよ。

この歌を口ずさみながら、そうおもいます。

 

そう思えるようになったこと、私は結婚した頃より、わずかに成長してる。

大ちゃんが生まれた頃、しごとばっかりしてるように見えたあの頃、気づけなかったんだよね。

旦那さんはそれが男としての優しさだって思ってたんだよね。時々早く帰って来てくれたあの時も、仕事を調整する大変さに思いを向けられずに、いつも自分の方が大変だって、自分の思いをぶつけることが先だった。家族への思いを私がちゃんと聴けてなかっただけだった。

 

男の人も男である心理があるゆえに大変だってこと。

私が旦那さんの私たちへの素直な気持ちをじっくり聞けてなくて思い込んでただけだってこと。

 

それを感じてから、色んなお父さんを見るたびに背景を想像するようになっちゃった。

お父さんも頑張ってくれてる。彼のベストで。

ありがたいことだし、私もちゃんと優しさを使えるようになっていこうと思う。

 

そうは思えるのに、旦那さんに今はまだ素直にやさしさをつかえていないことがたくさんあることに反省してるよ。思ってることは行為になる。身内にそうできたらそれは誰に対してもできるようになってゆく。これからもゆっくりゆっくりじかんをかけてやさしい大人になっていきます。

 

いつもありがとう。