日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

不便な暮らし。

を、体感してる日々。

 

いろんなことがあるんです。

 

2時間でかけただけで扉が凍りついて足元に分厚い氷となってつららができて開けるのにバーナーつかうとか。屋根からビニールかける作業がまだ残ってる。

昨日はうちの帰ったらうちの外側氷点下14度。うちの中は3度だったみたいでみんなで薪ストーブ炊いてあったかいスープ飲んで暖とったりとか。

木工の大きめの作業は私は苦手だから旦那さんにお願いしたいけど、あちらはあちらでうち作りが立て込み仕事が多いので棚くらいは自分で作らないとならないとか。

テーブルのサイズが大きいからカットしてリメイクすることにしたけど、古すぎてネジが抜けなくてどうしよう、とか。。

それをするために氷点下の屋外で作業、とか笑。

夜中に寒くて目が覚めて布団から出て薪を足すとか。どうやらうちの一棟は断熱1センチらしい、笑。

毎日隙間風見つけて少しずつ断熱足して行くとか。

毎日朝から薪とりとり、とか、

離れに野菜を取りに行ったり、コッコちゃんのお世話したり、洗濯機が全自動ではなく給水が壊れてるからタイマーつけてみずいれたり、仕事も動きもおおいことも。

 

うちが壊れそうになったり、寒さでものが壊れたり、言葉にしたら、過酷というとわかりやすい、笑。

 

けれどもね、暮らすことを経験してみて思ったことがあるのです。

 

暮らしはそんなに便利じゃなくていい。

 

氷点下の中たく薪のお風呂はさぞ大変だったと想像するようになりました。

うちの給湯器は中古で空気逃し弁が壊れててお風呂の湯を止める時に、誰かに手伝ってもらう必要があったけど日常的に薪を炊くよりずっと便利でありがたい。台所からボタン1つでお風呂が沸かせなくてもいい。

この寒い家は、薪ストーブがついてない時間は本当に寒くてスープを飲んでからだから暖めることもせにゃならなかったり厳しいけど、今はビニールはったりすきまうめテープというものがあるからそれでもあったかいのだとおもうし、作りためた薪をくべればあったかい。自然からいただいたエネルギーがあるのでじゅうぶんくらせてる。

灯油のコンロは調理に時間がかかるけど、手間かけた料理をしない分、食べ過ぎることもなくなったしね。うちのコンロの稼働はほぼ1つ。ストーブのうえは狭いので湯たんぽや食器洗い、おちゃようのやかんで満杯で時々使ってる程度。

 

この話をたくさんしたらまだ面白い気づきがあるけど、ここで暮らすようになって家族一人一人が人様との関係をゆっくり丁寧にするようになった。

いや、私だけかもしれないけどね。

だから周りの方が助けてくださるそのありがたさを感じない日々はありません。

うちにあるものの多くは人様からいただいたもので、それは食べ物まで。

 

こどもとむきあったり、かぞくとむきあったり、暮らしを変えて、えたものはたくさんあるけど、一番大きいのは目の前で起こったことをだいぶうけいれられるようになったこと。

大変なことはたくさんある。けれども今の私はそれを楽しむことに変えられる。

家族との関わりの中で、自分との向き合いの中で、暮らしを作る経験の中で、自分の気持ちを整理し、誰かの気持ちが想像できる力がぐっと強くなった。

 

過酷だねーって心配してくれる方もいるけど、正直、この経験による自分の気づきの大きさの方が価値が高くて、あまり悲壮感を感じなくなってる自分にうれしいなあとおもう。

この感覚は暮らしだけでなく、人との関わりの中でも役立ってくれる。

人の目を気にしすぎたり、気持ちの合わないひとの対応にもいつまでもイライラしなくなった。じぶんはじぶん。

 

不便な暮らしは、時には自分が頑張る必要もあるけれど人の弱いところを想像する力を育ててくれてる気がしています。それは自分がどう日々を生きていたいかを、明確にしていってくれます。

それにね、自分で考えるから知恵がつく。

 

不便は可能性。

それは自由につながるきがする。

自分が暮らせることに、家族が楽しんで日々をいてくれることに、ありがたいね、と毎日旦那さんと話せてることがうちの1番の豊かさ、です。

私たちにちえでくらすたのしさとたいへんさを教えてくださってる五郎さんご一家にも、只々感謝しかありません。毎日ありがたいことだらけの暮らし。

大事に日々をしていきたいと思います。

 

のきしたを整理する棚を作りました。

木をきるってむずかしいんです。布と違って厚みがあるので上から下にまっすぐきれなくて。だから棚やテーブルを作るのは苦手。

でも子どもたちも使いやすくしてやる必要がありそうも言ってられないので知恵を絞る。

漬物ダルとうちの食料庫。今時期は冷凍庫。ネズミにやれらないように、ケースに入れてます。これもリサイクルなので穴をコーキングで塞いでます。コーキングでを絞るのが握力弱いわたしには修行、笑。もやしもいただいたフキもそのまま冷凍になってる。

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大工さんにいただいた綺麗な木材は来年打ちを作るのの使いたいから、こちらは廃材で。板は床材を並べて打ち込みました。足は例のごとくまっすぐに切れてないので、グラグラする足の下に板を突っ込んでこれでオッケー。自分でできることをやる努力はしたもの、笑。

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