好きなことに没頭すること。
冬に向けて服を作り始めました。
ちょっぴりこもりたい気分なので、自分に厳しくするのはやめてこもってみました。なんだかんだで昔からの習慣はしつこく自分を縛ってる。自分が頑張ればどうにかなると思って無理してストレスためる生き方が。。
意識してそんな自分に気づいて行くことを小さな目標にしています。
カタカタミシンふみながら考えてます。
私は小さな頃からこうやって好きなことをじっくりすることがなかったな、って。
寒さに向かうこともあり、神経が緊張してる、ということで現れた自分のイライラだけど、神経の緊張は、子どもの頃、争いが絶えない実家での時間に気をもんでいた所から来てるのだとおもう。
精神的に病んでいた母が穏やかに過ごせるよう、気を気張り、母の心配の対象であった姉と弟にも構い続けてきた自分の生き方がこうして顔を出すことに正直びっくりしてます。
いつも気を張り巡らせ、物心着いてから自分のしたいことよりも家族が優先だった。
悔しいけど、自分の育ちが、親との暮らしから引き継いだことがどこまでも影響してくることを痛感する日々。
私は幸せになれない、そんな言葉が口癖だった母。
私はそれを我が子に押し付けたくなくて、受け継いだその考えと行動を変えたくて心の片隅に、子どもの人生を邪魔したくないというモットーを持ちつつ日々を過ごしています。
自分はどう日々を生きて行きたいか。自分はどんな姿で子どもの目に映っていたいか。
今すぐには変えられない自分を受け入れ、長い目で変わって行く自分を待ちながら子どもと暮らして行く。
行動を通して、気づきを通して、変わっていく自分を待つ日々。
子どもや旦那さんのする行動や考えることに日々ハッとしたり、感心したり、日々の中にどれだけの感動や驚きが詰まってるのかってことも実感しています。
そう、だから今日は、自分が好きなことに没頭したことがないのにびっくりしてます、苦笑。
だいちゃんやこゆを見てると好きなことにただただ時間をかけていて、その好きなことっていうのが誰から教わるっていうのではなく、好きなことを自分でしていくからの発見が詰まっていて、その積み重ねで今がある感じで、自分が感じてきた違和感をふと思い出します。
プールにエレクトーン、塾。。
習い事をしてはプロに習ってきたけどどれもしっくりこなくて。親に怒られながら宿題して練習して、やめたくても石の上にも三年だって言われて続けてきて、好きに慣れなかった。
うちのそばにある教室に通ったけど先生との相性が良くなかったのだろうと思う。
上達することがおとなの目的で、それに向かってしまったため、子どもである自分自身が楽しい時間をその中に見いだせるような味わい方をできなかったのだろうと今かんがえるとおもう。
できるようになりたい!
そのスタートは楽しそうにそれをしてる人をみたからだとおもう。
自分もあんな風にできたらいいなって夢を描いたからだと思う。
それはきっと、手短なものでは代用できないもの、だったのだろうな。
この人が素敵だな、って人と出会えることがその思いに寄り添えるのかもしれないな。
技を習うのではなく、生き方に触れる、そういうことなのだろうと思います。
そう、思いながら今はミシンを踏んでます。
こどものころをやり直すかのように、早起きしては自分が好きなことに没頭する。
自分がそんな経験したことがないって気付けてよかったな。
昨日の自分よりもう少し、この子達に寄り添えるようになって行くだろうか。
自分のこどものころの満たされなさを埋めていけるだろうか。
そうしてじっくり自分と家族と過ごし、きづき、むきあい、私自身のかかえてる神経の緊張する習慣を変えていけるのだろうなとおもう。
自分の育ちのせいにしても解決しない、母となった自分の今を変えていくのは自分自身。
支えてくれるいまの家族や友人たちに感謝をしつつ、今を楽しみつつ、変わって行く自分を待ち続ける。
病もね、きっとこうした習慣からきてる。
不安症でいつもてばっかり洗ってたら、洗わずにはいられなくなるように、自分が縛られていく。
母との間で生じた苦しみがもう少し少なかったらよかったけど、これを背負って生まれてきたからには仕方がないから、この経験が自分を深めてくれると信じてこえて行くしかないとおもう。
わたしにとって、自分のこころの平和と家族の平和のために、パーマカルチャーはあると思ってます。
自然な暮らしだけではなく、家族ひとりひとりが無理をせずにコミュニケーションをとりながら、家という巣で安心して暮らして行けること。
子どもたちを外に触れさせてあげたくて、自分のモチベーションをコントロールして人の集まる外に出てきたけど、子どもたちの方がしなやかで、時には休憩しても大丈夫、ということを教えてもらいました。
外で誰かに認めてもらう作業をしなくても、ここで、一輪車でうちの庭を一周してー!に答えられることが、自分が一番幸せな時なのかもしれないとストンと腑に落ちた瞬間。
そうかー。
ふと思い立ち子どもたちとティッピを作りました。
作ってたら大ちゃんがここでおやつを食べたいと、クッキー焼いて飲み物と一緒にカゴに詰めて持ったきてくれてね。
何かを作り出すって嬉しい。