日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

コンクリートミキサー車がやってきた。

我が家のためにコンクリートミキサー車がやってきてくれました。

旦那さんと吾郎さんで、鶏小屋作ってます。

これは一大イベント、と言っても私も手伝い要員。

 

コンクリートミキサー車登場。

子供達大興奮。

そりゃそうだ、こんな身近で見れることないものね。

でもコンクリート入れた後はかなりの重労働。

助っ人してくれた方が土木を知ってる方で、かなり助けてくださって無事終了。

 

いやはやすごいなー。こうして世の中できてるんだ。

鶏小屋作り。

中古スーパーハウスを運んでくるとこから改装まで旦那さんと吾郎さんの手作業。

というかここではほぼ全て人力とミニ重機でおこなう。

スーパーハウス移動も地盤を水平にする土もりもり。

畑仕事も家作るのも。

私はできないけど、旦那さん、トイレとお風呂場作ってます。

 

私は畑と子守担当。

とはいっても最近私は改心しまして、子どもたちに口も手も出さないようにしようって思ってます。

だから飽きたーって言われても、そっかー、飽きたかー。しか言わない、笑。

楽しみは自分で探すもんだ。アパートに戻るとうちの外は車道、どこかに行くのにおつきあいするしかないけど、ここは沢あり、坂あり、木々あり、雨あり!!

 

私は黙々と畑仕事。

これ、終わらなくてね。一年分をふた家族分、雑草抜き、間引き、食べるための草を育てるお手入れしてるので生きるためにするっきゃない。

私にとって、子どもの人生邪魔してる暇もないのでいいんです。

 

んで、飽きたー、と言われてから30分後。

子どもたちは離れたとこで、トレーニングしてる!と言いながら延々とランニング始めてました。

4歳と9歳のジャガイモ畑に向かい坂道のトレーニング、笑。

そして1時間後、排水が流れる水の先を追いかけて、ずっとみてたいから、アパート戻りたくなーい!!

 

ほらね。楽しんでる!!

楽しめない日は体調悪い日。

 

この人たちの楽しいことを見つける力はすごいです。

早いとこ、ここに引っ越してこよう、ってそう思ってます。

タイにいって、おもちゃのない暮らしをして、子供達がおもちゃがなくても楽しめることを知りました。別にあってもいいんだけど持ち歩きたくないしね。

それは私も同じ、あたらしくすむちいさいおうちにものが入らないならば服と家族それぞれの一番好きなもの一つだけを残して、手放してきたらいいと思っています。それならいつでもここに越してこれる。暮らすだけでどれだけ楽しいかを知ったから。

 

自分で得た食べ物の豊かなこと。

自然が実らせてくれるハスカップ、野草。

 

子どもたちと同じように、大人たちも自然の力に喜びをもらっています。

今年は雨がすごいから実りの悪い畑に実ったものが本当にありがたくて。

スーパーのお野菜が高い、安いの喜びとは違うことが今の私にはあふれています。

 

吾郎さんと旦那さんの作った鶏小屋、我が家の周りの土地の整地。

旦那さんの手をかけたことによる愛着と高齢の吾郎さんの私たちへの想いに対する感謝が溢れないわけには行きません。ここにいれることはすごいこと。

 

今自分がそうしてることが奇跡。

どれをとってもかけがえのないもの、ことなんです。

 

この蝦夷梅雨が終わったら、テントを張ってここに住もうと決めました。

私もこうして自分を支えてくれる人たちの苦労を知りたいと思うし、吾郎さんご夫妻を手伝いたいと思うのです。(今は畑をする主力要員なので。)

 

生きてることが当たり前じゃない、ここにいるとそれをとても感じます。

私なんて消えちゃえばいい、物心着いてから結婚するまでそう思っていた自分に教えてあげたい。

家を出て、一ヶ月間、旅に出てごらんと。

 

本当に一人になって、学校でひとりぼっちな気がしてた情けなさ(その時はそう感じてたんです)が小さなことに思えて、自分がどれだけ誰かに愛されていたかきっと感じることができる気がするのです。海が美しいこと、川の流れはどこまで行くんだろうって思いをはせること、その土地土地の食べ物が美味しいこと。優しい人にであったこと。一人になると誰かがかけてくれた声に救われることがある。

 

親じゃなくてもいい、きっとね。友達、おばあちゃん、近所の人。自分を愛してくれてる人がその時々に必ず一人はいたんだと今思い出すとかんじるから。

 

そうして自分で自分を受け入れる入り口にたてるきがしています。

 

今、私は自然の中で暮らしたいと思うようになりました。

なぜかってね、そこにいると、当たり前なんて、常識なんてないと思うから。

自分がご飯たべれるだけでありがたいって思えるから。

 

どうしようもない自然現象をただ受け入れるしかなくて、ただ受け入れるしかないこともたくさん、たくさんあるのだって気づけるから。

私の力でどうにかしなくちゃいけない、そう思って生きてきたけど、自分ができない、って思ったらそのまま受け入れたらいい。諦めるんじゃなくて受け入れる。そうしたら自分の身の丈にあった答えが出てくるから。

 

雨が降ってどうしようもなく野菜もあまり育たないけど、あるもの食べたらいいだけで。野草はもりもりそだってくれる。

そうして今までお腹空いてなくても食べたくなっちゃってたことも多かったから、自分が食べる量を減らしていけば、こどもたちにまわっていくわけで。

 

雨が降ってもこどもたちは外でもあそべるわけで。

私はお風呂の用意してあげたらいいだけで。

 

雨で予定中止になったならそれは受け入れたらいいだけで。

その分なんにもしないということや自分がどう生きて生きたいかかんがえることができるわけで。

朝ヨガ、をやった時期もあるけれど、やらなくちゃ、になってしまったからやめました。自分がやりたくてやるならいいけれど、やらなくちゃに時間をかけるってもったいない気がして。

畑して、時々、深呼吸してればわたしには十分で。その分、今は何にもしないをけっこうたのしんでたりします。

 

それは全て自然が私に教えてくれたことでした。

受け入れて受け流して、自分がしたいようにしたらいい。

ただただ自分に誠意(信じられる自分)だけあればいい。

 

自然の中でくらしてる自分が一番好き。

そうやっと思えるようになったアラフォーの私。

子どもの頃に思えなかった自分を好きになるという感覚を持てた今から、また私は育ち直してます。

未熟すぎることだらけの私だけど、それでもいっかー、と腹をくくります。

そんな自分を受け入れてね、日々を生きてく。

そんな自分で愛する家族と暮らしていこう、って思えた、それも私には嬉しいこと。

 

今日も楽しもう。

 

コンクリートミキサー車の写真撮ってなかったからいつものふくやさん。

ダブルガーゼでワンピ。

型紙、毎日着る女の子の服より。

生地、HINODEYAさん。

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キャミソール。

型紙、candyflossさん。

生地、マツケさん。

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