日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

家族への不満。

家族で生きるようになった。

 

五年前より確実に家族での時間が増えた。

けれども。

旦那さんがいるから 楽、って感じはない。

はっきり言って今の彼は結構忙しい。

毎日一緒にトモエに行けるわけじゃないし、一緒に食べるのは夜ご飯くらい。けれども夜ご飯もミーティングが入る日も結構ある。週末だって子どもたちがやりたいことを優先に動く我が家は、畑に行く旦那さんと希望が合わず、わたしがこどもたちとすごすからいないひもけっこうある。

 

私にとって子供との時間が楽になったか?と聞かれたら、そうでもないと思う。

体力ない私は毎日トモエに行って疲れて帰ってくる日々。でもその疲れも受け入れて見たら、今を生きてるってことだから悪いことじゃないし、無理に子どもを見てもらいたい、と思わなくなった。

 

うちの旦那さん、子どもに合わせるの苦手だし、無理に私の思いを押し付けることもない。

じっくり子どもたちに時間かけて寄り添いたいなら、自分がフォローすればいい。

 

大事なことは本当に疲れてる時は遠慮より先に相談するとか、自分はどう家族と過ごしたいか話を出来るだけ毎日するとか、その夫婦でのキャッチボールだと思ってる。

 

旦那さんにもたくさん関わってもらわなきゃと思わなくても、私が旦那さんとコミュニケーション取ってたら、子どもたちもパパのことを忘れないし、必要があれば自分からパパのとこに相談に行くし、そんな子どもたちがふと可愛くなって、子どもたちといるかーっていってくれる日もある。私が出来なければパパのことを待って頼りにしてる。

 

五年前と変わったことは、多分、私が、自分のやってほしいことを勝手に押し付けて、受け入れてもらえなくてイライラする、ってことがなくなったこと。

時々は怒ります。けれども、自分の期待を勝手に押し付けることはなくなった。

 

彼の出来ること、やりたいことにも寄り添えるようになった。

 

結局のところ、変わったのは自分。自分の気持ちの持ち方がおおきい。

 

だから旦那さんが変わることを期待していない。

いつでもそのときのままの彼でいい。そう言えるのは私も旦那もわずかずつでも変わり続けることをしってるから。

そういうおたがいの素晴らしさを少しずつ理解し始めたから。

彼に期待するより、自分が変わろうと思う。自分が自分に寄り添えればその中に学びと気づきがうまれてきて、何が変わりたいのか時間をかけて見つけることができる。

 

大変なのは自分が変わろうと思うと、苦しみも付いてくること。頭で気づいただけじゃ変われないってこと。

 

だから苦しい時はジタバタせずにそこを通り過ぎるしかない。そうすればまた嬉しいことがやってくる。嬉しいことばかりの日々に気持ちが明るくなった時、苦しみを超え、少し成長した自分に会えるはずって信じながらなるべく静かに苦しい時間の中を歩いて行く。

 

何度もそんな時間を超えた自分がいる。特にこの五年は私の何十年を取り戻すかのような時間だった。

 

今の暮らしは楽か、と言われたら楽ではない。

けれども好きなことに笑顔を振りまく旦那さんと、毎日自分が満足するために遊び倒して、1秒でも遊び倒す時間が足りないと、ひっくり返って泣いて私に伝えてくるこゆ、自分の好きなことを確実に自分の中に見つけてくる大ちゃん。そんな家族といる時間は幸せだし、豊かさの中でいかせてもらってる彼らといると嬉しいなっておもう。

 

そしてそんな家族と暮らせる自分が一番幸せなのだろうと思う。

だから今の私の心の中に愚痴や文句という引き出しはない。

 

そういう疑問が湧いたら、家族に相談をして、その中で自分で解決して行ける方向を自分で見つけて行けるとかんじているから。いつだって冷静になってみれば、素敵なそれぞれの個性が私を助けてくれることに感謝をする方がおおきい。

 

今の私はびっくりするくらい家族への不満が、ない。本当に、ない、笑。

家族に何かコメントありますか?ってもしインタビュー受けたら、毎日一緒に暮らしてくれてありがとう、ってことくらいだろうか。

 

私の今の暮らしが比較的穏やかなのは全ては自分次第と知ったから。

自分の育ちから苦しみ続けた時間を整理して、少しずつ、誰にも壊されることない自分にとって気持ちの良い自分に変わってきているから。もちろん、まだまだ、まだまだ、だけど。

 

これからもいろんなことがあると思うけど、自分をこえていこうとおもう。

生きることは楽じゃない、でも自分のことを好きな自分でいたいとおもう。

自分への誠意は家族への誠意。それは頭で考える平和じゃない、ただただ溢れてくるタイで経験させてもらったあの暮らしと、きっと一緒。

 

これからもずっと自分が思う豊かさが溢れる人になれるよう少しずつ歩いて行きたいな、そう思う腰痛で一人留守番する1日、笑。

 

こゆと休戦旅行するときまでによくなりたい、笑。