日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

足るを知りながら暮らしていこうと思います。

2年前、素敵なハーブガーデンにしようと思って少しずつ増やしてきた苗。そして熊笹を必死に切って耕した畑。

 

先日、ひっこしのお手伝いのお礼にと、自然農で大切に育てたネギとニラとハーブをいくつかいただいたので植えたら、ネギニラ畑になっちゃいました。

現実ってそんなものなのかもしれないな、笑。

 

ここんとこ、なかなかフィールドにいけないから雨降る前に一気に植えちゃおうと思ったら、雨の方が一気にやってきてしまい、もう終わらせてしまおうと、ずぶ濡れで作業をすませました。

 

2年かけて熊笹を切った畑は日当たりも良くなり、雑草畑に。ハーブを植えたいから雑草を抜かせてもらったら、これが大変なこと。。

クローバーの根っこがまた大変で小さなスコップで根を切り、ほじり、しているうちに手のひらに大きなマメができちゃったけど、それでも進むしかない。

 

ネギを植えるころにはマメが潰れていたいけど、どうしても終えてしまいたくてどうにか終わらせました。これでネギとニラはうちでまかなえる、うれしいな。旦那さんに子どもみたいな集中っぷりだね、と言われたけど、そうだね、子供達が帰りたくない心境、まさにこれだね。

 

さて、帰宅してお風呂はいって、マメがすごく痛かったことに気づき、中に入った泥をとったけどきづのできたてって、しばらくカバーしないと浸出液が出ちゃうんですね。

 

サビオ(バンソーコー)を切らし、カバーがわりの葉っぱもないのでどうしたものかと考えていたら、ありました。服を作った時に出たハギレたちが。。

袖を作って時に出たいらない部分を手に巻いたら、これで家事のできる手になりました。しかもぬのがやわらかくてすれないしぴったりとしてないから蒸れなくてかえって傷に良かったんです。一晩で痛みが引き、今日だけはあまり濡らさないよう子どもたちに助けを借りれば明日はほぼ大丈夫。

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子ども用にはサビオが必要かなって思ったけど、ガーゼ布のハギレを割いて使え自由自在、どんな傷にもたいおう可能。ここによもぎのもんだのを数時間挟んでおけば大抵の傷は問題ないですね、きっと。

 

あるものでどうにかなる。

それを試してみようという思考が働くようになり、足らないものがあるとまずはそれをかんがえるようになりました。私たちが完璧を目指さなければどうにかなることが多いんじゃないか、って最近思っています。傷がすぐに良くなるように、とか、早く終えたいからなんでも自分でやってしまおうとか。ゆっくりでいいんだと思います。

 

最近家族でのんびり過ごす日々が楽しいのは自分たちのペースでいられるそれが心地いいからかな。

 

食べることも使うものも今持ってるものでどうにかなるみたいです。

きっとそれは家族関係もそう、いろんなことを相手に求めすぎてしまってるんだろうな。

少しずつもっと居心地良くなるように気づいていこう、そう思います。