日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

家族との日々。

旦那さんが仕事を変えてよく話をするようになりました。今までは日頃のつぶやきだったようなことも、よく会話しています。

 

そんな中思うこと。

以前は自分の思い込みが多かったなあってこと。

こんなことお願いしたら疲れてるのに悪いかな?とか、あれっ、これってどういうことかな?ってこととか、最終的に自分で答えに結びつけて自己完結。帰ってきてから話そうと思っても忘れてしまうし。

 

子どものことも感覚の違いを勝手に知ってるつもりで確認もしなかったから、勝手にイライラ募らせてたことも多かったな。

 

ここ数年、小さなことも話題にするようになった。たわいなく話したり、時には会話の流れで怒り口調になることもある。

 

けれどもね、気づいたことがたくさんある。

 

一緒に暮らしてるから、勝手に彼のことを知ってると思い込んでたということ。

掘り下げて話して見たら知らないことがたくさんありました。彼が見る世界、感じる世界。家族への思い。かれがどういきていきたいかということ。

 

そうして自分のことも知りました。自分は母として、妻としてこうあらなきゃいけないって思い込んでいたことがたくさんあるということ。そしてそれは、自分にできること、自分が築きたい家族とのあり方という主体的な思いや行動ではなく、そう世間での常識から身につけてきたことだったということ。

目の前の家族を見ての動きではなく、人の目を気にしての行動が多かったということ。人の目を気にして、というのは、自分がこうあれば、自分に無理なく、周りにも優しくなれきもちよくまわるということではなく、家族や自分、誰かを犠牲にして回してることが多かった、そんな気がしています。人の目を気にして子どもに我慢させる、とかね。今は無理して外食や講習会に行かない。うちで子どもたちと作るのも楽しいし、自分の好奇心は案外自分のそばでもたくさんの学びの機会を生み出してくれてる。

 

私は家族とどう気持ちよく暮らせるか、とか、お裁縫に興味があるのだけど、毎日通うトモエ幼稚園の助けを借りて、丁寧に子どもと関わったり、旦那さんとの日常の会話にいらっとした時、怒ってはなしをかぶせない(時々する。)努力を意識して行うとか、わざわざ話を聞きに行かなくても、自分以外の家族との関わりの中に今の答えが転がってることがおおいことを知りました。

 

このことに関しては、自分が旦那さんとの関係を日々丁寧に築く努力をしてくことで見えてくる答えがある。子どもに本気で気持ちを向けるよう日々努力して関係を積み重ねて行くことで見えてくることがある。今は家族の平和は、私にとって、旦那さんにとって、子どもたちそれぞれにとって、いまも、未来にもつながる平和な心になって行くと思うからすごく意識してることの一つでもあります。人も自分も常に責めてた、そんな昔の自分の経験を引き継ぎたくなくて。

 

お裁縫はとにかくやってみる。手を動かすこと、考えることで生まれた疑問を一つずつ解決して行く。大好きなことだから余計に愛がこもる、私は愛がこもるってことが好き。きちんときれれば完璧でなくても十分。必要に応じて直していこう。自分の興味も育てて行く、そんな感じ。それが今の私のスタンス。

 

 

旦那さんは1番身近な存在。だからおこったりわらったり、甘えたり、全てを素直にぶつけている相手。彼の話を聞くようになって感じています。

 

私は何度も私の方を見てよ、子どものことを見てよ、って思ってきたけどどんなに仕事ばかりしてるように見えても、彼は私たちのことも思っていたっていうこと。私は子どもと旦那さんを思う。旦那さんは子どもと私を思う。話して見るまで、わかってるつもりでわかっていなかった。あの頃は申し訳なかったなっていまでもふと思います。

 

今はどんなことがあっても彼は私たちを思っていて私は旦那さんと子供たちを思ってる。どんな時もそれがある。だからちょっとケンカになり掛けても、少し後に必ず思う。この思いを受け取ってくれてありがとうと。そしてまたおだやかなじかんにもどる。夫婦は日々、すり合わせ。彼は彼の日々の中で成長し私は私で変わって行く。すり合わせを怠ると、どこかで歯車が噛み合わなくなる。もちろん大好きなタイのサハイナンにいる時だって、旅の途中の楽しいときだっていつでもそれはやってくる。その都度すり合わせ、気持ちよく生きる方法を見つけ歩いて行くしかなくて。

 

それが日々の積み重ね。夫婦の関係が家族の穏やかさを作り出す。旦那さんに今の状況を理解してもらって家事を助けてもらうこと、旦那さんのしたいこともわたしのしたいことも文句言わずに見守れること。その穏やかさに我が子は喜ぶ。安心する。それがきっと彼らが自分のしたいように生きていく支えになるのだと感じています。

 

いまでも日々いろんなことがあるけれど、これが私の経験。だからまず子どもとの関係と思ってきたけれど、旦那さんとの関係を意識します。そして私たち夫婦の穏やかな気持ちが子どもたちに向き、こどものあそびにつきあうのがにがてな旦那さんの分まで私がお付き合いする余裕をもてる。旦那さんは疲れてるよねーと洗濯を干してくれる。

 

それを手伝ってくれるまだ物干しの届かないコユ。じゃー、きょうは僕がカレー作るわーと、4歳のこゆの包丁を持つ手を見ながら、2人で夕飯を作ってくれる大ちゃん。こゆの包丁使いは7歳だった大ちゃん先生が教えてくれたもの。家族で育ち合うってこういうことなのかも、しれません。

 

いつだって家族がいてくれることに感謝です。ありがとう。

 

タイのローカルのごま。これね、殻をとってふるいにかけただけの手作業。だから殻のゴミなどが混ざってます。でもこれは私たちにとって貴重なもの。ごまは酸化やカビなどがアレルギーのげんいんになるのですって。

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いってごまを瓶に詰めておきます。

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この日の夕飯は、玄米ご飯とおつゆ。大根に醤油とごまかけたサラダと三升漬けと、蕗味噌。子どもたち嬉しそうに食べてくれてありがたい。ちょっとまえに仕込んでおいた漬ものをいただき、大きなおかずはない日も多い我が家ご飯。リクエストメニューは時々。夜だって手抜き 笑笑。

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でもいつもシンプルな分、食べ過ぎないし、他で何をいただいてもご馳走になる。きっと結婚してもお嫁さんに文句言わない人になる、笑笑。何より手抜きさせてくれてありがとー。

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