その31 日本語の授業。
アクセス件数が上がってびっくりしてます。
自分の中での気づきを整理してみようと思って始めたブログ、私の勝手なつぶやきではありますが、こんな体験をしているからこその気づきなのでもし興味がある方がいれば、と思って、ひかえめに、、笑笑。自分であまり宣伝はしていません。
自分の気づき方に癖もあると思いますし、読みにくい部分も多いと思います。ごめんなさい。興味を持って読んでくださる方、ありがとうございます。
さてっと。。学校のこと。
ここでの暮らしが長くなるにつれ、人様との関係も深まってきたから生まれるコミュニケーションがあります。旅ではなく、暮らすことで感じる、多分あまりない環境だろうなあって、今、ふと思っています。
三度目、もう9ヶ月ほどここにいるからこその関わりをさせていただき、大ちゃんを学校に通わせていただいてること、私たちが申し出て日本語の授業をさせていただいていること。
旦那と私、別々のアプローチで日本語を伝えています。
フリースタイルの授業だから、どうしたら楽しめるかなというとこから考えてます。そうして何度か経験して今の私の授業スタイル。
私自身の好きなこと、楽しめることの中から伝えて行くこと。
だからね、パネルシアターを使ってます。学生時代に海外の学校で公演した手応えが心地よかったから。歌と絵によるインパクトで子どもたちがとてもいい笑顔をしてくれるのです。先生もいい笑顔。数回の授業で頭に入れることを考えるより、楽しい、思いをしたほうが一言でも心に残るかもしれない、って思ったのです。
なので今回は師匠の型紙から作ったものではなく、自分で作って見ることにしました。
絵は苦手。。今まで思い込んできたものを取っ払って、全体的に雰囲気が伝わればいい、って思ってやってみたら、自分の納得いくものができて。
まずは日本の四季を片言のタイ語で、子どもたちに発音を教えてもらいながら伝え、季節ごとの歌でパネルをしました。彼らは自然の中に住んでいるからここからアプローチしてみたらどうかなって。写真とともに伝えました。
自分でこうして日本ってどんな国かなって思いながら作ってみたのですが、実は私も改めて日本の四季の美しさを感じました。今年は日本に帰ったらもっとこれを感じられるでしょう。そうして来年、もっと深く日本を伝えられるようになるかな。
世界の人に出会って、日本に興味を持つ人の多さに驚きました。豊かな国にほん。私はここで何を感じて生きて行きたいのかもう一度感じながら今年は過ごして行きたいなと思っています。
で、冬の景色を伝えるパネルが制作時間不足のまま最終日になっちゃったから、お正月ゲーム。
福笑い。パーツの日本語をお伝えして、目隠しして子供達にやってもらいます。みんな大笑い。
嬉しいなあ。笑って楽しんだら自然に身につく。
そしてこの後は日本料理のおかずを一緒に作ることに。
座って授業を受けるのが苦手な子どもたち、それを制しする必要もないと思う私。
それなら手を動かす授業にしよう。
先週は天ぷら。今週は。。
タマゴサンド。これが日本のものなのかはわからないけど細かいことがよくて、たのしければいい。
うちでご飯作りを手伝うのが当たり前の子どもたち、一つ見本を見せたらみんなサクサクとやってくれてつまみ食いを楽しむ 笑。
先週の天ぷらもそうだったのだけど、自分で裏のやぶから食べれる葉を摘んできて、あげたり、小さい子が手伝ってる時にはフォローしたり、大人並みの動きを彼らはするのです。先生にいちいちやってもいいか、きかない。
今日もオーブンで焼いたら美味しいんじゃない？ってオーブン持ってきてくれます。オーブンの天板はなくてこれまた鉄の皿を探しに行って突っ込んで焼いてくれます。焼いたらなんもいわずともみんなの口に入るよう切り分ける。いつもみんなのことも考えた動きが自然。
きっと大人たちが子どもを見守る力が強いのでしょう。そしてね、それが本当にスローライフなのかもしれないなって感じています。
サンドイッチを食べたこが、美味しい！！って言ってくれました。みんなで美味しいおいしいって食べたランチ。
今日はおいしいをおぼえたこどもたち。これだけでもすごいことだと思います。
楽しかったなあ。
教える方も教えられる方も楽しい。
これっていいと思いません 笑？？
