日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

その21 終わらない歌を歌おう♩

切り出した竹で壁を作ります。

まず畑に鉈を入れて細かく割って行くので鉈を研ぐところから。自分の鉈で経験を積んでます。私と同じ素人の仲間たち何人もが使い込んで来た鉈はちょっと使いずらいので。研ぐにも経験が必要なのだと学びます。

 

竹に細かい裂け目を入れて、それから竹に刺した鉈を左手で持ち、右手で竹を金槌のようにして叩いて上から下までさいて、壁を編むパーツを作る。この作業、一つ一つの竹にしていきます。

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それを2日、ご飯を作る時間以外はひたすらひたすらやって行きます。

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やっとできた壁を立ててみました。感動。美しい。

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そして勲章。傷と騒いでる時間がもったいなくて手ぬぐい巻いてノンストップ。痛いけれど好きな作業。

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でもね。壁って一枚じゃないんです。また竹を取りに森に入り、同じ作業を繰り返す。とは言っても地面の状態も同じではないので今度はラウンドに挑戦。

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したけど、私にはできなかったから自分にできる方法でやり直し。

なんでもやり方を聞いていた自分に気づき、今回は聞くのをやめてみたんです。

この経験を積んだら聞いてみようと思います。この失敗と自分でやる経験をしたことで自分でやるにはどうしたらいいかが、本当にわかると思ったのです。

そんなこんなでまた2日かかり一枚が完成!

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けれどもあと8枚くらい残っています。

出来上がることは楽しい。けれども長い長い道のり。

終わらない歌を歌おう〜♩とうたいながらの作業になりました。終わるのかな。終わらせたい。

 

自分の身体での経験を一つずつ積んでいる感覚があります。

そして初めてのことを、人に頼りすぎず、自分で経験して見ることを経験して、自分の発想力に驚いています。ただただトライしてみること。

 

子どもたちの生き方のように挑戦してみること。こうして不安から入る自分が変わって行けるかもしれないなって思い描いてます。

 

もっと気楽に生きて生きたいから。