その17 日本という国の持った豊かさ。

ふーっとね、おもったことがあります。

 

先日、ナーン県にある山から滲み出てる水を煮詰めて塩を取り出してる作業村で塩を手に入れました。シンプルに煮詰めただけの塩は、しっかり乾ききっておらずずっしりで味もからみが強くない。でもその素朴さと、ここの土地がどんな場所かなんとなくわかってる安心感でありがたく分けてもらってきました。塩がローカルなんて私には初めてで嬉しいこと。

 

そしてね、いつもサハイナンで黒糖を使います。タイで取れたブロックのままの黒糖。調理に使うにはちょっぴり手間がかかるけど、この国で取れたものってありがたい。そしてローカルな野菜たち。ゴマやピーナツもローカルなのでここではありがたくいただいています。

 

パパイヤ、バナナ、マンゴー、ジャックフルーツ。一見すると日本人である私には果物だと思うけれど、これらは未熟なまま摘果して、野菜としてもいただきます。スープにも、サラダにも、炒め物にもなる。

 

ああ、タイって豊かな国だなーって思ってふっと、日本を思い出しました。日本もね、とっても豊かなんじゃないかって。

 

お米がとれ野菜がなる。木々と川がありどうぶつがいる。四季がある。塩だってお砂糖だって取れる。私が住まわせてもらってるのは、それをローカルにしても成り立つ、北海道だし、日本には、人間を生かしてくれるものが全て揃ってるって気がついちゃったんです。子どもたちが遊ぶ自然があり、私たちを癒してくれる景色がある。食べ物も実は豊かなんじゃないかなって思うんですけど、食料自給率40パーセントっていうのは何かの間違いなのでは???、って思ってしまうくらい。

 

食料廃棄率が世界でも特に高いって本当かなあ。とりあえずコンビニでバイトしていた頃はたくさん捨ててました。それが動物の餌になるとしても、ケミカルだらけのものを食べた動物のお肉を頂きたくはないし、自分が育てたものが廃棄されるとしたらとても悲しいし、自分を大切にされてないようで多分嫌になると思う。。自分で育てた野菜で作ったおかずが腐っちゃったからごめんね、と言いながら畑に巻くのとは全然違う気持ちだろうな。

 

この四季があるからいつも違うものが食べられて、野草のような毎年一度あえる自然からの贈り物を嬉しい気持ちで愛でることができるって思ったら、廃棄になってしまう食事のシステムを変えた方がいいのだろうなと思います。今できることはしてるけど改めて自分に何ができるかなあ、と考えてます。

 

暖をとるエネルギー源となる木々だってある。それを育てられる経験を持ってる方がいる。水が豊か。水が豊かということは生き物が生きられるということ。それは安心という心の豊かさにつながる。

 

八百万の神というように日本の自然を守ってくれるかみさまがいたんだよっていう感覚、旦那さんとともに、私たちなりに最近感じています。心の忙しさで神さまが守ってくれているということを忘れちゃならないなと感じています。それでは心の穏やかさを持った日々を自ら失って行くきがしていて。

 

そしてね、サハイナンに来て、日本の文化が好き、って行ってくれるいろんな国の方に出会います。アニメや伝統食、自然、察する文化を持つ人々。車のように日本人の繊細さが生み出した技術。

 

もっともっと、ここに書ききれないくらいたくさんたくさんあります。日本の素晴らしさをもっと語り合えたら、もっと意識し合えたら、もっと住みやすく生きやすくなってゆくのかなあ。。

 

わからないけれど、もったいない!!なんだかもったいない。もっと自分たちで暮らす知恵を持って助け合えたら、日々に安心がもてるのかなあって感じてます。そうしたらもっとみんなが優しくなりあえるのかなあって。

 

実は日本はとっても豊かな国。だからそんなとこに住む私たちはきっと、もっともっと、優しい存在なはずなのですよ。うん、きっと。