日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

野草の日々②

      せっかくなので野草弁当。蕗の塩漬けとすぎなで混ぜご飯。イタドリの煮物。一昨年漬けた梅干しも添えて、畑に出かける旦那さんへのお弁当。今日も行ってらっしゃい。

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   イタドリ、初めて作ったけど今回のは筋が硬いのが多かったから、リベンジ。ちょうど野菜も減って来たからー。今夜はタンポポサラダにしようっと。

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     先日、タイのお話会をさせてもらいました。それをまとめる中で思ったこと。私たちの行った小さな村は物が少ない。各お家にあるものは、皿と七輪、お鍋に、おたま、タイスプーン。マットレスと蚊帳。テレビとスマホはあるうちが多かったな。でもそれくらい。タンスもなく、ハンガーにかけて軒先に。あ、タオルもあるな。

 

     みんな、なにをして余暇を過ごしてるのかなって旦那さんと話しました。そして思い当たること。

 

     きっと、みんな、ひととのじかんに費やしてる。こどもたちは誰かと遊び、大人たちは人と話す、飲む、一緒にご飯を食べる。

 

     そうしてできた関係が豊かな人との繋がりがある村なのだろうと思います。あと、あそこら辺の村から引き継がれた人の穏やかさ。この土台が何よりもかけがえのないもののように思います。安心があるからいつもみんな穏やかに笑い、声をかけ会う。素晴らしいなあ。何度思い出しても思います。

 

      人との関係の土台に安心がある、ほんとうに豊かな人生になるだろうな。自分もそうありたい。そのために何をしたいのか、できるのか、考えつつの近頃。。

 

     こどものおもちゃも、テーブルも、本もない。