日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

日常の中にたくさんの優しさを。

   急に暖かくなった札幌。桜も梅も満開。南区は山と桜のコントラストがすごく素敵。それにこぶしとモクレンもさいて道ばたの雑草さんたちがざわざわと動き始めました。たんぽぽ、ヒメオドリコソウ春一番の雑草の花。

 

    つくしにすぎな、よもぎ、コンフリーもおおきくなりはじめ、息子の手には抱えきれないほどの、笹の子、よもぎ、コンフリー。体調イマイチなので天ぷらやめて、よもぎ団子とおひたしにしようね。

 

   今年は野草のシーズンのうちに野草天ぷらの会でもしようかと思ってます。青空天ぷらってね、楽しくて気持ちいい。おむすびだけ持って来て貰えば、子どもたちは1日でもあそびたおします。木登り、虫取り、草遊び。廃材くみあわせてミミズのアスレチック場。この小さなフィールドでいつまでも遊ぶんですよねえ。でも、いつか山に移りたい。そうすればもっと楽しみが広がるー。

 

    さてさてね、我が家の食材収穫に向けての畑開拓、進めています。瞑想するかのごとく、没頭して。朝ごはん食べないので旦那さんに子どもたちお願いして3時間。堆積した腐葉土避けて、熊笹かって、根を切って。次の日は筋肉痛。

 

    でも気持ちよくてね。熊笹きった山の土はフッカフカのフワッフワ。根っこが耕し、腐葉土が作ってくれた土、なんですね。でも昨日知りました。ここ、何年も前に元の地主さんのお父さんがどなたかが畑をしていたらしく、農薬のタンクやら、ゴミをもやした後の残骸やらが限りなく出てくるのです。でももう何年もだから、その周りで虫が生まれ、植物が育ってる。確実にこの土地を人間でない生き物たちが変えてくれていました。土の手触りが気持ちいい。そう思えるだけに変わるのに、どれだけの生き物が協力してくれたのだろうと思います。

 

    そしてね、燃やした後の溶けたゴミも顔を出します。人が生み出したゴミ。生ゴミはきっとゴミじゃないです。だってね、分解されてなくなるから。それに農薬とかがかかってるから、また複雑になっちゃうと思いますけれどもね。でも人が作り出したものって、不要になったらゴミになってしまうものが多いらしいとふと気づかされました。

 

    石油製品を燃やした後の土で、野菜を作りたくないって思います。時間が経っていてもまだそう思います。せっかく耕したのにどうしようかな、と考えたときにふと自分のことを思い出します。ああ、わたしが今日は仕方ないねーって出したゴミひとつがこんな風に残るんだーと。

 

    そうして、ハッとします。焼却場所で野菜を作りたい人なんていないかもと。だとしたら、こうした自分の行為を見直そうと。もちろん今のわたしにできることはわずかです。だからできることからひとつずつ。そうすれば他にも意識が広がって行くことを私の身体は知っているから。

 

   自分が出した科学的なゴミがどれだけの微生物や植物を減らし、変えて行くのだろうと思ったら、本当に計り知れません。これを排泄物と考えてもそう。農薬や添加物。一物全体食的にはわずかにしか取れない脂質や糖分を集めた、お砂糖や油。これを身体を通して地球に返してること。

 

    先日ある農家さんから聞きました。トマトの糖度を上げるために、畑にお砂糖を巻いているところもあるそうです。えーーーーっと、気持ちが後ずさりしました。でもね、やっている農家さんは生きるために仕方がないのだと思います。わたしたちはおたがいにいきていならねばならない。

 

    でもそんなあれ?と思うようなことが起きているようなのです。やっぱり、あれ?って思うことって大切。それに対して自分に問うことって大切。

 

     今朝、こんなことを教えてくださる、自然療法の先生の記事を目にしました。

私がしようとしていることは、

 

   人にとっても、動物にとっても、植物にとっても、微生物にとっても、良いことか。

   自分にとっても家族にとっても、日本人にとっても、世界中の人にとっても良いことか。

   本当に正しいことは10年後も100年後も1000年後も正しい。

 

のか、考えて選択する。

 

   日常において、この場面ではこうする必要があるということも起こるから、良い、悪い、正しい、正しくない、と考えることを、最近めっきりしなくなりました。でもね、わかりやすくまとめてくれているなあってこの文章を見て思いました。

 

    自分に優しく、人に優しく。自分も心地よく、相手も心地よくか、相手と相性が良くなさそうならお互いにそっと離れるという優しさを持つ。そう、優しさ、かな。

 

    日常の中にたくさんの優しさを。今の私のテーマです。