日々の暮らしの中での暖かさ。(タイ暮らし日記68日目)

   トイレのドアが3日くらい前から外れている。旦那さんに直してもらおうと思っていたけれど建築に忙しい旦那さん。そうだ、自分でやってみたらいいじゃない!!なんで人に任せてしまっていたのだろう、と自分のくせに気づく。

 

   他のドアを見てやり方を見よう見まねで考えてみる。ドアを取り付けるには紐が必要で、紐といえばバンブーロープ。ロープから作ろうと思ったがロープようの竹がなくて村長さんにお願いして今回はロープを分けてもらって挑戦。バンブーロープ。この村の人たちは当たり前のように使いこなすがこれは張りの調整もねじりも技が必要なのです。見よう見まねでやってみたが、無事に直せました!!おー、できるんだ、と嬉しくなる。なんでもやってみよう、そうしてみたら必要なことで意外にできないことは少なくて、始めと同じでなくても自分らしくやって仕舞えばそれで使えることに気づいた。そして自分で大切につかえたものが愛しくてならない。日常が少し豊かになった気がします。

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   そうして愛しさを持てたもの。直したドア。耕した段々畑。自分で作ったまき。ココナッツのお皿。タイパンツ。掃除をしたばかりのうちとキッチンの庭。自分で起こした火。朝、火をみながらお友だちがくれたお茶を飲む時間。ここに旦那さんがいて一緒に火を眺める時間。私の穏やかな日常をみて喜んでくれた村長さんの口癖、ベリーグーッド!! 私を癒してくれたうちから見える森と月。子どもたちのお気に入りの木登りの木。大ちゃんの観察してるネギ。真似をしてホースで水まきをしているコユの後ろ姿。日常の中にこんなことがちょくちょく散りばめられていてその都度嬉しくなるのです。

 

   今は子どもたちの遊びに無理して付き合うこともなく彼らの嬉しそうな姿を見て楽しめる私がいる。旦那さんがうちを立てるのに集中して帰ってきたときに、子どもたちが大変だったんだよって愚痴らない私がいる。大変な時は私も新築現場に行くのです。そしてそこで手仕事したり、火を起こしたりしながら子どもたちといます。そうして家族全員で過ごす。時にはみんなの集まる場所で過ごすとみんなが子ども達に、私に声をかけてくれるのです。

 

    子どもたちがそうして私の機嫌に合わせるのではなく、自分がしたいように表現して過ごせるようになりました。そして他の人の動きにも興味を持つので彼らの興味が増えました。時には1人で遊び、ときには他の人とともに経験をする。

 

    家族で過ごす時間が増えたから、共有できることが増えてたのしくなりました。食事の時間になるのに火のそばから離れない子どもたちの気持ちがわかる。私が待てるようになってきたから、先に行くね〜って時に言っても不安がらないようになりました。火を眺めるのがみんなが好きだから早起きして焚き火してると起きてくる旦那さん、私、子どもたち。なんとなく自然に集まれるのです。なんとも心地の良い時間。それぞれの居場所があり、いてくれるだけで嬉しい穏やかな時間になっているのが不思議です。そうしてシェアできる夫婦の気づき。それを喜んでくれるコユとだいちゃん。ああ、家族っていいな。嬉しいな。心からそう感じる時間を今、頂いています。こんな気持ち、知らなかったな。本当に、こんな気持ちになれたことにただただ感謝しています。

 

    ここにはいろんな滞在者さんがいるのでいろんなことが垣間見えます。けれど、それぞれがそれぞれの階段を上りながら生きているのだとふと思うのです。これは自分が、自然に支えてもらっていることを感じているから、他の人のことを気にしていても仕方ないと思えるのだと、思っています。相手に悪意がないのなら、私が気にする必要はない。自分のことにしてもそう。自分が愛を持って行動するなら、後々まで気にすることではないのだと。今を精一杯生きるしかなく、みんなもそうなのだろうなと、今気づいたのです。これはきっと自然の力。癒しの力。

 

    誰からも追われることなく、自分の気持ちにとらわれることなく生きる練習をさせてもらっています。ここから離れてもこの気持ちを忘れないように。そうなった時に自分がどうしたいか感じて動けるように。

 

   毎日が愛しさでいっぱい。なので私の暮らしは十分。そう思ったら今夜は少なめのご飯が十分だって思えてきました。気持ちがやっと満たされてきたのかな。今を生きることが出来なければ未来への不安は消えないのかもしれません。

 

    昨日の昼から小指が痛い。。今朝から腫れ始めてマックスの痛み。どこにもぶつけてないので打撲ではないでしょう。裸足で生活してるので、虫に刺されたのかな。今夜は歩かなくてもじんじん辛くて、歩けなくなりご飯を運んでもらいました。今更死なないだろうし、と自分でもびっくりするくらい心配してません。ただただ痛いのは少し辛いけど休んでね、ってことなのかなと心穏やかに小屋に一人残ります。トイレに動くのも激痛でちょっと大変だなってことだけが頭をよぎります。明日は緩んでるといいな。

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飛行物の好きな大ちゃんが 初めて飛ぶものを自作しました。ラジコンだそうです。袋に糸をつけて、走ると、おーっ、飛びます。コユがよろこんで駆け回ります。

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もう一つ。温水シャワー。ペットボトルに水を入れて袋に入れて1日温めます。こうして研究に余裕がありません。さすがパーマカルチャー研究所所長!

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