日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

言葉の面白さ。(タイ暮らし日記67日目)

   ラオスに行きました。二泊三日の旅の予定がバスがいっぱいで朝の6時から待って5時間。何本待っても結局バスに乗れず、その日は町のゲストハウスに宿泊。久々の温水シャワーにテンションマックスの子どもたち、お風呂場で遊んで、いつもの市場に夕飯を買いに。そばのお店でいつも声をかけてくれるおじさんが唐揚げをプレゼント、ってくれました。ありがとうございます。市場でなるべくナチュラルなものを買おうと、カオニャオと豆と旦那さんはチェンマイソーセージと生野菜をゲット。こちらの枝豆は小さくても味がぎゅっと詰まってます。ゲストハウスに向かいながら夕飯。

 

   そして就寝。次の日は早くからタクシーで国境まで向かいます。市場で朝ごはんを買い込んでラオスへ。運転手さんが中国語の喋れる人で、今年はいろんな言語を覚えてます。おもしろい。大ちゃんが興味を持ち、とても楽しんでます。そして国境へ。

 

   徒歩での国境横断は二回目。なかなかできない経験です。出国手続きをし、トウクトウクで入国管理局へ。そこで手続きを済まし、バス停に向かいます。ここのバス、いつも満席で隙間に簡易椅子を置いてコユを抱いて乗るという詰めっぷり。そして途中でパンクをし、突然降ろされ待たされます笑。たどたどしい言葉とジェスチャーで同乗者同士会話。もう少しだから待つかあ。。。と暑い中待ち続ける私たち笑。こんな感じにも少し慣れ、あまり焦らず待ってると意外に早く到着。30分くらいかな。トイレを探そうという労力を使わなくなったので余裕があります笑。

 

   そしてホンサに到着。ゲストハウスに着いた途端、風邪っぽかったのが本領を発揮し、ゴロゴロすることに。街に出た途端、でした。ここではずっと寝ていたにもかかわらずこの風邪、長引き1週間。街なので子どもたちも持て余し、次の日は朝早くに行動開始。昼過ぎにはサハイナンに戻ることにしました。そんなわけであまり記録にしても面白くない旅となってしまいましたが、自然の中にいると自分たちの行動に制限がないのでやはりいいなあと、感じて帰って来ました。そして町のプレッシャーでしょうか、風邪もなんとなく辛くて身体が動かなくて、帰って来て一安心でした。

 

    今年は子どもたちも慣れてくれていろんな言葉を楽しんでいます。スペイン語、フランス語、中国語、英語、タイ語、カタラン。。。好きに成った人を通しての言葉のコミュニケーションは興味の幅を広げてくれます。言葉に興味を持ち、国に興味を持ち、文化に興味を持ち。。。アナログの人との関わりの面白さを教えてもらいました。直接とったコミュニケーションは肌も心もぐっと近づけてくれて、とても平和な気持ちになります。勉強もこうして人を好きになり、そこから興味を持って学んでいくともっと豊かになるだろうなあと感じます。学びは机の上からではなく身体からの方が自然なのかもしれません。

 

    言葉の面白さといえば、イタリアンの人が、鼻の穴に指突っ込んでもいいですか!という言葉を覚えたんだと笑いながら話してくれました。うちの大ちゃんはタイ語で チャックがチー という言葉を笑いながら覚えていました。これはくすぐったいという意味。本当はもっと早く流れるように使う言葉なのでこのまま使っても通じません。けれど これも言葉の面白さ。ちなみにイタリアンではカンパイを チンチーン っていうそうです。おもしろいなあ。

 

    今日の一枚。コユがこけて鼻血をだしました。ちり紙なんてないしどうするかなあと考えていると、そういえば側にめんの花が咲いていたはず。。これをいただいて種を取ってふわふわにして鼻に詰めてみる。おお、完璧!お日様の香りがするような優しい綿の花で傷を癒したいコユでありました。