日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

自分の目に触れるまでの過程を知ること。(タイにてパーマカルチャー暮らし日記22日目)

   こないだのサタデーマーケットの議題の話をひとつ。今年になって日本でも食べ物をシンプルにいただくことが増えたので、こちらでもそうしています。それが一番流れるし、美味しいなと我が家では考えているので。

 

    そんな話をしながら、サタデーマーケットのおかずに化学調味料が使われてるのはもったいないなあって会話になりました。化学調味料って何が問題なのかなあ、、と家族4人で考えます。そしてたどりついたのが、有機物でできている身体の構成に影響を与えてしまうからなのかなってことでした。薬もそうなのでしょうね。そしてそこに加わったのが、お砂糖、油でした。去年来た時に、ココナッツオイルを作りました。ココナッツの硬い殻を割り、さらにタネを割り、そのタネについた硬いココナッツをゴリゴリとこそげとります。これがおかし作りに使われるココナッツファインと呼ばれる部分。たったひとつのココナッツ、これだけで1時間近くはかかると思います。そうして熱湯の中でその実を揉みます。もんで絞る過程も熱いので一苦労。そうしてできたココナッツミルクを袋に入れて外の木にぶら下げて一晩置いておくと水分と油が分離してココナッツオイルができます。その量わずか大さじ2杯程度。今度作ってここに載せてみますね。

 

   いつだったか大ちゃんがアーモンドオイルを作りたいとすり鉢でせっせと作っていたことがありました。小さなすり鉢ではありましたが、彼が自力で絞れたのはたった2滴ほど。機械を使っても10滴も絞れなかったでしょう。揚げ物を体が消化するのは本当に大変なことなんだなと実感します。

 

   おさとうもそうですね。ココナッツシュガーはどう作られるのでしょう。フレッシュのココナツジュースが好きな我が家ですが、ジュースからも果肉からのほんのりとしか甘みは感じません。なので200グラムのココナッツシュガーを作るにはかなりの量が必要なのでしょうね。それが1000円くらいで買えてしまうとはやすいような気すらします。サトウキビもありますがこちらは断然甘い。とは言ってもお砂糖を作るにはかなりのりょうだとはおもいますが。。

 

   塩はどうなのだろうと思います。でもこちらは海の水を煮詰めてできるもの。砂糖と油ほどは難しいものではなく、太古の昔、海で生きていたからだだったとしたら必要なものなのでしょうね。そんな話を家族でしながら歩きました。

 

   シンプルにいただくこと、丸ごといただくこと。それが身体に優しいのかな、我が家はそうしてみよう、そう気づいた今日この頃です。

 

   バンブースティッキーライス。竹にもち米とココナッツミルクを入れます。バンコクから来た彼女、バンコクではココナッツはもうパックを使うそうです。22歳の彼女は初めてココナッツミルクを作ったと言っていました。

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焚き火で焼くこと1時間。

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皮をなたではぐと炊けてます。

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うちのそばのカシューナッツの木、大ちゃん、コユ、それぞれの自分の木があるそうです。こんなに高くまで自分の力で登れるようになりました。

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