パーマカルチャー暮らし日記inタイ(5日目)
日本を出て5日目。旅行ならばそろそろ帰宅準備に入る頃ですが、さらに奥地へ進んで行きます。最終飛行機移動。その前に朝食を。家族でお楽しみの揚げパンと野菜が恋しくなり、野菜乗せご飯とこちらを。タイでは外食文化があり、朝は屋台か食堂、昼もそう。2時ごろからマーケットが始まり、夕飯を買って家族で家で食べるパターンが多いそうです。マーケットにやさいやお肉があったので家で作る家庭もあるのでしょうね。一番多いのが唐揚げ。あさ、ひる、晩、間違いなく屋台を見かけます。
そんなわけで食堂でもテイクアウトが可能。でも今年はこのプラスチックパックが気になってきました。大好きなこの国に、ゴミを増やして良いものか。。お昼の分も買い込んで、子どもたちは彼らの希望により、具を避けてふりかけご飯。パパ、山のように具を食べます。
そうして移動。今年はバッグパックにしたのですが、これがいい!両手が空くし開けるときにばしょをとるわずらわしさがないのです。普段は私のデイパックをバックパックに入れておくのですが飛行機に乗るときは手荷物におやつ、コユの塗り絵、ケータイトイレをもちあるきます。コユも抱っこちゃんが多いので大事な荷物 ですね笑。
無事にナーンに到着。飛行機から見える陸を指差しながら、コユ、ほら見てごらん、って声をかけたら、「なんで雲、落ちちゃったの?」。なるほどー、落ちちゃったみたいだね。飛行機に乗る前も搭乗口からバスで飛行機に移動する車内で、「どこに行くの?」と言っていたコユ。そういえば今朝から飛行機でナーンに行くからね、って私たちずっと言っていたものね。不思議がいっぱいの中で生きているんだなあ、もっとゆっくり丁寧に、関わっていきたいし、いろんな発想を感じていきたいなあって思いました。
ナーン空港にて。こういうのも自己責任でオッケー。日本じゃ絶対注意されます。そういえばこないだ家の近くの遊具で遊んでいた時、(そこが私有地だって知らなかったのですが)その所有者さんが言っていたなあ。遊ぶのはいいんだけど、俺のせいになるから絶対怪我しないように目を離さないでね、と。多分解体屋さんで、何年も前にお孫さんのために箱ブランコと滑り台を設置したそうです。もちろん目ははなさないけどおじさんのせいにも絶対しません。どんな場所で怪我したって、基本親の責任なんじゃないかと思います。あとは本人のいい経験になったなあーと思えるかどうか。これ、きっと大事なことです。その子の人生の一部になる、親としての責任は私はここに感じています。
あ、機内食。お水とチョコパンをいただきましたが、旦那さん以外はこちらに。ドライイチジクも南部せんべいも子どもたちが大好きなので。今朝の揚げパンにもお砂糖少しはいっているし、明日は自由にどうぞって言っている朝食のバイキングにもいろんなものが入ってそうなので、お楽しみ交えつつ調整です。目の前でパンを出してせんべいを入れ替える小細工を笑。
ナーンでは英語はほとんど通じません。身振り手振りで、コミュニケーション。。夕飯はカオニャオと揚げ物と野菜。バンコクを離れて北部にきたので主食がもち米になりました。うれしい。その前に、旦那さんはサハイナンのある村に行くバスを探しに出かけている間子どもたちとぶらり。大ちゃんは着いて早々、パインが食べたいと自分で買いに。すごいすごい。自分で動けるようになったことで、自由度が増して、できたことが嬉しいって感じているようで、笑顔がまた輝きを増しました。きっと大人も同じですね。私ももっと柔らかに自由に日々を経験して行くこと、そうしてみたらきっと3ヶ月後には自分がまたかわっているのだろうなあ。もっともっと緊張せずにいろんなことを経験したいなと思っただいちゃんのすがたでした。ありがとう。五つの長距離移動を終えて明日は最終移動。バスがわからなかったので、子どもたちへの負担=自分たちへの負担も考えてタクシー利用です。柔軟に柔軟に。
コユー、おんぶしてあげるよー。すぐ、私のおんぶに変わるのですが、自分がお外に行きたいから、といって私を気遣ってくれてる優しさがありがたいです。今回の旅も、一つ一つを楽しみにしていた2人。飛行機で長くてやだ〜なんて事も一度もなく、楽しんでくれてました。いつかこうして2人でバックパックしょって旅に出る日が来るのかな。あなたたちなら大丈夫、助け合い、楽しみあいながら行くんでしょうね。
ここからまた2時間、おくちへはいってゆきます。大人だけなら2泊もすれば着いていたと思いますが、子どもたちのおかげでこんなにゆっくり。その土地の人との交流も楽しみながら動けてとっても良かったです。去年、ここでTシャツいただいたお店の方に会いに行きました。覚えてくださっていて嬉しかったのだけど、もう一軒 、麺屋さんのおばちゃんがお店を閉めてバンコクに行ってしまったそうです。ここにいるからね、って何度も言ってくれたおばちゃん、ちょっぴり寂しいなって思っていたら電話で繋いでくれてかお見れて嬉しかった。人との繋がりを大事にして生きたいな、そう改めて思いました。