日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

子どもたちの遊ぶ場所。

      昨日は子どもたちが誕生日のピザパーティをしてくれました。二人でバスに乗って買い物にゆくところから、ビザ作りまで。美味しかったなあ。。嬉しかったなあ。

 

   大ちゃんが8歳。もう10年もしたらこのうちにいないかもしれません。あっという間ですね。。一緒に旅をできる日々を、もっともっと楽しんで行きたいな。バタバタしていたら、遊びきれぬまま、大きくなってしまうから。

 

   本日はトモエはお休みという子どもたちと近くの公園へ。こうしてほんとーにたまに来るにはいいけど、それですら一日は遊べない。残念だけど、作られて、整備され続ける場所で子どもの想像はあまり生まれないってことかあ、、ってかんじてます。真っ暗になるまで遊んでうちに帰る経験を、私の代からすでにしていませんでした。興味深く遊べる場所も近所にはなくって。子どもたちが自由に行っていつまでも遊べるような場所が昔はあったという話を、おじいちゃん、おばあちゃんから聞きます。

 

    子どもの時間を大切にしたいって思う私でも、正直、毎日毎日、大人は子どもの遊びに付き合いきれないし、監視するように見られてても子どもだって面白くないだろうなって感じます。外に行けば誰かしら、遊ぶ人がいるという環境も今はないですよね。子どもたち、目的なく外歩いてる人、本当にいないですもん。。

 

    そんなことを感じています。なので、この夏はフィールドにたくさん家族で泊まろうと思います。自然の中は本当に遊びが無限大なんですね。そして近くにいればいつまで遊んでいても本人たちの自由なわけで。時々、大ちゃんのお友達も遊びに来てくれたら嬉しいな。お腹が空けばうちの粗食でも食べてくれるでしょうし笑、これから旦那さんが、ドラム缶風呂をこさえてくれるからみんなで入って、寝る!なんだか私がワクワクしてますよー。あ、廃材で色々家具を作ろう。

 

In Japan,children do not have place to play long time near there house.Because they don't have nature.

Long time ago,children played near their house until dark time. They were freedom. 

So we will move to forest.please come here everyone.

 

    オニグルミを小さいノコで切って作ったペンダント。トモエに行くと子どもたちがよく興味を示してくれます。自然は芸術。

 This is wall nuts pendant.I made this.

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    あと、去年作ったよもぎエキス。傷だけでなく虫除けに聞くって聞いたことあるから試しているのですが、このところ急増したブヨ除けに一役買ってくれてる気がします^_^。嬉しいな、こういう方法が見つかると。今年、もうひと瓶作っておこーっと^_^。

 

This is natural medicine for anti mosquito. I made this from wild glasses. This is good in Japan.

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小さな人の心。

      コユが泣きながら持ってきたもの。

「大事にしまって置いたのにくさっちゃったのー。。」

トモエで3週間くらい前にもらった数輪の花のうちの一輪。水を入れた小さな瓶にさして大切におもちゃ箱の上に置いて置いたらしい。悲しそうに号泣する姿を見て、とっても愛しくなりました。

 

「悲しいねえ。。」と背中をスリスリ。すると大ちゃんやってきて、「でもタネがあるよ。」

「え、本当?」うたがいはんぶんでもう一度見てみると、確かに綿毛のようなものが。。とりあえずそれだけ避け、片付けようとすると、ややっ。。カビの生えた花びらの下にたくさんの綿毛。植えてみることにしました。コユもにっこりしてフィールドへ。じぶんでシャベル持って植えてました。出てくるといいな。

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   にしてもびっくりです。切花がこんな風にタネになるなんて。人の都合で切花としてうちらてしまっているけれど、生きてるんだなって教えてもらいました。腐るのは当たり前っていう大人の感覚ではなく、小さな人の心に気づかせてもらったこと。優しく温かい心ってこういうものなんですね。

 

   野草の日々が続きます。

   昨夜は大ちゃんとコユでキッチン占領してエゾネギとワカメを炒めたもの。コユがワカメの袋の裏にレシピがあるのを発見し、このまま作るってじぶんでやり始めたのに参加、ネギと卵を入れようという大ちゃんと2人で考えて味付けまでしたらしい。調理法は大ちゃんが考えた手法。「大ちゃんのマジック炒め。」笑。油なくても美味しくなる魔法の炒め方だそうな。味見をさせてもらったら確かに、うまい。ご飯がススムねー。

   そしてふきご飯。

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タンポポのおひたし。

よもぎ味噌。

 

春だなあ。

日常の中にたくさんの優しさを。

   急に暖かくなった札幌。桜も梅も満開。南区は山と桜のコントラストがすごく素敵。それにこぶしとモクレンもさいて道ばたの雑草さんたちがざわざわと動き始めました。たんぽぽ、ヒメオドリコソウ春一番の雑草の花。

 

    つくしにすぎな、よもぎ、コンフリーもおおきくなりはじめ、息子の手には抱えきれないほどの、笹の子、よもぎ、コンフリー。体調イマイチなので天ぷらやめて、よもぎ団子とおひたしにしようね。

 

   今年は野草のシーズンのうちに野草天ぷらの会でもしようかと思ってます。青空天ぷらってね、楽しくて気持ちいい。おむすびだけ持って来て貰えば、子どもたちは1日でもあそびたおします。木登り、虫取り、草遊び。廃材くみあわせてミミズのアスレチック場。この小さなフィールドでいつまでも遊ぶんですよねえ。でも、いつか山に移りたい。そうすればもっと楽しみが広がるー。

 

    さてさてね、我が家の食材収穫に向けての畑開拓、進めています。瞑想するかのごとく、没頭して。朝ごはん食べないので旦那さんに子どもたちお願いして3時間。堆積した腐葉土避けて、熊笹かって、根を切って。次の日は筋肉痛。

 

    でも気持ちよくてね。熊笹きった山の土はフッカフカのフワッフワ。根っこが耕し、腐葉土が作ってくれた土、なんですね。でも昨日知りました。ここ、何年も前に元の地主さんのお父さんがどなたかが畑をしていたらしく、農薬のタンクやら、ゴミをもやした後の残骸やらが限りなく出てくるのです。でももう何年もだから、その周りで虫が生まれ、植物が育ってる。確実にこの土地を人間でない生き物たちが変えてくれていました。土の手触りが気持ちいい。そう思えるだけに変わるのに、どれだけの生き物が協力してくれたのだろうと思います。

 

    そしてね、燃やした後の溶けたゴミも顔を出します。人が生み出したゴミ。生ゴミはきっとゴミじゃないです。だってね、分解されてなくなるから。それに農薬とかがかかってるから、また複雑になっちゃうと思いますけれどもね。でも人が作り出したものって、不要になったらゴミになってしまうものが多いらしいとふと気づかされました。

 

    石油製品を燃やした後の土で、野菜を作りたくないって思います。時間が経っていてもまだそう思います。せっかく耕したのにどうしようかな、と考えたときにふと自分のことを思い出します。ああ、わたしが今日は仕方ないねーって出したゴミひとつがこんな風に残るんだーと。

 

    そうして、ハッとします。焼却場所で野菜を作りたい人なんていないかもと。だとしたら、こうした自分の行為を見直そうと。もちろん今のわたしにできることはわずかです。だからできることからひとつずつ。そうすれば他にも意識が広がって行くことを私の身体は知っているから。

 

   自分が出した科学的なゴミがどれだけの微生物や植物を減らし、変えて行くのだろうと思ったら、本当に計り知れません。これを排泄物と考えてもそう。農薬や添加物。一物全体食的にはわずかにしか取れない脂質や糖分を集めた、お砂糖や油。これを身体を通して地球に返してること。

 

    先日ある農家さんから聞きました。トマトの糖度を上げるために、畑にお砂糖を巻いているところもあるそうです。えーーーーっと、気持ちが後ずさりしました。でもね、やっている農家さんは生きるために仕方がないのだと思います。わたしたちはおたがいにいきていならねばならない。

 

    でもそんなあれ?と思うようなことが起きているようなのです。やっぱり、あれ?って思うことって大切。それに対して自分に問うことって大切。

 

     今朝、こんなことを教えてくださる、自然療法の先生の記事を目にしました。

私がしようとしていることは、

 

   人にとっても、動物にとっても、植物にとっても、微生物にとっても、良いことか。

   自分にとっても家族にとっても、日本人にとっても、世界中の人にとっても良いことか。

   本当に正しいことは10年後も100年後も1000年後も正しい。

 

のか、考えて選択する。

 

   日常において、この場面ではこうする必要があるということも起こるから、良い、悪い、正しい、正しくない、と考えることを、最近めっきりしなくなりました。でもね、わかりやすくまとめてくれているなあってこの文章を見て思いました。

 

    自分に優しく、人に優しく。自分も心地よく、相手も心地よくか、相手と相性が良くなさそうならお互いにそっと離れるという優しさを持つ。そう、優しさ、かな。

 

    日常の中にたくさんの優しさを。今の私のテーマです。

春ですねえ。でも昨日は寒かった。

   子どもたちとフィールドへ。

 

    道端に生えるつくしを見て、「これおいしーんだよ。」っていうコユがなんだか可愛い。「どうやって食べるの?」ってきいたら「茹でてお醤油かけるの。」。パパが先日作ってくれたとのこと、よく見ていたねえ。と思っていたらパパと一緒にやったそう。台所が大好きなコユ、こうやって一緒にやる中で身についていく、これが知恵なんですね、きっと。つくしは食べるもの、とインプットされたようです。

 

    大ちゃんがお友達を誘いたいというので、直撃でピンポーン!!ケータイを持たないわたしは、直撃で申し訳ないなあと思いながら、昔はこうだったよなあ、きっと、っておもう。無理だったら無理って言ってくれる関係だし、気楽に聞いて見たらいいってだけか、って自分に語り直し、おうちに伺ってみる。ついつい自分の思い込みでなかなかいつでも気軽に誘えない性格なのだけど、旦那がそうしてるのをいいなあと思って居たのでそうして見たら、気持ちいいじゃあないか。。いつもありがとうkちゃんファミリー。

 

    いくーっていうことで、一緒にフィールドへ。こちらはうちのキッズ2人と行く予定だったから負担でもなく、うちのキッズは喜び、お友達のKくんもよろこんでくれ、いいね、この関係。お互いに無理なく無理なくできることだけ。

 

     サンショウウオとカエルのいる水路に遊びに行ったら、返ってました。第1号のオタマジャクシファミリー!!おめでとう、今年はまだ寒いのによく返ったねえ。小さなヒレがまためんこい。他の卵たちも、進化中。胎児だ胎児だ、とまた騒ぐわたし。

 

     本日はまた、山菜もとって。フキの小さい、湯がいてお醤油かけただけで美味しいんです。朝ごはんのおかずがなくて、アク抜き終わったのにおしゅうゆかけてみたらそれはそれは美味しくて。3歳のコユがばくばく食べるくらいなのでオススメです。6月の終わりまで食べられる、って嬉しいわたし。くーっ、やっぱり自然はいいなあ。。

 

     畑を耕してる間、子どもたち3人はキッズワールド。こんなに没頭できると思ってなかったので、ありがたかったなあ。兄弟2人だと喧嘩が絶えないのですが、kくんが間に入ってくれて、気づくとまた遊んでいます。2時間の予定が四時間。熊笹を刈ることから始まった畑づくりは、四時間で、半畳。でもこうして人は食べ物を頂くんですね。

 

   寒くなってきたので、最後に子どもたちが作り出したパターゴルフで一緒に遊んで、楽しかったです。何もないことが遊びを生み出す、これが自然の中なんですね。そして子どもたちが生み出した遊びは結構面白くて、おもちゃは付き合うの苦手だけど、こういうのは結構一緒に楽しめちゃったりします。

 

     寒くなってきてみんな満足したので、帰宅の方向へ。帰り道、ゴルフクラブがわりの枝を大事にお弁当バックにしまうkくん。首には野草のたくさん入った虫かごぶら下げて。オタマジャクシを大事に抱える大ちゃん。疲れて、だっこされ、でも歌歌いながら道を歩く私たち。いい時間だったなあ、とふと子どもたちをみると、春をいっぱい抱えていました。ありがとうね、こどもたちー。。

 

  白味噌完成です。これ結構美味しくて。今度うちの研究所の、「暮らしのおすそ分け」でやろうかな。初めて自分の作った麹で作りましたが、ちゃんと発酵してるー。。感動です。

 

   I made white miso.This is sweet.

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    それとこのあいだみんなで作ったもろみみそ。もろみみそのつもりだったんですが、ひしおにちかいので、ひしお風に改名しますね。ひしおが少しずつ発酵してきていて(またもっと時間経つとおいしくなると思います)、使って見ました。朝は醤ご飯をノリで巻いて。

   I made Hisio.Hisio is also famented food.We ate Hisio on the rice with seaweed.(I want to give this for my loves Thai friend.To A,To pure!!And Magali!!And Casalin!!!)

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    食べ盛りの30代が、畑を手伝うと張り切って三合おむすび持ってったので、夕飯がなくなり作ったご飯。ひしおカルボナーラ。チーズが入ってるかのようにおいしかったです。うちの麺はタイビーフンの太さの違うものを使い分けるんですが、平打ちビーフンで作ったらすごく美味しかったです。見た目はイマイチですが、笑。

 

This is Hisio pasta.Aroi!!(This noodle is Thai rice noodle.)

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    リクエストをいただいたので、ひしお作り、また「暮らしのおすそ分けタイム」でやろうかな。

山菜。

   札幌にも遅い春が来ました。札幌に来て面白かったことのうちの一つ。

 

   雪が溶けた4月。みんなが浮き足だつこと。見るからにみんなの表情と足取りが違うのです。大通公園を散歩してて気付きました。そして大通公園にお花植える業者さんが来て毎週のようにイベントが始まります。そして秋になるとだんだんと物静かになっていったとおもったら、いっきに寂しくなって冬眠状態、笑。だから今は、みんなウキウキ。

 

   もう一つは7月あたりまで夜の8時までなんとなく明るい。だからぼーっとしていたら7時になってたってこともしょっちゅう。うちではこの時期を白夜って呼んでます。札幌の夏は面白い。冬も楽しくて大好きですが。

 

 

    さてさて、我が家の春といえば。。山菜!ふきのとうが終わり、やって来ました。よもぎ、ふき、いたどり。。

 

    そばの畑でふきを取っていたら近所のおばあちゃんに会い、お料理の仕方を教わりました。今夜はまた野菜切れを起こしたので山菜ごはん。歩いて峠を越えて農家さんまで行こうと思ったけどお客さんが来るので、今日はやめてみました。あまり深く考えてないのだけど、旦那さん曰く、片道2時間はかかるんじゃないか!?ということなので試してみたいけどまた今度。車に頼らず生きてゆきたい挑戦です 笑。そんなわけで代わりに山に入ってみました笑。

 

    日曜日、工場もお休みで誰もいない山道。楽しみにしながら行ったけど、やっぱり山は1人で来ると心細くなります。自然の大きさに、圧倒される。けれどこんな気持ちが大切だなあと思います。自分が自然の中でできること、していいことを常に考えて行く必要があるんですね、きっと。

 

     今日はいけてる娘。本当によく笑わせてくれます。本人は笑わせると森がないのがイイ。いつもありがとう。

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それぞれの世代の需要と供給が噛み合った暮らし。

   昨日掃除しながら、ふと思う。久々に玄関先を掃除して、つかの間の一人きり。ああ、1人の時間もいいなあ。旦那さんがいてくれる、けれど今は忙しさの中にもいる。

 

   ほんとは忙しくしたくないんだけどなあ。そう思いながらふっと思う。その前日うちのフィールドのお向かいの畑の方が言っていたことを。多分60代後半の方なのだと思います。にこやかな笑顔が優しい素敵なお向かいさん。

 

   「今年は雪が溶けるの遅かったから暇で暇で仕方がない。」

 

「暇で暇で仕方がないんだあ。」と、ふと気付き目から鱗。「子育て中は忙しいけど今が花よお。」、道端でおばあちゃんによく言われる言葉、歳をとると暇になる人がどうやら多いらしいです。

 

   忙しすぎる子育て世代と、それを過ぎた暇になった(この言い方好きではないのですがわかりやすいので使わせてください。)世代がともに生きるタイの田舎を思い出します。決して3世代が一つ屋根の下で暮らしているわけではないこの村で、子育て世代が穏やかに、にこやかに、過ごせるのは、このバランスが取れているからだと気付いたのです。

 

    おばちゃん達が嬉しそうにいつまでも子どもたちをかまってくれます。だから私たち、母は心に余裕を持って我が子と過ごせる。そしてくどくないここの人たちは、自分たちの頃は、、なんて話をしない。ただただ目の前のうちの子をかわいがってくれる。でも聞きたいことは聞けば教えてくれて、いろんな話を聞きながら、時間を使う。時にはおばちゃんは手仕事をしながら、子どもたちはそこらへんで豚にちょっかいを出しながら。この適度な距離関係もすごいなあと思います。彼らの経験からくるものなのかもしれません。

 

    そんなふうになれているのでしょうね。ここで育った子たちは、日本のような人見知りの仕方はしないんですよね。ここのとこは詳しくは知らないけれど、おいでーといわれると誰にでも抱っこされます。そしてまた、めんこいね〜と言われてバナナをお土産もらって、、と行く場所行く場所でこんな感じです。

 

    そして高齢者ゾーンにはいっててしかも女性でも、1人で竹を担いで山から帰ってくるんです。生涯現役でポックリ生きたいって、言葉を聞くけど、こういうことなのかなあ。。。まあ、この田舎にも今は病気で亡くなることもあると思います。けれど、生涯現役で生きているって素晴らしいと思います。

 

    老後はのんびり。。というけれど、現在老後を楽しんでるはずの方からは、老後はのんびり楽しいっていうより、暇でって話を聞く方が多いから、暮らしの中にそういうことがあった方が良いのかもしれないなあって感じています。

 

   そうして働いて、タイの老後の人はみんなでご飯をワイワイ食べて楽しんでるのだろうなあって。

 

    村の中心部の街暮らしの人は、お店に集まって井戸端会議を3時間も4時間もしています。なんせそのお店が年中無休で、あさ6時くらいから開け始め、夜の8時くらいまでやってる。おまけに休憩時間も設定していないくらいなので、昼寝時間は井戸端会議に来たおばちゃんに任せて、5人くらいで店番していて、面白いなあと思います。でも無理なくていいなあって思います。

 

    今の私たちの忙しさと、高齢の方の時間を足して2で割ったらちょうどいいのかもしれないなと思います。ちなみにうちのフィールドのお向かいさんは、雪が溶けた途端に、物置が必要なんだと3畳ほどの物置小屋を建てていました。物置欲しいなあと私たちと話してからたった2日で建てた小屋。その行動力と速さにすごいなあと思います。隣の市販の物置と比べてしっかりしていて断熱入れればきっと住めます。昔の人の生きて来たお知恵なんだろうなあ。

 

    なんでもやっちゃうんだわと一服しながら話すお向かいさん。自分でできるって楽しいなあって思います。こういうことを見せていただいて、また一つ、世界が広がったように思います。好きなことはやってみよう。自分でできるようになってみよう。

 

   やっぱり私にとっておじいちゃん、おばあちゃんの姿は学びになることが大きい。人生の先輩です。これからもたくさんお話ししてみよう。そうすることで人との関係を作る力を高めてゆきたいし、せめて自分の周りから安心して生きられる暮らしを作ってゆきたい。そう感じています。

 

   昨日のお昼はよもぎでおむすび。今年の初物。あっという間になくなりました。

This is wild glasses.I made rice ball with this!

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森のヒーリング。

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   ふき、イタドリ、よもぎ、わらび、ギョウジャニンニクくらいしか知らないわたしのせかいを広げたくて行ったイベント。今回の講師の方は山好きが高じて、木々や花が好きになった方で、好きなことをしていくうちに世界がもっと深くなって行って、自ら学んで得た知識だそうで、たくさんの面白いこととともに私たちに山菜や山で暮らす者達について伝えてくださいました。この方もとっても素敵な方でした。

 

   こうして山菜を学びにいくことを超えて、その方の生き方を学ばせてもらう。そんな機会をいただいたことに感謝しています。今日は大ちゃんと行きましたが、大ちゃんに負けず私も日々学ばせてもらっています。いろんな方の生き方から。

 

   こちらは山菜。ギョウジャニンニクやいらくさ。

This is wild glasses.I am learning about this now.

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   こちらは木々。よく見えないけど、木の枝に顔がついてるんです。面白い。こうして楽しむんですね、知らなかったなあ。自然の中は日々変わっていて、本当に飽きません。町暮らしは買い物に行くか食べるくらいしかやることない私でしたが、こんな暮らししてたからジムに通う必要も出てきたんだなあってかんじています。なんだか、生活するために稼いだお金を、こうして使っていたのだけど、何もやることがなくなるとなんかしないとならない感覚になり、ゆっくり自分と向き合う心の余裕も持てなかったな。喫茶店にいってもそういうことにきづかなかったのは何故だろう。。

 

   This is new leafs. We can cook tempura.

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    きっとこれは自然のヒーリング効果なきがします。自然の流れの中で生きていると、昼寝したくなるし、夜は暗くなったら体が眠りにつく。食べ過ぎると午後の農作業ができないから食べ過ぎないし、何より、自分で育てたり、山の中で育つ植物を見て無駄には食べたくないとおもう。肉にしてもしかり。

 

   私は自然のそばで生きていたいんだなあと思う。そしてそれぞれの人が自分のぺースで生きられたら、うつで苦しむ人も減るんじゃないかなあって。病は自分に合わない暮らし方をしてることを、身体が教えてくれてることなのかもしれないなあって感じる今日この頃。わたしの甲状腺の病気もそうだったんだと思います。だからこれも自分の一つ、苦しみを引き受けてくれた甲状腺を、大事にして生きたいと思っています。いつか、甲状腺が楽になってくれるように。身体と、ここに住む微生物が、調和して楽しく生きて行けるように。

 

   ふと、きのう、玄関先を掃除し1人になった時に、思い出しました。掃除は瞑想効果。自分に余分なものも吐き出してる気がします。だから掃除をするとスッキリするのかな。

 

    しなくちゃいけない、のではなくて、したいからする。最近、掃除しなくちゃーになっていたので、それをふっと思い出しました。したいからした、玄関先の掃除の後、ここ1週間続いていたモヤモヤが消え、穏やかに過ごせるわたしがいました。きっとこの掃除は、玄関先ではなく、心を掃除したんだろうな、と感じています。忙しさの中では、きっと、そうはできなかったろうな。心が軽くなり、また嬉しい日々が戻ってきました。ありがたやー。

 

   森はわたしを子どもにしてくれます。子どもらしい子ども時代を過ごせなかったわたしにとって、子どもになれる時間は大切な時間。山の中で息子を突っつき、知らないことを、なんで?なんで?と聞きまくったわたし。帰り道、送っていただいた友人家族とキャーキャー騒いぎながらかえってきてしまいました。テンション上がっててごめんね。

 

    こうして大人をしながら子どもをさせてもらってます。なんで大人って言葉があるんだろう。子どもって言葉があるんだろう。生きてる上では繋がっていて、経験も人それぞれだから、この区別は必要なんだろうか??そう思う今日この頃です。

 

   We cooked tempura.

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