日々は優しさで溢れてる。

心に傷を抱えてきた幼少期。我が子を授かり、それに苦しんだ。けれどもね、山が教えてくれたの。いきてる価値は誰かが決めるもんじゃない。自然は平等に、生きるための恩恵をいつも与えてくれてた。生きることの喜びは自分で感じていくものだから。そうして今を生きることを積み重ねてる。

八百屋さんで買い物。

     久々に買い物へ。先週、3ヶ月ぶりにスーパーに行って、プラスチックバックの使用量に改めてびっくりしました。野菜はほとんど袋に入っているし、キノコはプラのパックを使用。納豆はそれに帯までついてる。

 

   サハイナンで竹の籠を持って買い物に行っていたので、この1週間でたくさんの量にプラゴミの出る生活が、心に引っかかるようになったのです。。そして考えてしまうようになりました。これはどこへゆくのかと。自分のうちのそばにあったら嫌なはずのゴミ焼却場へ。ゴミを人に押し付け、燃やした時に出た化学物質は大地に流れてゆく。軽くなった自分の身体に戻り、子どもたちの生きてゆく大地や空気を汚す。リサイクルされるものですら、加工途中にこういうことがすくなからずおこるんじゃないかとおもうんのです。(今年はゴミがどこにゆくのかを自分の目で見て知りたいなと思っています。)それが毎日続くことにびっくりしたのです。そして原発事故の時のようなショックを受けたのです。私は毎日当たり前のようにゴミを捨てているじゃないかと。

 

   こんなに豊かな自然。まして日本は本当に豊かな緑の島。こんな便利になった今でさえも、自然は私たちを守ってくれてる。もう、壊したくない。強く思いました。自然無くしては食べ物をいただくことはできないだろうと思っています。それがあるから笑顔になれる。私がやりたいこと、できることを、実際に行動に変えてみようとおもいました。

 

   なので、今週はスーパーを辞めて八百屋さんへ。なんのご縁か、たまたま本屋さんでちらっと見た本に、自然栽培に力を入れている八百屋さんを見つけたのでそちらに伺ってみました。札幌市中央区耕世さん。野菜は、15品くらいかな。なるべくこの時期、道外産もありましたが、道内のもので我が家の家計に合うものを選びました。値段を気にせず選びたいけど、今はそうもいかないので、手の届くものを、ばっかり食べ。大根2つとごぼうさん。私が手にしたものは全て自然栽培でした。大根はすがはいっていそうだったので、店主さんに伺ったら、少し入っているけど、煮物にすると味が馴染んで美味しいよ、とアドバイスをくださり買ってみたら本当に美味しくて、いいですね。きっとスーパーだったら捨てられてしまう。けど、こうして本音できいて信頼してかえば問題ない。生産者さんが大事に作ってくれたものだから。食育とかの経験って食べ物にあふれている今、子どもではなく、大人が必要なのかもしれません。いい経験をさせてもらいました。

 

   店主さんに30年ものの梅干し番茶の試飲を頂きながら、少しおしゃべり。私がサハイナンから帰り、常に思うこと。自分の毎日の暮らしが大地を守れたらいいなと本気で考え始めたことをお話ししたら、店主さんと話が合い、心強かったな。自分の身体のために、お母さんとして家族に中で元気でいるために、まずはそこから。そして自分が幸せをいただいている自然というものを未来の子孫の幸せのために残したいから。何が幸せかは人によって違うと思うけれど、自然があることと、人との繋がりが胎児の時からあること(胎児の時から守ってくれる人が親だけではないという環境ってかけがえのない幸せだと思うのです)は、多くの人々を幸せにしてくれるのではないかと感じています。なので日々の行動に変えたいと思って始めてみました。

 

   ちなみに耕世さん。野菜はプラバックに入っていたけれど、冬だから泥ものの管理とか大変なのかな。種類がたくさんありすぎないで選びやすかった。そしてキュウリやトマトなど季節外のものは置いていなかったのも、大事だなって思います。シンプルですごくいいなと私は感じました。私は今はシンプルが好き。手のこんだものではなく、シンプルに食べ物をいただけば、料理するのも楽。家事が楽になります。私は料理が好きだけど、身体は手のこんだものでない方が、身体も家計も楽なんですよね。食材にお金がかかる分、シンプルにする。だから最近はシンプル料理で楽しもう、そう思っています。食材も少なければ、運ぶエネルギー量も少なくて済む。1つ変えるといろんなことにつながってゆく。おやつもケーキよりもフルーツ。私の場合、かもしれませんが、手のこんだものになれると、欲しくなってしまうんですよね。ケーキ、クッキー、オムライス、チキン南蛮。。。。どれも好きでした。でも今は晴れの日ご飯。小麦粉食べると腸の調子も変わり、お通じも無くなってしまうことを知ったし、身体の変化がどこかに出るんです。

 

    とは言っても、子どもと違って私の身体は、複雑な食べ物に慣れてしまっているので少し、三年くりかけてむりせずに。子どもたちは、スムーズです。手のこんだ食材を必要としなくなった分で、丁寧に育てられたフルーツを買うようになったら、それで納得してくれています。その方が、子どもたちが大人になっても、いろんな執着にならず、かえって、じゆうだなって自分の経験から思います。

 

    とは言っても、日頃の生活で気をつけることであって、お友達が手作りのおやつを出してくださった時はありがたくいただいています。でもこうして身体の変化を経験したことで、身体を観察することができるようになってきました。だから、今は、いつ病院で診てもらおうーって不安になることがなくなりつつあるなあ。

 

    そんなで買い物、八百屋さんと隣の小さなお店ですませ、買い込まず、悩まず、子どもたちを付き合わせず、お互いに良かったです。

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耕世さん。ほら、迷わない笑笑。こんなお店を開いてくださっていること、感謝です。

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冷えの改善。人間の身体の力を信じること、観察すること。

   帰って来て1週間。大ちゃん久々の風邪からくる喘息。浣腸してバッチフラワーレメディーのんで背中をさすって様子を見ています。金曜日から喉が痛いと言い始め、土曜日は辛いよう、と言いながら過ごしたものの、浣腸と漢方で様子を見つつ、私が心穏やかに付き添えるようになったからきっと明日は良くなるわーと言いながら経過を見守りました。家事は簡単になるべく背中をさすって付き添いながら過ごした一日。辛そうでかわいそうだったけれど、本人が本当に吸入に行きたいというまで様子を見ようと決め、ただ緊急事態には対応できるよう変化は見逃さずにおりました。

 

   大ちゃんは、喘息の時、布団に横になると苦しくなるというので、埃かなあ、と想定して、居間にタオルを敷いたり、1日一度は外に出ないと持たなくなった私に付いてフィールドにおんぶで行ったりしながら(もちろん超防寒です。でも埃から完璧に逃れたのは良かったようです。)、とそんなことはしましたが。

 

   三十八度あった熱はそれ以上上がらず、日曜日を迎え、様子を聞くと、だいぶ楽になったーと言ってくれました。まだ胸の音はヒューヒューしますが、私自身がお医者様に行く不安を抱えず(本人が苦しいといえば、いつでも行けるように構えてはいましたが)、本人の様子と身体を見ながらゆったりと過ごせたことが良かったのでしょうか。本当に1日で楽になり、良かったー。私が変われば、つながりの強い長男のアレルギーも変わって行くから、と言ってくださったホームドクターの言葉を信じ、今回はどっかりとかまえることができたのが良かったのだと思います。ありがとうございます、先生。当事者の身体の変化、訴えを聞いて判断する力、いつもは母として不安で揺れてばかりいた私ですが、今回のタイ暮らしで経験したこといかせました。蜂に刺されたり、痛みの強い虫に噛まれ2日間歩けなくなるほどの痛みを抱えたりした状態を、観察のみで過ごし、人間の身体が緊急事態に対応できる素晴らしい能力を持っていることを自分で経験し、信じることができたから。そんな訳で昨日は元気になった大ちゃん、熱があるし、胸の音もするのに喧嘩するくらいのげんきっぷり。良かったー。

 

    そして今日は自分の身体についても記録しておこうと思ってます。札幌に帰って来て毎日2時間に及ぶ雪掻き。こゆがうまれてから、三年、雪の中に出るだけで辛くて何もできなかったのに、今週は気づいたら2時間経ってる!!こんなに動けたのは三年ぶり、かそれ以上。楽になって初めて自分の身体と心の変化を感じられました。タイとは気温差30度以上なのにだるさが1日単位で出たことはなく、二回ほど、「ま、今だるい、、」という程度。そして「これは冷えだな、」と理由も想定でき、案の定お風呂から出る頃には忘れていたくらいの軽さ。

 

    そしてもう一つ。20年は悩んでいただろう冷えがすごく軽くなったこと。雪の中に出ても身体の芯から寒いことがなく、雪掻きを始めるとすぐ汗をかくようになったのです。(そういえば小学校の頃から私、汗かかないな、と思っていたことがあったなあ。)20歳を過ぎ、運動をしてみたり、冷えとり靴下を履いてみたり、生姜をとってみたりしたけれど年々寒気はまし、おまけに甲状腺機能低下症も手伝ってか、ここ三年はエアコンくらいの暖気ではゾクゾクして自分が何の異常を抱えているのか不安でした。石油ストーブだとじんわり暖かくしてくれるのだけど。それが今では寝る前の足の冷えすら不安じゃないのです。湯たんぽ入れても温まるのに1時間はかかり、おなかから湯たんぽ当てるか、足から当てるか悩んでいたのに、今は湯たんぽすら使わないです笑笑。

 

   なぜ、何をしても冷えが変わらなかったかというと、身体が疲れていて暖かく感じるだけのねつをつくれなかったから。タイに行く前、おせわになっているごしんじょうの先生が、ごしんじょうをして頂く度に変わる自分の変化を呟いた時にこう言ってくださっていました。一つ例をあげますね。ある時、「今まではいくら決心しても部屋が片付かなかったのに、今は頭で段取りつけなくても片付くのです。」と驚きながら伝えたら、「今までは身体が疲れてできなかったけど、疲れが取れてよゆうができたのよ」と。

 

   何をしても冷えが改善しなかったのは、それだけのエネルギーがなかったから。その答えを自分で見つけ、深く納得しています。だから今、お砂糖を控えている効果も出てくれているようで身体が楽になり、顔色も気分も変わったのだろうと思います。

 

    それを経験したから今は何でも無理しない、欲張らない。食べることに執着しがちな私なので、家族の了解を得て、食材も足りないくらいがちょうどいいことに気づき、買い物もほとんどしないでみています。ご飯と幾らかの野菜、果物があれば子供たちのおやつまでカバーできてしまいますしね。とりあえず今はそれがちょうどいい、そうして今とバランス取りながら暮らし始めました。

 

    とはいっても、ここ2日ほど甘いものを口にしたくて仕方なくて、自分であんこ炊いたりしつつ、ちょっとお腹いっぱいモードが続いています。そんな時も無理して我慢せず、今はこのペースで。多分ですが、ジャングルから街に移ったことを身体がストレスに感じてるのかもしれないなと想定しています。こことどう向き合って行くか、考えつつ、身体と心が納得いく方向を今は見つけていきたいと思っています。

 

   食べ続けると苦しくなって後悔するので、おやつを買ったり、喫茶店に行く作戦は無しで、身体を動かしたくて仕方ないのでそれを採用。そんな訳で、毎日一回フィールドにいって雪はね断熱壁作りをしているのです。旦那さんの実験に協力もできるし、一石二鳥。子どもたちも好きに遊んでます。

 

抜けるような青空。 

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こんな風に寝転がって取りました。

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大ちゃんも!!コユはなぜか傘。

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大ちゃんがあちこちに作った尻滑り台。

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普通の日々

    今日は久々にお世話になってる自然療法のクリニックへ。札幌に帰って4日、毎日雪断熱のための雪積み上げをしております。1日2時間。去年と一昨年は雪の中に出るだけでヘトヘトだったのに今年は体の芯が暖かくて30分ほどで汗がかけるのです。こうなってみて初めてわかる身体の変化。久々に伺って第一声がこの報告。ノンストレスで、ノン不安で3ヶ月過ごしたことが大きくて徐々に徐々に癒されて、身体を動かせるようになり、体力につながった気がします。そう思うと今までの日常はストレスフルが当たり前の感覚で、ストレスやだなーとおもいながらそれに対する作戦を現実的に、行動に移すための策を考えたことがなかったなあと感じます。

 

   ストレスを発散することで逃そうとして来たので、旅行、外食、スイーツ、愚痴で飛ばせると思って来ました。でもそれっていつだって一時的で、結局同じことを30年も繰り返して。今は日常を穏やかに過ごしたい、過ごそうと思うようになったから、コユが意地を張ってイラっとしたときも、おお、そうじゃなかったって思ったら、穏やかに伝えることができ、コユも聞いてくれてこの場がすぎて行きました。その結果、その時間全てがストレスではなくなったから不思議。

 

   昨日も雪断熱の壁作り。夕方から始めたから子どもたちが帰りたーいという頃には外は真っ暗。雪灯りが綺麗でその景色を思わずぱしゃり。この寒さでもこの景色に心癒され、気持ち良く過ごせています。そしてこの時間でもこれだけ身体を動かすとポカポカ。

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   旦那さんが作ってくれた丸窓、お月様のようで可愛くて綺麗で。外から見ると本当に絶景です。

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食材のストックをやめてみることにしました。

   帰って来ました、札幌。帰って来た次の日からフィールドにて雪はね、生活。ありがたいことに今年は暖かい。身体が全然辛くなくてありがたい。まあ、こんな感じではありますが。

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    まずは雪はねとフィールドの小屋を雪断熱のために、雪で覆います。やり始めたら黙々とはまり、2時間近く。子どもたちも夢中で遊んでくれるから自分の時間。疲れたらやめようと思っていたのに身体が動いてくれる。一年前、甲状腺機能低下症がわかり、治療を始めて一年。今でも走ったら息切れするから実感なかったけど、サハイナン滞在のおかげで体力ついたみたい。。毎日畑づくりに山歩き。キッチンやトイレに行くために山道を歩いたことで少しずつ体力がついていったようです。今年は無理せずいったのでこんな嬉しいことがあるとは思わなかったのですが、動くこと、身体を使うことって、大切なのですね。もちろん、今までの疲れが蓄積して病になったと思うので、毎日8時間は布団におりました。雪はねにはげむいまもそう、寒いので10時間は休んでいます。

 

    そして帰って来て3日間、農家さんにお願いしたお米が届くまで、うちにあるもので繋ぎます。ストックを持って生活をして来た私ですが、この感覚を手放してみようと思ったのです。安い時に、といってはまとめ買いし、ストックがないと心配と言っては買い込み。。本当になくなることがないので必要以上に食べてしまう原因でもあると感じたのです。なので今、必要なものだけ、シンプルに手元に置いていってみることにしました。そうすることで私にとって本当に必要なものが見えてくるかもしれないので。

   もちきびとお豆と米粉麺、昨日いただいたジャガイモで丸2日を過ごします。この時は、白花豆と雑穀。醤油かけたり蜂蜜かけたりしていただきました。

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   後はジャガイモ蒸して、お味噌やハーブソルトでいただき、具なしのお味噌汁、笑。手前味噌ですが手前味噌だから具なしでも大満足。家族で味噌汁好きの我が家です。そして夏に仕込んだトマトソースで米粉ヌードルスープ。小腹満たしにお土産に買ったココナッツミルクを雑穀コーヒーに入れて、みんなでいただきました。そうして過ごした二日間。主食がなくなって、届いたお米をありがたく炊きます。今日は久々に玄米ごはん。おかずはシンプルにお味噌汁と、納豆とキャベツに味噌ディップ。

 

    コユが手伝いたいっていうのでキャベツをほぐす仕事と、ちぎってお味噌汁に入れるのをお願いしました。後は明日用にヤーコンの味噌漬けつくり。皮をピーラーで剥いてもらって本人大満足。私も簡単なことしかしてないので急ぐこともなく、お互いにハッピー。シンプルっていいなと思いました。これから基本はこうしていこう。その方が食べすぎなくて済むので自分にとってもようのです。以前よりぐっとシンプルになり、いろんな意味で楽になりました。

 

   朝からトモエに行くと言っていた大ちゃんように近くのコンビニでパックご飯をゲット。お弁当の材料も全くなかったのでならばシンプルなものを買ってくればいいか、と。本人のリクエストの手作りの梅干しとゆかりを持たせると、初めてのレトルトご飯に上機嫌。たまにはかってきたご飯だけでもいいよね、と私の思考もシンプルになりました。

 

    夜もフィールドへ。コユがフィールドで晩御飯にしたいというので暗くなる頃、出かけて行きました。私は夕飯抜いたのでせっせと雪断熱ののための雪積みをします。雪灯りが綺麗な雪国の夜。寒くなって来た時間ですがこれだけ動いたので暑いくらい。今日も気持ちよく身体を動かしました。地面に足をつけて過ごせることの気持ちよさを、少し元気になった身体で感じます。身体が元気であること、何より大切だなあ、とつくづく思います。昨日と今日、家族に怒ってもいません^_^。そんな幸せ。それを教えてくださった我が家のホームドクターに心から感謝しています。

 

    雪断熱の写真、夢中になり撮り忘れたので明日取って来ます。今週末でも子どもたちと絵の具でここにペイントしようと考えてます。楽しみがたくさん!自然の中にいるとワクワクが広がるなあ。

そして札幌へ。(タイ暮らし日記最終日)

   明け方5時に仁川空港に到着。トランジットして待合の椅子で寝ます。そして七時、朝ごはん。キムパを食べました。玄米を使って無添加で作ってくれているみたいで、3本買ってみんなでいただきます。

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   そしてひとしきり遊んで飛行機へ。ここまでくると日本人がいます。久しぶりに日本人の会話を聞きちょっと新鮮。でも私たち、すっかり英語とタイ語の脳になっており、家族でもコップンカー、とサンキューとくちずさんでます。

   

   コユのフルーツミール。私はローベジタリアンミールにしました。サラダとフルーツで美味しかったけれど、水分が多かったのでしょう、おトイレが近くなってしまいました。でも体調に合わせて予約でいろんな希望に応じてくれるので、家族の体調を見て選べるのでありがたいです。我が家はケチャップ、マヨネーズ嫌いの大ちゃんもいるのでキッズメニューは食べれないので。

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    そして3時間ほどで札幌へ。帰ってきたー!!!日本語がたくさん聞こえる。なんだか懐かしい。そして荷物を絞り、新しい服を買い足さず、真っ黒になった服を宿に行くごとに減らしていったおかげでびっくりするくらい軽くコンパクトになり、空港を出ました。慣れてきたなあ。

 

    千歳からは空港バスでうちの近くのホテルまで向かいます。チケットを買ってバス停に行ったら、バス乗り場のおじさんに英語で話しかけられました。日本語で話してるのに。「バッゲージ、ここね。バッゲージ。」、そしてトイレに行ってくる、といった旦那さんに、「ノーノー、バスくる」。大爆笑しながら「日本人です、おじちゃん。これから自宅に帰るところだよ。」と伝えます。私たちですらだいちゃんがタイ人にみえるくらいだからそれは仕方ないですよね。でもうけました。

 

    バスを降り、今日の段取りを考えて、贅沢だけど外食することにしました。うちを暖めて、雪はね、バッテリーが上がってるだろう車の修理、バックの片付け。。。夕飯の材料買って作っていたら子どもたちが耐えられないだろうなあと。そしてホテルの料理屋さんでランチ。定食を4人で頂き4000円。わかっていたけど高いなあ。。食べ物の安いタイは500円もあれば済みます。豊かな風土が人々をさらに豊かにしてくれているのでしょうか、食べていきなーと声をかけてくれる人もたくさんいるし、朝の托鉢で村の人々がお坊さんに食べ物を渡すのですが、それも多かったら食べ物が欲しいとお寺に来た人にあげるのだそうです。それでも余ったら猫、犬に。野良犬の多いタイですが、そうされているからお腹が減って飛びついてくることもありません。命を大事にしあってるなあと感じます。

 

   こんなにお金がかかるとなると、日本では確かに厳しいなあ。食料自給率が低いからなのかな。こんな風に食べ物と家賃のために働く日本と、タイの田舎の違い。食べ物があれば不安にならないでしょう、とパーマカルチャーの大事さを口にした村長さんの顔を思い出します。本当に生きるにはまず食べ物、そうかもしれません。豊かな気候の国なのにこの自給率は勿体無いなとおもいます。

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    今回の滞在、もちろん日本の素晴らしさも感じました。日本人の繊細さと誠実さがあるから、パンや洋食など外国の食べ物も美味しく作れ、新しい文化が生まれ、工業技術、サービスも素晴らしいと思います。ただ働く上で、暮らす上でもっとイライラせずにいきられたらもっと楽だろうなあ、、とそれだけは思いますが。

 

 

   ここでたべたメニューを選ぶ時に見たもの。シンプルになって来た私の心が揺れました笑。どれもこれもたべたいと。

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   こんな綺麗に写真撮ってあって、季節ごとに新しいメニューが生まれて。タイの屋台はメニューは文字だけで、外食も特別なことではありません。みんなそんなに商売っ気もなく、ソムタムやに麺があってソムタム麺おいしそうだねっていっていたら、勘違いした店員さん。あっちに麺屋があるからパッタイ食べたかったらあっちにいったらいいよーといってくれる親切さ。人を羨ましがることもないようです。欲に慣れて来た私、これじゃ悩んでも仕方ないよなあ。。アパートの90歳になる大家さんと蕎麦屋に行った時、大家さんはなんも迷わず決めてました。そういう時代に育ったからなのかなと感じます。必要以上に情報集めない方が自分にとって楽だなあと経験通して感じています。

 

    そうしてうちに帰って、暮らせるようにうちをととのえておやすみなさい。久々のお布団、ありがたいです。

 

 

   

 

   

浦島太郎の私。(タイ暮らし日記86日目)

    今日はいよいよ国際空港。3ヶ月もここにいたのですっかり浦島太郎。そして去年もでしたが、森にいる間はなぜか札幌ライフが想像つかないのです。帰ったらどんな暮らしするのかな、どんなことしたいのかなー、私。少なくとも忙しく暮らすことだけはしないだろうと思います。

 

    この移動は小さな引っ越し。自分の好きな環境に身をおく暮らし。なので暮らしの荷物はこれからもっと減って行くでしょう。物に囲まれることが望む暮らし方ではないということがわかったシンプルな暮らし。欲しいもの、食べたいものはきりがなくて、でも今の我が家はそれを満たす収入源を持っていません。今日も食事の後、チョコオレを飲みたくなったものの、私には別腹はないのでお腹が空いている時にしようと自分に話しかけます。無理や我慢はしたくない。けれどいろんな角度から見て、何をしたいか、何を選択して行くか。気持ちは満たされても、胃が苦しくなってしまうので、ならば飲むのをやめて、どうしたら気持ちが満たされるだろうと考えます。いつも自分と向き合う日々です。

 

   ちなみに今日の朝ごはん、おかずかけご飯。タイでは主流のこのメニュ〜、旦那さんは毎週サタデーに食べていましたが、私は初でした。食事の量が去年より減ったので食べる機会がなかったのです。タイのご飯って薬草をたくさん使っていて美味しいのに残念なことに今はほとんどのお店でMSGを使っているので、お財布にも身体にも優しくなりました。今日は最初で最後なのでぐんと豪華に三種盛り。コユはあまり食べないのでご飯と目玉焼きを取り分け。MSGも取らなくてすむので、これに大好きなココナッツジュースの朝ごはんです。

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   大ちゃんもサタデーはお昼はカオニャオ飲み、夕飯は好きなものをマーケットで買うスタイルだったので、この日は張り切って。私に似て、これはどんな味するんだろうと興味があるので食べて見たいものがいつも色々あるようです。角煮がとろけるほど煮込んであるけれど、おやつのように甘くて最後は残してました。

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  この日は国際空港に移動して夜9時45分のフライト。子どもたちが空港で過ごすにはハードすぎるので空港のそばに安いホテルをとって7時ごろまで過ごします。街の中は暑すぎるし、ちいさいコユはゴロゴロしたり座ったりする場所が必要なので功をそうしました。空港で食事代と休憩のカフェ代を考えたら同じくらい。昼は屋台で買って、暑いのでほとんど室内で過ごしました。街の中で小さな人たちが飽きずに長居できる場所もないのでいい選択でした。

 

   大ちゃん、葉っぱが食べたいと自分専用サラダをゲット。コユにも分けてあげています。キャーキャー言いながら楽しむ2人。こんな風に兄弟でのやりとりがぐんとふえました。かわいいな。

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    そうしているうちに火は暮れて空港に出発。出国後、売店を見たくて私だけ別行動でウロウロ。1時間くらいしてそろそろ搭乗口に行こうかなと向かい始めると、大ちゃんが半泣きで旦那さんと現れます。聞くと、「ママは時間にゆるすぎるからきっと乗り遅れる。帰れなくなったらこまる。」と、心配してくれていたそう。「大人だからいいよー。」という旦那さんに必死に伝え、搭乗時刻の1時間前になったら迎えに行く、と決めてくれたそうな。確かに時計ないなあ、そろそろ行かないとかな、くらいのアバウトさでおりました。母ちゃん、試食なんぞしておりました。わたしのこと、よく分かってる、心配かけてごめんなさい、大ちゃん。

 

    そして9時をすぎるとさすがにコユはうとうと。外に出れずとも大ちゃんとマックスで1日を楽しんでたものね。毎日楽しんで生きてるっていいね。

 

    飛行機に乗って出た機内食ビビンパ。あまり美味しい機内食に出会えないけどこれは美味しかったなあ。コユはまたもフルーツミールです。大ちゃんもキッズメニューは予約せず大人メニューに。キッズメニューはーハンバーガーとおやつとゼリー飲料なので避けてます。せめてお米があればいいかなというのと、選ぶのも楽しいかなと思い、大人メニュー。しっかり楽しんでくれてました。f:id:yurukkosae:20170306193344j:image

 

    気づいたら4人で着陸直前まで爆睡。移動も上手になってきたかな。後ろのおばちゃんがちょっと賑やかだったけど気にしないでねれるようになりました。楽になったなあ。

 

   

 

   

シティとはいえ、微笑みの国。豊かさってこういうことなのかな。(タイ暮らし86日目)

   今日はいよいよバンコクに向かいます。タクシーでナーンの空港まで行って、そこから飛行機でバンコクへ。

 

   最後の朝マーケットで恒例のチェンマイソーセージとチリとカオニャオを買います。あと枝豆も。市場のおばちゃんにも来年またくるよーと伝え出発。ありがとう、この街。ここの人たちの顔と優しさに触れた2年目、ここはすっかり私たちの故郷になりつつあります。

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    空港にて。荷物の関係上、お土産はわずかですが、今年は綿の布を買いました。子どもたちのタイパンツを夏用に作る予定。三年くらい着れる形にしたいな。タイの服、化繊が流通しまくっていて、民族服と、お土産用くらいしか綿を見かけないんです。残念だな。飛行機に乗る人々はビシッと綺麗な服を着ていますが私たちはいまだ真っ黒、笑。

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   そうしてバンコクへ。タクシーで安宿に向かうのですが、すごい渋滞。さすがシティー。。。田舎は移動に時間がかかりますがスイスイ、シティは近いのに時間がかかります。東京から札幌に引っ越した年の、GWのことを思い出します。

 

    ついた宿は団地の6階。この団地群がすごい。周りの道路も全てコンクリート。コンクリートで覆われると分解されないからでしょうか、ゴミと排水が目立ちます。こんな話をしながら、うちの中で収まりきらない子どもたちのエネルギーを放散しに、散歩へ。この暑さもコンクリートだからかな。超大型フードコートを見つけ、まずはちょっぴり贅沢な水分補給。マンゴースムージー。英語で値段を教えてくれたお兄さんに、タイ語で 「ナムターン マイアウ。」、砂糖なしで、というと、にっこりタイ語で返してくれます。一気に和んで嬉しかったな。

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   ここでの物価はナーンの2倍。シティだし、超大型団地群の中ですものね。でも通り過ぎる人々が忙しそうでなんだか寂しい気もします。とはいえ、タイのお国柄でしょうか、微笑みの国、と言われるだけあって、ゆっくりと買い物するとにっこりと対応してくれる店員さん。笑顔は安心と幸せを感じさせてくれるツールですね。私もそうありたいです。

 

   旦那さんと子どもたちの夕飯。おかずかけご飯とサラダ。私は近頃よく食べていたので今日は夕飯抜きました。このフードコート、美味しそうなものオンパレードだから、ちょっと名残惜しかったけど抜いてみたら身体が楽でした。明日の朝、美味しく食べよう。

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    ありがたいのはキャベツとタイハーブ取り放題。薬草を普段に取り入れてる文化って素晴らしいなあと思います。

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   大都会、散歩したけど子供達が過ごす場がなく持て余してます。自然はかぎりのない遊技場ですねー。